東海第二原発の火災 “件数非常に多く問題視”原子力規制委

東海第二原子力発電所の原子炉建屋の地下や中央制御室などで火災が相次いでいることについて、原子力規制委員会の山中委員長は「火災の件数が非常に多く、問題視している」と指摘した上で、検査官に対し改めて監視するよう指示を出したことを明らかにしました。

おととし以降、火災が相次ぐ東海第二原発では、ことし2月、中央制御室に設置されている制御盤から炎や煙が出る火災がありました。

日本原子力発電は茨城県と東海村から厳重注意を受けましたが、先月30日にも原子炉建屋の地下に設置されていたケーブルから火が出る火災が起きました。

こうした状況について、原子力規制委員会の山中伸介委員長は4日の記者会見で「火災が起きた場所がさまざまで、原子力の安全に直接の関わりがある部分とまったくそうではない部分がある。ただ、件数が非常に多く、非常に問題視している」と指摘しました。

その上で「改めて検査官にはきちんと監視するように指示を出した。報告を受けた上で対応は考えたい」と述べました。

日本原電ではことし3月、中央制御室内で起きた火災の根本原因について「社員の現場の危険に対する感受性が弱まったことも否めない」などと分析し、再発防止策を進めていたところでした。

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