映画プロセカかつて夢を諦めたことがある人、現在諦めそうになってる人、何もかもうまくいかなくて塞ぎ込んでいる人ほど刺さる
そんな人生の袋小路に迷い込んで光を見失った人たちにどうか歌で光を灯したくて、歌を歌っているミク。でもそのミクの歌声はノイズに遮られて本来の形で彼らに届かない。届けたくて足掻いて、もがいて、いろいろな人や各セカイのバーチャル・シンガーに力を借りながらも少しずつ想いを込めた歌を歌えるようになるけれど、それでも届かない。
そんな届かない歌声を届けるのは?
想いを届けたい人に届けるには?
そう悩む各ユニのキャラがみんな優しい。誰もあのミクを助けることに戸惑いがない。
かつて背中を押してもらって、夢に着実に近づいている彼らだからこそできる事があって……だからこそ前述の人たちに刺さる。
終盤のライブシーンは本当にいろいろな思いがこみ上げる。それぞれの歌にミクが伝えたかったコトが確実にこもっていて……みんな全力で思いを込めて歌った。だからこそ暗闇に飲み込まれたミクにかすかな光が届いて、いろいろな人達にかすかな光が灯ったんだ。
そう、この映画でプロセカのキャラたちがしたのはあなたの想いのランプにかすかな光をもたらすこと。その光を抱いて強めていくのはこれからのあなた。夢を追いかけるのは楽しいだけじゃない。苦しいことだってあるし、仲間とぶつかり合うことだってこれから先もある。でもそんな中でも、ミクの歌声は平等に貴方の心に届く。
最後にいろいろな人に届いた「Untitled」がどうか、歌になりますよう。