オスプレイの佐賀空港への配備 計画撤回を訴える集会
陸上自衛隊の輸送機、オスプレイの佐賀空港への配備まで1か月余りとなるなか、配備計画に反対する住民の団体が佐賀市で集会を開き、改めて計画の撤回を訴えました。
防衛省は、佐賀空港の西側で駐屯地の建設を進めていて、6月末までに必要な施設の工事を完了させたうえで、7月9日からは、あわせて17機のオスプレイを千葉県の木更津駐屯地から順次、移して配備する計画です。
こうしたなか6月1日、計画に反対する住民の団体が佐賀市で集会を開き、県内各地からあわせておよそ400人が参加しました。
集会で、団体の会長を務めるのり漁師の古賀初次さんは、「オスプレイが7月に配備されると発表され、悔しい気持ちでいっぱいだ」と述べた上で、駐屯地の工事が行われている土地は地権者である漁業者全員の同意がないまま漁協が国に売却したものだとして、「国は、私たちの土地の所有権、人格権を無視している」などと抗議しました。
このあと参加者たちは、「オスプレイ来るな!」と書かれた赤い紙を全員で掲げ、改めてオスプレイの配備計画の撤回を訴えました。
参加した佐賀市の40代の男性は、「反対の声を示さないと賛成とみなされると思い、参加しました。漁業者の方の実際の声も聞けてよかったです」と話していました。
のり漁師の石尾義幸さんは、「国は安全と言うが、海で仕事をしているときに事故が起きたらどうすればいいのか不安だ」と話していました。