新卒1号。失敗から学んだ、人として大切な3つのこと 読み込まれました

新卒1号。失敗から学んだ、人として大切な3つのこと

2025/1/6

ストーリー

開発部 調査室

宮本 昂汰

Kota Miyamoto

大学4年時にインターン第1号としてジョインする。30人のアルバイト組織を作り、1ヶ月で渋谷の2万法人のポスト撮影を行った。2021年10月より新卒で当社入社。

2020年12月、大学4年時に初の従業員としてシンプルフォームにジョイン。30人のアルバイト組織を作り、1ヶ月で渋谷区内に所在する2万法人の郵便ポスト・館銘板の撮影を伴う現地調査(渋谷区2万法人現地調査プロジェクト)を行った。2021年10月に初の新卒正社員として入社し、以降はデータ収集や新卒採用、新規事業を担う。

今回は、学生インターン時代から、入社4年目の現在までの振り返りを綴ってもらった。


年表

2020年10月:シンプルフォーム設立

2020年12月:週7時間程度のアルバイト勤務を開始。当時のシンプルフォームは田代・小間(※)の取締役2名のみであり、最初の従業員に

2021年4月:ほぼフルタイム勤務へ転向。「渋谷区2万法人現地調査プロジェクト」を率いる

2021年10月:初の新卒正社員として入社。データ収集を担う調査業務に打ち込む

2022年2月:入社2年目、新卒採用を見据えた「長期学生インターン」の採用活動を主導

2023年10月:入社3年目、「新規事業」を開始

2024年10月:入社4年目、「調査室」立ち上げ


田代:代表取締役CEO。2020年10月にシンプルフォームを創業。
小間:取締役CTO。2020年12月より現職。


シンプルフォームに入社し、まる3年間が経過しました。この3年間で得た、特に大切にしている3つの学びについて、振り返りを行いたいと思います。

1.それは自分が言いたいことなのか、言うべきことなのか

インターン時代、多くの人手を要するデータ収集業務を進めることになりました。自力でインターン生を集めた結果、2か月で30人の大所帯になりました。自分を含めた複数のメンバーをリーダーに任命し組織化を図るなかで、しだいにリーダーと衝突が起こるようになりました。未熟者だった当時の自分が、これまでデータ収集を担ってきたことへの自負やこだわりから、他のリーダーへ自分の思いをそのままぶつけてしまっていたことが、諍いの大きな原因でした。

田代さんに経緯を説明し、「インターンチーム内が険悪な雰囲気になってしまったんですが、どうしたらいいですか?」と相談したところ、「宮本さんの発言は、自分が言いたいだけのことだったのか、それともどうしても言わなければならないことだったの?」と問われました。

チームにとって必要なことを言った結果、険悪な雰囲気になってしまったら仕方がありません。しかし、ただ単に自分が言いたいことを言って、チームの不和を招いたのであれば望ましくないことです。自分の言動を振り返り、単に言いたいことだけをぶつけている自分に気づきました。

2.「凄い人」はいても、「偉い人」はいないということ

入社して1年ほど経った頃、長期学生インターンの採用活動を行うこととなり、面接官の役割を担うこともありました。その際、私が面接官として好ましくない態度を取ったことで、学生の方から苦言を呈される機会がありました。当時は色々と任せてもらうことも増え、結果も出てきて、どこかで自分のことを「偉い人間」だと、勘違いしていたのだと思います。

しかし、世の中には能力が高い人や結果を出せる人など「凄い人」はたくさん存在していますが、そもそも「偉い人」など存在しません。当たり前のことなのですが、当時の自分は一定の結果を出せるようになったことで謙虚さが欠け、「何をしてもいい」という傲慢さが勝っていました。この出来事で凄いと偉いは違うと気づかされました。また、自分ひとりだけで成し遂げたものではなく、周囲の協力があってこそ得られた結果であったにも関わらず、当時はそういった思いにも及んでいませんでした。

『実るほど頭を垂れる稲穂かな』ということわざがありますが、真に凄い人を目指すのであれば、誰よりも謙虚な人間でいなければいけないと、襟を正すきっかけとなった苦い経験でした。

3.「決断」と「判断」の大きな違い

入社2年目の終わり頃、新規事業の実施について検討が始まりました。新たな事業のためには、高額の導入費用がかかる機材が必要でした。どの新規事業にも同様ですが、事業化できるかどうかはどこまで考えても仮説にすぎず、最終的にはやるかやらないかを「決断」するしかありません。100%事業化できると言い切れない中で、会社として大きなコストを要する決定は、非常に難しいものでした。

ちなみに、仮説の段階で決めざるを得ないものを決断と呼び、論理的に決められるものを判断と呼ぶ、と考えています。結局この時は、田代さんに補助輪をつけてもらい、自分は新規事業を実行するという「決断」を行いました。経営陣は「決断」が求められる役割であることを身をもって感じましたし、自分と経営陣との差を強烈に感じたできごとでした。

来る30代に向け、今思うこと

シンプルフォームは5期目に、そして自分は入社4年目に差し掛かりました。このタイミングで、会社の根幹を担う「調査」を、改めて競争力の源泉として強化するために「調査室」の立ち上げを主導することとなりました。

現在は自分の最盛期と設定した30代に向け、「なぜやるのか」というWhyと、「何をやるのか」というWhatを決める機会を得るようにしています。一般的には仕事を選ぶとなった際、WhyやWhatと比較すると、どのように仕事を行うかというHowが先行しがちです。それは短期的にも成果が出やすく、できるようになったという成長実感も得やすいからだと思います。しかし、自分はシンプルフォームで過ごした3年間を通じ、「市場価値の高い人」とは、責任を取れる人、意思決定ができる人を指すのだと思うようになりました。そのためには、WhyとWhatという本質から目を逸らすことはできません。

30歳まで残り3年。自分なりのWhyを設定し、Whatを意思をもって決断できる人を目指して頑張ります。

開発部 調査室

宮本 昂汰

Kota Miyamoto

大学4年時にインターン第1号としてジョインする。30人のアルバイト組織を作り、1ヶ月で渋谷の2万法人のポスト撮影を行った。2021年10月より新卒で当社入社。