日本脳炎ウイルス注意報発表 予防接種や蚊に刺されない対策を
蚊が媒介して人に感染する日本脳炎ウイルスに、県内で飼育されている豚が感染していたことが分かりました。
豚の血液を吸った蚊に人が刺されると日本脳炎ウイルスに感染することから、県は注意報を発表して対策を呼びかけています。
県によりますと、先月19日、県内で飼育されている豚10頭の血液を採取して調べたところ、すべての豚が過去に日本脳炎ウイルスに感染したことがあり、このうち1頭は最近、感染していたことが分かったということです。
日本脳炎ウイルスは、「コガタアカイエカ」と呼ばれるウイルスを媒介する蚊が、豚の血液を吸ったあとに人を刺すことで感染します。
厚生労働省によりますと、日本脳炎ウイルスに感染すると、高熱や頭痛などの症状が出たあと、意識障害やまひなどが現れ、重症化すると半数は死亡するとされています。
県は、人に対する感染の危険性が否定できないとして、2日、日本脳炎ウイルス感染の注意報を発表しました。
県は、ワクチンの定期接種の対象となる子どもは予防接種を受けることや、長袖や長ズボンを着用して皮膚の露出を避けたうえで虫よけスプレーを使うなどして、蚊に刺されないよう注意を呼びかけています。