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不正取引の売買金額は4ヵ月で2000倍以上

スマホやパソコンを通して証券口座が乗っ取られ、不正に株を売買されるトラブルがここへきて急増している。

金融庁の調べによれば、不正取引の売買金額は、今年1月時点で約1.5億円だったのに対し、4月までの合算値は約3049億円にまで増大。たった4ヵ月の間に2000倍以上になった計算だ。

この異常な急増について、ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」などの販売を行う、トレンドマイクロ社の成田直翔氏が解説する。

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「犯人は、まず乗っ取った口座内の株式を売却し、取引資金を確保します。次に別の証券口座で仕込んでおいた安価な株に、高値で「売り注文」を出します。これに乗っ取り口座が買い注文で応じることで、差額分の利益を得る仕組みです。

従来のように銀行口座の預金を狙うより足がつきにくく、時間もかからない。加えて、新NISA開始に伴い、ネットに不慣れな人もネット証券口座を開くようになりました。そうした背景からも、被害が急増していると考えられます」

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