EV800台積んだ貨物船で火災、アラスカ沖で放棄 乗員無事

EV800台積んだ貨物船で火災、アラスカ沖で放棄 乗員無事
 6月4日、海運会社ゾディアック・マリタイムは電気自動車(EV)800台を含む車両約3000台を積んだリベリア船籍の貨物船で火災が発生し、乗組員はアラスカ沖でこの船を放棄したと発表した。写真は火災が発生した貨物船。アラスカ州アダック島沖で3日撮影。提供写真(2025年 ロイター/U.S. Coast Guard/Air Station Kodiak)
[4日 ロイター] - 海運会社ゾディアック・マリタイムは4日、電気自動車(EV)800台を含む車両約3000台を積んだリベリア船籍の貨物船で火災が発生し、乗組員はアラスカ沖でこの船を放棄したと発表した。
ゾディアックによると、乗組員は消火にあたったが火が消えず、22名が救命ボートで退避。米沿岸警備隊が出動し、乗組員は近くの商船に収容された。火災を起こした船の回収に注力しているという。
この貨物船は5月26日に中国の煙台港を出発し、メキシコに向かっていた。最初にEVを積んだ甲板から煙が上がっているのが目撃されている。輸送していたEVのブランドは明らかになっていない。
船上でのEV関連の火災は熱と再発火の危険性から消火が難しく、数日間続くこともある。2022年にはポルトガル領アゾレス諸島沖で、ポルシェやベントレーなど高級車4000台を輸送中の船で火災が発生し、約2週間後に沈没した。
船上での火災、特にコンテナ船や車両運搬船などでの火災は保険会社にとって大きな懸念材料となっている。

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