これ、いい指摘ですし、せっかくフォロワーさんも増えたので、皆さんにどういうわけでこの高騰が起こったのか知っていただくために引用RPしますね。 まず、前提として、 【誰かが買い占めたということはありません。】 消費者が、災害備蓄のために少しいつもより多めに買ったとかそういうのはあるかもしれません。しかし、メルカリの転売ヤーによる【買い占め】があったとしても、価格に影響を及ぼすようなりょうではありません。 4万トンの輸出量ですら価格に影響を及ぼさないのですから、転売ヤーの買い占め量など微々たるものです。 実は、コトの本質は、作況指数が精米歩合を織り込んだ指数じゃないのが主要因なんです。 玄米の収量だけを調べて、精米した後に残る量が年ごとの気候や出来によって変動するのを無視してるから、こんなことになるんです。 しかも、作況指数の測り方に使う玄米を選別する網があるんですが、網目1.7mmで、通常、等級が付けられるお米は1.8mm以上の網目で篩ってるので、作況指数の測定には明らかに等外(C級品)の米が混ざるんです。等外米と等級米の総量で「作況指数出ました」って言っちゃってるので、そもそも卸も生産者もこの指数は参考程度にしかしていませんでした。 ただ、去年の収穫期は、参考程度にはしていた作況指数が大はずれしたので、卸も小売りも泡を喰っているという状況なんです。 まずは、政府が、古いやり方で続けている作況指数は当てにならないことを、政府の責任であると素直に認めて、それを謝罪し、釈明、説明することが必要なんですが、それをせずに、やれ「卸が悪い、JAが動くのが遅い」だのと、マスコミも利用して世論を誘導し、政府への批判の矛先を民間にすり替えてるのは、一生産者として、かなりの問題だと捉えています。
2025-05-30 12:57:05それだけじゃなく、明らかに買い占めによる価格高騰が頭にくるんですよ。 それらが噛まなければここまでの販売価格の高騰は無かったかと。 x.com/greenrice_wtnb…
2025-05-30 12:21:57加えて、「何言ってるんだ、最初に放出された備蓄米は殆どJAが買い占めてるじゃないか!」と思われる方もいらっしゃると思いますが、 備蓄米は、そのまま精米して商品として出荷される訳ではありません。 基本、商品としての価格を圧縮するために、他の米にブレンドされるんです。そうしないと末端価格が下がりませんので。 ということは、当然、その「他で仕入れた米」の仕入れ価格が販売価格に乗っかってきます。今は等外でも相当に高いから、原価率上がるのは容易に想像つきますね。 加えて、放出だけでは結局業務向けが足りないから、卸同士で融通しあったりしてるうちに価格が上がったりということもあるんです。 医薬品みたいな、薬局同士で在庫共有しているものとは異なり、米の他者在庫はあくまでその会社や生産者のもの。 融通するにしても、所有権を他に移転するには、相応のコストを支払わなければなりません。 今回の高騰は、「どこかの誰かが悪い」という一元的な犯人論では無いんですよ。複合的要因によって起こっていることなんです。 以上、ご理解いただき、JAが悪い、卸が悪い、という論調は止めていただけますと幸いです。
2025-05-30 13:05:54最初に出てきた「精米歩合」ってなんぞやって方もいらっしゃるかもしれないので説明します。 外観品質が良質の玄米は、精米機を使用して通常の圧力で精米すると、糠の分だけ、重量ベースで約1割減り、9割が白米として残ります。 この、糠と白米の比率のことを、「精米歩合」と呼んでいます。 昨年度産の玄米は、高温障害を受けて外観品質が非常に悪くなりました。 具体的には、米粒のでんぷん密度が足りず、中に空気が入り込み、白く見える粒や、充分に生育できず奇形となった粒の割合が非常に多くなりました。 これら、外観品質の悪いお米は、通常の精米圧力に耐えることができません。 故に、砕けたり、粉になったりして、糠として排出される割合が非常に高くなってしまいます。 通常なら1割しか減らないはずが、2割も3割も糠として排出されてしまうのです。 こんなに商品が減ってしまうのに、政府発表の作況指数には全く反映されていないのが問題なのです。 更に、糠は産業用として、有機肥料や米油の原料、家畜飼料等に使用されますが、今年の糠は、白米部分の澱粉が大量に含まれてしまっているので、米油が予定より絞れないとか、家畜飼料にするにはカロリーが高すぎるとか、糠を宛てにしていた業種も、まともな商品を作ることができずに困ってしまっています。
2025-05-30 13:39:36静岡県清水町できぬむすめにこまる
古代みどり米(みどりまい)
や旬の野菜を4.5haで栽培している零細極小農家です!年間15tのお米を直販してます。 お米は受注後精米で分量1kg~承ります!搗きたてを是非! 当農園のお米は下記URLからご購入頂けますが、現在在庫僅少のため販売停止中です。申し訳ございません。
つまりこういうこと?
@greenrice_wtnb 昨年の米の出来具合は、政府の統計上は不作ではないが、流通米の実態から見ると凶作と言って良い状況だったということでしょうか?
2025-05-31 08:28:44@greenrice_wtnb ご説明ありがとうございます。3つ目のポストまで読んで大変勉強になりました。 確認のため、以下の理解で合ってるでしょうか。 ・実際の精米の供給量は天候等の影響で例年よりも相当程度少なかった ・それは需要を大幅に下回る程ではないものの卸や小売を焦らせその行動に影響を与えた
2025-05-30 23:06:19@sa9ao1 前者はその通りですが、後者については私が言及した主要因はあくまで複合的要因の中で大きい要因であるということに過ぎず、不足するのはその他の要因、特に自主流通米比率の増加を考慮に入れる必要があると思うので、卸や小売りに限らず消費者もかなり焦っていたのと、需要を大幅に下回るものではないというのはちょっと違うかな、という感じです。
2025-05-30 23:14:43作況指数の測り方が理由なんてあるのか
転売ヤーが悪いやらJAが悪いやら政府が悪いやら、乱れ飛ぶ風説を割と冷静に見てきたつもりだけど… New!「作況指数がでたらめだった」 これは初めて見かける言説でその根拠となる数値なり公的ソースが知りたいところ x.com/greenrice_wtnb…
2025-05-30 21:58:27@IWA_camp 申し訳ありませんが、これについては業界内で経験として共有されていることなので数値化はされておりません。 しかし、日本国内で有数の規模を誇る生産者も、多くの記者を前にして会見でこれと全く同じことを語っていますので、嘘ではないことは確かです。 ノーカットなので、少し長い動画になりますが、ご参考まで。 尚、この方とは作況指数の問題については私の意見は同じですが、この動画の中でとにかく韓国の仕組みを礼賛している点については、韓国が米政策で多額の赤字を出している点を考慮していないので、全面的な賛同はしかねるということは申し添えておきます。 youtu.be/8dbNAck4o5E?si…
2025-05-30 22:06:36@greenrice_wtnb 返信ありがとうございます。 ・玄米収量に加えて精米歩合の統計が必要 ・今後も異常な温暖気象が続きそうなので減反政策の転換が必要 といったところでしょうか。 とはいえ局地的な品質の大幅な変動などもありそうなので統計は難しそうな気もします。
2025-05-30 22:28:02@IWA_camp そうですね、仰るとおり、統計は非常に難しいと思います。なぜなら、その年に収穫する新米の量を、収穫して精米する前に「だいたい今年はこれくらい採れるよ」というのをざっくり表現するための指標が作況指数だからです。 減反政策は既に2018年に終わっています。隠れ減反と呼ばれる水田利活用直接支払交付金は続いていますが、こちらは米国産などの海外産に価格で絶対的に勝てない国産小麦や国産大豆の生産コストを補填するものとなっており、安易な水活交付金の見直しは、そのような国産小麦や国産大豆の生産農家の生活や、国内生産量の死活問題に直結するので、慎重な議論が必要不可欠です。 また、この異常気象がいつまで続くのかもわかりません。なんなら、今年は植え付け時から曇天や低温に悩まされ、東北以北では冷害が発生するのではと言われているくらいです。 作況指数の改善に向けて考えられるアプローチは、今現在人の目に頼っているサンプル取得のための坪刈り箇所の選定を、ドローンや衛星によるカメラ撮影画像撮影とAI分析を利用して生育判断することにより、平均的な生育をしている株を刈り取るのにベストな刈り取り箇所を見極めることや、作況指数のサンプルを得るための坪刈りの段階で等級検査を行って、地域によって差のある等級の中央値を取ることなどが考えられます。 あくまで個人的に想像できる範囲での理想論であり、実際はどうなのかはわかりませんが。
2025-05-30 22:41:42@greenrice_wtnb 勉強になります。 と同時に暑くても寒くても厳しくなる稲作の難しさを想像すると、大変な中でも携わり続けてくださる農家様に頭が上がりません。
2025-05-30 23:14:02不作じゃなくても高騰するのか
@greenrice_wtnb なるほど でも私の記憶では去年の7月にはすでにスーパーの売り場からお米は消えかかっていました 南海トラフの情報が流れる前です ということは一昨年からすでに不作だったんでしょうか? これは夏の異常な暑さが関係してますよね そうなると米不足はかなり増産しないと今後毎年起こるのでは?
2025-05-31 09:29:12@eekagen ただ、高温障害や南海トラフ注意情報などがなければ、需給バランスはとれていたと思います。作況指数が例年通りだったのが、皮肉にもそれを示しているのです。 これで増産したら、だぶついて米農家がバタバタ倒産、離農してしまいますよ。
2025-05-31 09:47:10@greenrice_wtnb なるほどそーなんですか知らなかった。ところで米先物取引の堂島平均はお米の価格に影響を与えていますか?
2025-05-30 21:27:27@WWJ0MvGCs060174 堂島米先物はまだ市場参加者が多いわけではないので、現時点での影響はそこまで大きく無いと思います。ただし、完全に無いとも言い切れないです。収穫前に、ある程度の価格動向を見極めるための指標にはなり得ます。
2025-05-31 06:35:35@greenrice_wtnb 作況指数や精米、糠のことまで大変勉強になりました 一昨年だけでなく、昨年も不作(高温障害)だったのですね。知りませんでした
2025-05-30 17:22:17@Satoshi_T_ROM 消費者のみなさんは作況指数を信じるしかないので、そうなるのは致し方ないとおもいます。
2025-05-30 17:28:36
これは普通に騒動の初期から指摘されてたし単に米が足りないだけだって言ってる関係者も結構いたけど、どこかに悪者がいるはずだって言説の方がウケがいいもんねえ
>これについては業界内で経験として共有されていることなので数値化はされておりません。 自分たちの収入にド直球で繋がる情報を数値化してないってこと?