高校生だったのは遠い昔のことだが、同級生でゲイを公言してたYに失礼な態度取ってしまったことを今だに思い出して胸がチクチクする。
別に露骨に馬鹿にするとか虐めるとかではなく。なんか軽い反感があったんだよな。しょせん性癖の話だろ?なんでわざわざおおっぴらに言うの?特別に配慮しろってこと?みたいな。そういう批判をモロにぶつけたわけでもない。ただYがそっち方向の話に少しでも触れたら「まあまあそんなの人それぞれだしどうでもいいじゃん」と話ぶった切ったりしていた。
Yは何も言わなかったけど悲しかっただろうな。あいつの中で俺は永久にイヤなやつのままなんだろうな。
話変わって、下校中に人んちの窓を石投げて割った犯人として俺に濡れ衣着せたT。それが嘘であることを俺は知ってるしTも知っている。
おれはとうぜん無実を訴えたがグレー扱いで終わった。
Tはその後なにを思っただろうか。うまいことはめてやったぜウケケケケって喜んだだけか。俺のなかでTは一生クソ野郎のままだけどぜんぜん気にならないのかな。ひとに恨まれることが平気なやつと平気じゃないやつの違いってなんだろう。
なんでおまえは罪悪感を抱いてる(ということになってる)のに、Tにはその可能性をまったく考えてないの。 他人から見たら、お前もTも内心でどう思ってるのかなんて全然わかんない...
前半、西洋骨董洋菓子店を参考にして考えたような話ね。 イニシャルも裕介のYだし。