長嶋茂雄さん死去 芸能界にもファン多数 桑田佳祐は楽曲制作 水谷豊は「異常なくらいのファン」と公言
プロ野球の巨人の三塁手として活躍し、引退後は巨人の監督を2期15年にわたって務めた巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄(ながしま・しげお)さんが3日午前6時39分、都内の病院で肺炎のため死去したと読売新聞グループ本社、読売巨人軍などが発表した。89歳だった。「ミスター・ジャイアンツ」などの愛称で親しまれ、芸能界にも数多くのファンがいる。 【写真あり】大谷翔平 長嶋茂雄氏を追悼 思い出の写真3枚公開 サザンオールスターズの桑田佳祐は大のファンとして知られ、2013年には長嶋さんをモデルに「栄光の男」を作詞作曲。「永遠に不滅」など長嶋さんを感じさせるフレーズが歌詞に散りばめられている。 俳優の水谷豊は22年大みそかに放送されたテレビ朝日「ザワつく!大晦日 一茂良純さち子の会 5時間スペシャル」内で「子どものころリトルリーグでやってて、長嶋さんは雲の上の人で一生会えない存在だった。とにかく巨人が負けてもいい、長嶋さんが打ってくれれば。ちょっと異常なくらいのファンだった」と告白。長嶋氏が巨人の監督を退任する4年前に監督室で会えることになったといい、念願の初対面。そこから4年連続で監督室で会えたといい、「帽子にサインしてくれて、写真も撮ってもらって…宝物です」と声を弾ませていた。 フリーアナウンサーの徳光和夫(82)がニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)の23年12月23日放送回で、“家宝”にしているサイングッズを紹介。「長嶋さんが右半身が不自由になられまして左手でリハビリのために字を書く稽古をしたわけで、その左手で書いたサイン入りのバットをいただいた」と説明。サイン入り白木バットは「正月は床の間に飾ります」と感激するほどのファンであることを明かしていた。