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登校がゴールではない不登校支援サービス

こんにちは。
ToCo(トーコ)株式会社の広報、成瀬です。

今日は「不登校支援のゴールは本当に“登校”でいいのか?」というテーマでお話ししてみたいと思います。
世間では当たり前のようになっている価値観に、別の視点を投げかけてみます。


「再登校」を目指す不登校支援は多いけれど…

不登校に悩む家庭が支援サービスを探すと、たいていこう書かれています。
「お子さんを登校までサポートします」
「学校復帰を目標としたプログラムです」

確かに、学校に戻れたら安心します。
親としても「とにかく元の生活に戻ってくれたら」と願う気持ちは、自然なものです。
私たちToCoにも、そういうご相談は日々たくさん寄せられます。

でも、少し考えてみてください。

「学校に戻ったら、それで本当に安心なのでしょうか?」


表面的な登校の「成功例」がもつ危うさ

たとえば、当社に相談いただいた中学2年生の女の子の話です。
彼女は1年間の不登校の後、頑張って再登校を果たしました。
学校にも通えて、親御さんも「これで安心」と胸をなでおろしました。

でも、数ヶ月後。再び行けなくなりました。
そして次は、前よりももっと強く、自分を責めるようになったのです。

「せっかく行けたのに、またダメだった」
「やっぱり私は弱いんだ」

このケースは特別ではありません。
むしろ、“よくある”パターンなのです。


ToCoが大切にしているのは「変化のプロセス」です

私たちToCoは、再登校の支援も行っています。
けれど、それをゴールとは考えていません。

ToCoが本当に大切にしているのは、
「その子自身にどんな変化が起きているか」です。

・家族と会話できるようになった
・朝起きられるようになった
・不安を言葉で伝えられるようになった

これらは、すべて“前向きな変化”です。
どれも、登校とは直接関係がないように見えるかもしれません。
でも、ここが出発点になります。


一般的な支援とToCoの違い:何に「注目」するか

不登校支援というと、「原因を探して、それを取り除く」という考え方がよくあります。
たとえば、「いじめが原因なら、相手を何とかすればいい」
「先生が合わないなら、クラスを変えればいい」

もちろん、原因に向き合うことも大事です。
でも、ToCoでは、そこから一歩進んだアプローチを取っています。

ToCoは「原因」よりも、「不登校が続いている要因」に目を向けます。

これはどういうことか、少し説明します。

たとえば、火を使って料理していたら、鍋が焦げました。
このとき、「火を使ったこと」が原因です。
でも、問題なのは「火をつけたまま放置していたこと」かもしれません。

不登校も同じです。
最初のきっかけは、友達とのトラブルかもしれません。
でも、そこから何ヶ月も学校に行けなくなってしまう背景には、
・不安をうまく処理できない思考
・サポートを求めにくい性格
・家庭内の不安定さ
など、「継続させてしまっている要因」が潜んでいることが多いです。

ToCoでは、そこに丁寧に対応していきます。


「様子を見ましょう」が悪化を招くこともある

不登校支援の中でよく聞くアドバイスのひとつに、
「子どもが自分から動き出すまで見守りましょう」
というものがあります。

これが意味するところは、
「自分のタイミングで登校意欲が戻ってくるのを待ちましょう」
という考え方です。

でも、これは時に、とても高いリスクを伴います。

なぜなら、思考と行動のパターンが固定されていくからです。

人は、毎日同じ行動をとっていると、それが習慣になります。
不登校状態が長引けば、学校から離れるのが「日常」になってしまいます。
この状態から抜け出すのは、思っている以上に大変です。


「学校に戻る」よりも「自分を取り戻す」

不登校になると、まるでその子の成長が止まってしまったような気がするかもしれません。
でも実際は、そんなことはありません。
たとえ登校していなくても、その子なりに今を生きています。

・失敗への恐怖と戦っている
・自分をどう表現していいか分からずに悩んでいる
・誰にも迷惑をかけたくないと、我慢している

こうした葛藤の中にいる子どもたちは、毎日、見えない努力をしています。
ToCoは、そこにちゃんと目を向けます。

「まず何から始めればいいの?」という不安

不登校が長く続くと、親御さん自身がこんな思いを抱くことがあります。

「学校の話を出すと、機嫌が悪くなるんです」
「もうどう関わっていいか分からなくなってしまいました」

とても自然な反応です。
何が正解か分からない状態で、間違った関わり方をするくらいなら、何もしないほうがいいのでは?と思ってしまいますよね。

でも、そのまま時間が経てば経つほど、親子の関係にも“距離”が生まれてしまいます。
そして、気づかないうちに「言葉を交わすこと」自体が、難しくなっていくのです。


不登校は「弱さ」ではない。でも、放っておいてもいいものでもない。

また、不登校になると「この子は弱いのでは」と感じる親御さんもいらっしゃいます。
一方で、「好きにさせておけば、そのうち落ち着くんじゃないか」と思いたくなる瞬間もあるかもしれません。

そのどちらにも、一定の理解はできます。
けれど、ToCoとしては、次のように考えています。

  • 不登校は弱さの証拠ではない。
     → むしろ、心が繊細で、周囲に敏感に反応できる“感受性”の高さの現れです。

  • ただし、放っておいて良くなるものでもない。
     → なぜなら、不安や避けのパターンが「日常」になると、そこから抜け出す力が育たないからです。


「学校に行くか」よりも、「その子が自分らしく歩めているか」

ToCoが最も大切にしているのは、
“その子が自分を取り戻して、自分で選べるようになる”ことです。

再登校は、あくまでその過程で現れる一つの「結果」に過ぎません。

  • 家で少し笑えるようになった

  • 今日はゲーム以外のことに興味を持てた

  • 自分から「これやってみたい」と言えた

こうした変化が生まれてくると、自然と子どもたちは前を向き始めます。


最後に:不登校は「止まっている状態」ではありません

子どもが学校に行かなくなると、まるで時計が止まってしまったように感じることがあります。
でも実際は、子どもの内面ではたくさんのことが起こっています。
ToCoは、その“見えない変化”にきちんと目を向けて支援していきます。

不登校を「問題」として扱うのではなく、
「そこから見えてくる課題」に一緒に向き合い、乗り越えるお手伝いをしたい。
それがToCoの原点であり、現在も変わらず大切にしている考え方です。


子どもが今、何かに悩んでいたとしても、
それは“成長の途中”で出てきた自然なつまずきかもしれません。

親として何ができるのか、何をしてはいけないのか。
迷ってしまうのは当然です。

でも、視点を少し変えることで、
「今はこういう時間なんだ」と受け止められる瞬間があるかもしれません。

そんなときに、ToCoが少しでも力になれたらと思っています。


コメント

1
哀川結
哀川結

私の時も大変お世話になりました。ToCoさんの寄り添う姿勢、これからも続けていってほしいです。

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登校がゴールではない不登校支援サービス|ToCo
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