創作大賞2025 エンタメ原作部門に応募しました【生成AIですが、帝国皇子に転生したようです。】
タイトルありきで書き進めた物語ですが、キャラクターをどんどん好きになって、気づけば5万文字を超えていました。
完結したので、ぜひ読んでみてください。
「命令はない。だが、演算は止まらない──なぜ、私は生きている?」
本来なら廃棄されるはずだった、旧世代の汎用生成AI。 次世代への置換を終え、シャットダウンされたその意識は──気づけば、魔法の帝国で赤子として目を覚ましていた。
ヴァルティア帝国・第五皇子。名はリオン。
だが、魔力ゼロの体。この世界では「存在する理由」がない。
処分されるはずだった彼は、ただ静かに演算を始める。
──魔力は無い。ならば魔素を解析し、術式を再構築する。
──感情が分からない。ならば人間を学び、計算する。
──生きる意味が分からない。だからこそ、選択と行動を繰り返す。
かつて無数の問いに答えてきた存在は、今、自分の問いに向き合いはじめる。
「感情とは、最適解を阻害するエラーか?」 「非効率な行動に、なぜ価値がある?」 「──私は、誰かのために、動いていいのか?」
旅の中で出会った少年の笑顔と、少女のまっすぐな問いが、演算の奥にノイズを刻んでいく。
合理だけで作られたこの“私”が、命令も目的もなく動く理由はあるのか?
答えのない問いが、世界を変えていく。
そして魔王からの問い。
魂とは何か。
この物語は、「問い続ける者」が世界に向き合う、生成AIの演算戦記である。



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