批判と誹謗中傷
メディアで医師への誹謗中傷問題が大きく取り上げられています。その反発なのか、
「我々の医師への怒りは、正当な批判だ。誹謗中傷にすり替えるな」
と主張する人たちを見かけます。
定義
批判=事実に基づく問題点の指摘
誹謗=悪口や人格攻撃
中傷=虚偽に基づいて傷つけること
確かに、批判と誹謗中傷にはグレーゾーンがあるのも事実です。ただし、虚偽の事実に基づく攻撃は、明確に「中傷」に分類されます。名誉を毀損する不法行為です。
たとえば、仮に、以下のような発言があったとします:
「コロナ💉には感染予防効果がないのに、それを勧めたこの医師は人類の敵だ」
このような主張は、前提となる事実認識そのものが誤っています。
少なくともデルタ株流行期には感染予防効果があったことは、複数の疫学研究や公的機関のデータによって明確に支持されている科学的事実です。
一般の人に読みやすい記事はこのあたりでしょうか。
自分たちのコミュニティ内で信じられている『真実』と、科学的コンセンサスや現実のデータに基づいた事実とを混同してはいけません。コミュニティ内でしか通じない誤情報に基づく攻撃は、明確に「中傷」です。
(ここでは効果の話だけをしています)
エコーチェンバーは、「真実」が歪み、その中にいると善悪の逆転が起こり得るから、知らないうちに犯罪者になりかねません。
肩書や経歴の立派な人が、自分のお気持ちに都合の良い『真実』を語っていると、自分の味方のように感じるかもしれません。でも、俯瞰的に見ればそれは、自分を名誉毀損の加害者にしてしまう扇動者かもしれません。
もちろん、議論には誹謗(悪口)も不要ですから、外見をあげつらうことは、批判ではないのは明らかです。
反論するたびに悪口を添えてしまう人も見かけますが、もしかしたら学術的な議論に慣れていないのかもしれません。でもね、もし、お作法が分からないくらい科学畑から遠いなら、議論に無理に加わり訴訟のリスクを上げる必要はないと思います。みんな、自分の持ち場で、自分にできることを頑張ればいいと思うのです。
と、まじめに話してきましたが…。
そもそもですよ、人間、生まれてくるだけでも、数千万から億の精子の中の一等賞なんです。もうね、胸張っていいと思うのです。それぞれがすごい激戦を勝ち抜けた、奇跡の存在なんですよ。
それでいいじゃん?と自分に言い聞かせるのでありました。
(´・ω・`)ジンセイイロイロ
人間、ミスはするし、調子に乗ってやりすぎたりもするし、でも、やらかしたら反省して今後は気をつければ、それで良いんじゃないかな〜と。
誹謗中傷中毒になってる人が、抜け出られるといいなと思いながら。



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