去年4月、宮城県の大崎市民病院で女性職員2人にけがをさせた罪に問われている元歯科医の男の裁判で3日、検察側は懲役1年を求刑しました。一方弁護側は、捜査資料にねつ造があるとして裁判の打ち切りを求めました。

傷害の罪に問われているのは、大崎市民病院の元歯科医、蜂矢眞也被告(36)です。起訴状などによりますと、蜂矢被告は去年4月、勤務していた大崎市民病院の外来診察室で、女性職員2人に首をねんざさせるなどのけがをさせた罪に問われています。3日の公判で検察側は、けがだけでなく、精神的苦痛も与えたとし、懲役1年を求刑しました。

一方、弁護側は、起訴内容を認めた上で、検察側が被害者から電話で聞き取り作成した捜査資料に、被害者が蜂矢被告の処罰を求めていないにも関わらず、求めるという内容の虚偽の記載があり、ねつ造だと指摘しました。さらに起訴の前日、被告と被害者の間で示談が成立していることも挙げ裁判の打ち切りを求めました。判決は、6月12日に言い渡されます。