X
  1. トップ
  2. 「最高のリメイク」連載開始から30年“神アニメ”が令和に復活…原作者が貫いた“ファンを裏切らない信念”

「最高のリメイク」連載開始から30年“神アニメ”が令和に復活…原作者が貫いた“ファンを裏切らない信念”

  • 2025.6.3

過去にアニメ放送されていた名作が、令和になってよりクオリティがアップしてリメイクされた作品も多くあります。今回は、そんな“令和にリメイク”で蘇った神アニメ5選をセレクトしました。

本記事では第3弾として、 2023年放送のアニメ『るろうに剣心』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“令和にリメイク”で蘇った神アニメ『るろうに剣心』

Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名:アニメ『るろうに剣心』
  • 放送期間:第一期:2023年7月7日~12月15日、第二期:2024年10月4日~2025年3月21日

あらすじ

和月伸宏さんの同名漫画を原作に、ライデンフィルム制作で2023年からリメイクというかたちで放送されました。

幕末の動乱期、幕末最強と噂される人斬りが多くの者に恐怖を与えていました。“人斬り抜刀斎”と呼ばれるその男は、明治の到来と共に人斬りから足を洗い、人々の前から姿を消しました。

それから約10年後の明治11年。“人斬り抜刀斎”こと緋村剣心(斉藤壮馬)は、通常の刀とは反対に刃が付いた「逆刃刀」を持ちながら、流浪人として全国を旅していました。そんな剣心は、“神谷活心流”師範代である神谷薫(高橋李依)と出会います。薫は、神谷活心流の“人斬り抜刀斎”と名乗って町を騒がせる辻斬りを探していました。剣心は辻斬りの正体を確かめるべく、動き出すのでした―。

リメイク版の評価は?

漫画『るろうに剣心』は1994年から1999年まで、雑誌『週刊少年ジャンプ』にて連載されていたアクション作品です。1996年にアニメ放送されて以降、劇場版やOVAなど多数の方法でアニメ化。2012年には実写映画も公開され、興行収入30億円を超える大ヒットを記録しています。そして2023年、連載開始から30年という節目の年にスタッフ、キャストを一新してリメイク版が放送されました。

リメイク版の放送に対し、原作や旧版のファンからは「また最初からアニメやるの?」という不安の声も。そして放送が開始されると、「嫌いじゃないんだけど旧作の演出が神がかりすぎてなあ」「剣心の声、新しい声優の違和感がすごすぎてダメだわ」「どうしても好きになれない」と一部のファンから厳しい声が上がっていたようです。

一方で、ストーリー面を高く評価する方が多く見られました。今作では、原作者・和月伸宏さんがシナリオを完全監修しています。基本的には原作通りの進行ですが、ところどころアニメオリジナルのストーリーが展開。アニオリに対し、SNSでは「今作は昔の一部のキャラをフォローするかのように面白い改変してくれるね」「旧作との違いを探しながら見るのも面白い」「最高のリメイク」「リメイクとしては理想的」と絶賛のコメントで溢れていました。

原作者・和月伸宏氏が総監修!

リメイク版では、原作者の和月伸宏さんがキャラクターデザインやシナリオなどを全編にわたって完全監修しています。完全新作を制作するにあたって、和月さんは次のように語っています。

もちろん最初のアニメの「剣心」のよさというのも絶対あるし、今観ても面白いと思うんです。だけどその当時の作品って、今の若い子はなかなか観るきっかけがない。だから、改めて今の技術で新しい「剣心」を作ってもらえれば、そこから知ってくれる人も出てくるし、前のアニメを観てくれていた人も改めてイチから楽しんでもらえるんじゃないかな、と。出典:コミックナタリー新アニメ『るろうに剣心』対談内

その一方で、当時から原作を楽しんでいたファンについても言及しています。

変えるポイントと変えないポイントをしっかり見極めようと思っていました。やっぱり原点となる原作や最初のアニメを好きになってくれた人がいるからこそ「剣心」って作品はここまでつながってきたわけです。だから、プリミティブなファン……当時原作を読んでくれていた人、それこそ1巻初版を手に取ってくれたような人や、最初のアニメを第1話から観てくれた人たちを裏切るようなものにしてはいけない。出典:コミックナタリー新アニメ『るろうに剣心』対談内

原作ファンを最大限に思ったアニメを届けようという姿勢で、制作に携わったと語っています。

まだアニメ『るろうに剣心』を観たことがない方、また本記事を読んでアニメ『るろうに剣心』に興味を持っていただけた方は、“アニオリ要素がふんだんに散りばめられた新しいるろ剣”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる
食べないで!血糖値が爆上がりする最悪の食品
PR(NewSphere)
「やっと原作通りのリメイク版」連載開始から27年の時を経て“令和に復活を遂げた”神アニメ… 原作者が譲れなかった“2つの条件”
「原因は白癬菌」腐った足爪に今すぐやって
PR(ニュース合同会社)
50代でむくみがツラい人は絶対やって!【日本初】有名医師が監修したむくみ軽減法
PR(さくらフォレスト株式会社)
10万の預金を「両替」するだけで2億…富裕層の貯金習慣。真似した3500人が億!
PR(株式会社SNS)
ムロツヨシの人脈、どうなってんの? ツーショット写真にファン驚愕
夜10分の習慣「”汚いかかと”の裏技」が凄い…たった1回で感動
PR(ジェネリック製薬株式会社)
新『朝ドラ』の主演に決まった、石橋静河 コメントに称賛の声集まる
インプラントは絶対ダメ?20名の歯科医師監修のガイドブックを無料公開中
PR(日本インプラント株式会社)
【HbA1C】予備軍の人絶対みて。健康被害なし!「インスリン」と類似の成分すごっ
PR(株式会社和漢)
大量のフケがボロボロ…
PR(薬院オーガニック株式会社)
放送から25年以上… 当時の若者が夢中になった“毒親ドラマ”の先駆作とは?
ズバリ言うわよ「2025年宝くじを当てるのは昭和○○年生まれの女性」
PR(金運星座占い)
納豆やめた人続出?「腰が悪くなる本当の理由」医師暴露でついに判明
PR(株式会社ハーブ健康本舗)
『たばこ税無税へ!喫煙者、大逆転!』600円→124円の新型タバコ
PR(株式会社HAL)
嵐・松本潤、約7年ぶりの日曜劇場「絶対人気出る」「間違いない」“医師役”抜擢に相次ぐ大興奮の声『19番目のカルテ』
「劇場だ」「まさかの赤間さん」1年前、“大バズリ”実力派女優の“強烈なキャラクター”にSNS沸く…!
【衝撃】ヌードを披露していた芸能人TOP30
PR(ミステリーア)
【飲み薬】水虫を自宅で簡単治療の画期的な方法が登場
PR(株式会社アルトルイズム)
「家・土地」を売ろうと思うときに絶対やってはいけないNG行為とは
PR(株式会社Speee)
原作改変でも“ファン大興奮” 人気アニメが話題に「予想ができない」「文句のつけようのない」
「新NISAより10倍稼げる」ほったらかし投資で貯金1700万に
PR(CONNECT)
「俳優をやめたほうがいいんじゃないか…」闇落ち→引退を考えた過去を告白…“トラウマ級の怪演”で魅せた人気マルチ俳優の葛藤
20年前、日本中が涙した“平成の昭和映画” 視聴率20%超で社会現象化した“特別な名作”
13年前から続くシリーズに“新しい風”を吹き込む「引力すごすぎる」“別の時間”を核として作り上げる若手俳優
「絶対売れる」「パッっと目がいく」日曜劇場や朝ドラ出演、“注目の若手俳優”に相次ぐ反響【土曜ドラマ】
13年前、鶴瓶に似顔絵を書いた“美人女優の息子”→20歳になった現在に“驚愕”
28年前、日本中が“雷に撃たれた”伝説の始まり “永遠の10歳”に心奪われた社会現象アニメ
『松田聖子』を超えた!【今デビューしても爆発的人気が出そうな昭和アイドル】ランキング!第1位に…「まさに天才レベル」
年に一度の「スシローの日」今日から開催! “まぐろの王様”がお得に&人気の“復活ネタ”が登場
「マジで観た方がいい」26年ぶりに復活を遂げた神アニメ…世界が熱狂した名作に宿る“原作者の想い”
24年前、テレビが最も“尖っていた時代”を象徴するバラエティ 芸人たちの“魅力と本性”が暴かれた革命的番組
「あらゆる人類みた方が良い」「本当に名作」放送するたび“Xトレンド入り”を果たした話題の作品、最終回【火曜ドラマ】
「意外だった」「ついにヒロイン!」 2026年後期の朝ドラが発表!
「登場人物全員クズ」「まるで救いのない映画」“後味が悪すぎる脚本”に戦慄…なのに大絶賛された名作
2024年公開の劇場版『コナン』に仕掛けられた“時空の交差点” 昔からの青山ファンだからこそ感動した“小ネタ”
「全力で楽しませたろ」「今日は任せといて」モー娘。元旦那、紳士すぎる“漢ぶり”に→美人シンママ喜び溢れる「念願、楽しみ」
「胸糞悪い」「どこにも救いがない」“残酷すぎる展開”に戦慄…「観て損はない」絶賛の声が相次いだ名作
22年前、日本中が笑い転げた“伝説のバラエティ番組” 平成の土曜夜を沸かせまくった“新時代のエンタメ”
ある日突然お店に“1枚の貼り紙”が… 看板をつけたまま2年閉めっぱなし、“前代未聞のうどん屋”の正体「中には立ってました」