米高校の陸上女子大会 トランスジェンダーの選手優勝 依然議論

アメリカ西部カリフォルニア州で開かれた高校の陸上女子の大会にトランスジェンダーの選手が参加し、2つの種目で優勝しました。トランスジェンダーの選手の女子大会への参加禁止を掲げるトランプ大統領が州への支援を打ち切る姿勢を示すなか、大会運営者はルールを変更して対応しましたが、依然として議論を呼んでいます。

アメリカのメディアによりますと、カリフォルニア州フレズノ近郊で先月30日から2日間行われた高校の陸上女子の大会では、16歳のトランスジェンダーの選手が走り高跳びと三段跳びで優勝し、走り幅跳びでは2位になりました。

トランプ大統領は、ことし2月、トランスジェンダーの選手の女子スポーツへの参加を禁止する大統領令に署名していて、先月27日にはカリフォルニア州に対し、「これは公平ではなく、女性や少女にとってまったくもって侮辱的だ。大統領令が守られない場合、大規模な連邦政府の支援が一時的に止められる。もしかすると永久にだ」と圧力を強めていました。

これを受けて州の学生スポーツ団体はトランスジェンダーの選手によってほかの選手の機会が奪われないためとして、入賞した場合は次点の選手もトランスジェンダーの選手と同じ順位にしたりするなどルールを変更して対応しました。

ただ大会期間中は競技場の内外で、「女子スポーツに男子を入れるな」などと抗議の声があがったということで、依然として議論を呼んでいます。

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