東京都議選 全選挙区 徹底予想(第2版)
5/18時点 敬称略 自民非公認無所属も自民で表記
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千代田区 定数1
当選予想:都民
保守層分裂の中、親小池の平が知名度で再選。
中央区 定数1
当選予想:自民
自民石島に都民、再生が挑む構図。
元来保守地盤のネットワークが強く、
現職の石島が逃げ切ると予想。
港区 定数2
当選予想:国民・立憲
衆院選では立憲松尾がゼロ打ちを決めた東京7区に属する港区。
新しいもの、流行好きの有権者多く、国民は鉄板。
2位争いは立憲、自民、再生の争いだが、
区議としての活動量多い立憲新人が競り勝つと予想。
新宿区 定数4
当選予想:自民・公明・都民・共産
普段は自民が2人出すが、今回は1人で確実に1議席確保。
選挙に強い公明古城、共産大山の現職も当選は固い。
このまま国民が候補者を出さなければ、都民が取る。
文京区 定数2
当選予想:都民・共産
前回の三つ巴と全く同じ顔ぶれ。
現職二人は都民増子が底堅い連合票に支えられ、
共産も元来の地盤の強さに支えられ、
順当に現職が当選と予想。
台東区 定数2
当選予想:都民・立憲
前回は都民で参戦した中山が立憲に鞍替え。
リベラル系が1人の為、返り咲きか。
墨田区 定数3
当選予想:公明・都民・自民
公明の現職は鉄板。
自民藤崎が3枠目を拾う事に。
国民が出すと、都民が落選しかねないので、
候補者を立てられるかは微妙。
江東区 定数4
当選予想:都民・国民・公明・無所属(三戸)
親区長派の都民はほぼ確定。
公明も票が厚く盤石。区部南部は若い層が多く、
現役世代に強い国民も順当に入る。
現職の無所属の三戸も選挙に強く、
高齢者支持者が多い自民、立憲、共産は厳しい。
品川区 定数4
当選予想:公明・国民・無所属(篠原)・立憲
公明伊藤と国民石田と無所属篠原が当選圏。
立憲、共産、都民、自民の4人は全員決め手を欠く。
自民は1人で確実に取りに行くが、国民石田が
都民岡本、自民芹澤の双方の票をかなり削る事が濃厚な為、
最終的にはリベラル対決で党勢縮小が顕著な共産が
立憲に競り負けると予想。
目黒区 定数3
当選予想:立憲・自民・都民
立憲都連幹事長で野田代表の側近でもある手塚氏の地盤。
手塚の元秘書である現職西崎はリベラル陣営唯一の候補者で盤石。
非公認とはいえペナルティーによる非公認ではない現職青木も
自民、公明の票を手堅くまとめる。最終議席は知事与党の
都民新人が再生を振り切ると予想。
大田区 定数7
当選予想:国民・共産・自民(湯本)・都民・公明・公明・立憲
国民福井はZoom出身の良弾でトップ当選確実。
前回トップの共産藤田も盤石。
3位は自民区議から上がってきた湯本。
4位は同じく太田区議から上がる都民荻野。
公明は抜群の票割りで今回も2人当選。
最終枠は立憲桶屋、維新の現職松田、再生山下のデッドヒート。
森は裏金問題響き届かずと予想。
世田谷が共倒れの可能性が出てきた立憲が、
大田区で公認候補を擁立。
松原氏の地盤である26区域でどれだけ稼げるかが注目。
世田谷区 定数8
当選予想:都民・国民・都民・れ新・国民
共産・公明・自民(小松)
知名度の高い都民新人高野、国民新人坂本、
都民現職の福島のトップ争い。
れいわ新人神村、国民新人中島、
共産里吉、公明高久の両現職が一団で続く。
自民、立憲は苦しい戦い。
特にネットを含めれば3人擁立となる立憲は苦しい。
自民は小松が最終枠に滑り込みそう。
立憲、再生は共倒れ。参政も届かずと予想。
渋谷区 定数2
当選予想:立憲・都民
選挙巧者の立憲中田、都民龍円に自民と再生の新人が挑む。
立憲中田は前回次点候補に10pt差でトップ当選。
前回は二人を立てた都民も一人に絞り、
自民と再生はかなり苦しい選挙。
中野区 定数3
当選予想:立憲・都民・公明
立憲長妻氏の牙城で首長も立憲系の選挙区。
長妻の弟子で都連幹部の西沢は今回も安定の展開。
一方で小池都知事の弟子の荒木も順当に決まり。
公明は新人だが、手堅く3枠目を確保する公算。
自民の出井は前回次点で、今回も苦しい。
再生の新人は公明超えでの3枠目を目指す。
杉並区 定数6
当選予想:都民・共産・公明・国民・立憲・れ新
都民茜ヶ久保が一歩先行する選挙区。
二番手争いは共産原田と公明松葉の両現職。
国民国崎は自民区議選で落選からの鞍替え出馬。
党の勢い頼みで立憲関口との4番手争いを演じる。
最終枠はれいわ海保、自民小宮、自民早坂の戦い。
小宮は幹事長経験者で非公認だが、裏金額は両者ほぼ同額。
共倒れか、海保に何とか競り勝ち、最終枠に滑り込めるか激戦。
豊島区 定数3
当選予想:都民・共産・公明
小池都知事のお膝元である豊島区。
都民現職本橋は安定。前回健闘した共産米倉も当選圏。
前回最終枠に辛うじて滑り込んだ公明だが、
候補者が女性の谷に代わり、今回は前回ほど苦しい選挙にはならない予想。
北区 定数3
当選予想:都民・公明・共産
都民と公明は現職で手堅く当選圏内。
共産、自民、維新が3議席目を争う。
3枠目はリベラル系唯一の共産と予想。
自民、維新は保守票食い合い潰れる格好。
荒川区 定数2
当選予想:都民・公明
区長との連携をアピールする都民斉藤と
公明現職の慶野でほぼ確定の無風区。
板橋区 定数5
当選予想:公明・立憲・都民・国民・共産
公明は地盤の強さで今回も堅調。立憲の選挙の鬼である宮瀬も当選圏。
都民新人の中山は26歳と若い美形女性候補で確実。
政党の勢いから国民の高沢まで決まりで堅い。
前回は共倒れを防いだ自民、前回次点の維新は党勢弱い。
立憲宮瀬がリベラルから少し遠い議員だけに
リベラル総取りで最終議席は共産新人の竹内と予想。
練馬区 定数7
当選予想:公明・国民・立憲・都民・都民・共産・れ新
自民の一本化は失敗で、公明、立憲、都民、都民、共産の現職は隙がない。
党勢が強い国民も一人確実に通しに来た。
れいわ、参政、自民の二人の最終枠争いは党勢堅調なれいわがやや優勢。
足立区 定数6
当選予想:都民・公明・公明・共産・自民(発地)・立憲
トップ予想は都民の後藤。公明2人と共産も安全圏。
自民の発地は独自の地盤で5位。
最終議席争いは補選を勝ち抜いた銀川と
落とした榎本のリターンマッチ。
しかし自民の情勢は当時より悪化しており、
今回も銀川に軍配は上がりそう。
葛飾区 定数4
当選予想:公明・共産・都民・国民
前回から自民と国民が入れ替わる情勢。
当落に関わるのは自民平田までで
立憲米川以下はチャンスなし。
江戸川区 定数5
当選予想:公明・無所属(上田)・国民・自民・都民
公明は指定席のトップ当選が濃厚。
無所属の上田、自民の宇田川という地盤を持つ二人が続き、
党勢が強い国民もこれに絡む。最終枠も都民で決まり。
共産も絡んで来られず、無風でこの5人だろう。
八王子市 定数5
当選予想:公明・都民・共産・自民(伊藤)・無所属(須山)
都民は創設メンバーの両角が復帰。
都政公明の顔である東村とトップを争う。
前回トップの共産青柳も非常に強い。
自民は現職伊藤が生き残るだろう。
無所属須山は立憲を離党し、UAゼンセンの候補として
国民民主支持層から支援を受ける。
立川市 定数2
当選予想:立憲・都民
東京立憲の重鎮でもある酒井市長のお膝元。
立憲が手堅く1議席を、都民の現職が議席を分け合う。
武蔵野市 定数1
当選予想:国民
松下ショックからリベラル勢力崩壊中の武蔵野市。
菅元総理も引退し、後継者の松下衆議院議員も
比例のゾンビ復活と連戦連敗だ。
民間労組の力も弱くなく、ここは国民が取るだろう。
三鷹市 定数2
当選予想:立憲・都民
元来リベラル層が強い三鷹市。
立憲中村は民間労組出身でリベラルに強い地盤を持つ。
残りの1議席は現職都民山田で濃厚な無風区。
青梅市 定数1
当選予想:都民
現職森村と自民中村の争いだが、
森村が頭一つ抜け出す無風区。
府中市 定数2
当選予想:無所属(小山)・自民
大差で当選確実な無所属の小山。
リベラル系は共産に一本化も
元来自民が強い府中では共産は厳しい。
昭島市 定数1
当選予想:都民
都民が鉄壁の強さを誇る昭島。
今回も都民現職内山で決まりの無風区。
町田市 定数4
当選予想:公明・国民・都民・自民
公明、国民、都民まで決まりで最終議席が注目の町田市。
立憲、共産が共倒れで自民現職星の再選が濃厚。
小金井市 定数1
当選予想:無所属(漢人)
前回は都民現職をダブルスコアで下し、
自民にも11pt差の圧勝を見せた漢人。
今回も自民、国民の挑戦を横綱相撲で退ける。
小平市 定数2
当選予想:立憲・自民
前回は無投票だった小平市。
リベラル層強く立憲竹井がきっちり確保すると予想。
都民に地盤は無く、流石にここは自民磯山が逃げ切りか。
日野市 定数2
当選予想:都民・共産
前回は競り負けた西野で自民は再度勝負。
しかし前回より情勢が悪く、勝てる見込みはない。
西東京市 定数2
当選予想:無所属(桐山)・自民
西東京は立憲が15000票を持ち、共産も擁立を見送った。
桐山はリベラル系候補として1枠確保濃厚。
前回トップ当選の自民現職浜中が、
都民新人戸村の挑戦を受ける。
西多摩 定数2
当選予想:都民・自民
圧倒的な保守地盤の西多摩。
今回も自民と都民で議席分け合い。
南多摩 定数2
当選予想:都民・自民
都民、自民で確定的な無風区。
北多摩第一 定数3
当選予想:公明・都民・共産
前回自民が競り負けた北多摩第一。
今回はリベラル勢力は立憲が擁立見送り。
共産に一本化された為、自民に逆転の可能性は薄い。
北多摩第二 定数2
当選予想:自民・国民
ネットの岩永は虎の子の1議席を守る戦いだが、
立憲推薦が付いても公認で無ければ票は見込めない。
北多摩第三 定数3
当選予想:都民・共産・公明
今回は立憲が候補を擁立せず、リベラル系は共産に一本化。
都民現職の尾崎も絶対的な強さを持つ。
公明と自民の激しい最終議席争いは公明が粘ると予想。
北多摩第四 定数2
当選予想:自民・共産
保守的な地域で都民もなかなか浸透に苦戦している清瀬を抱える。
また東久留米は共産が強く、組織戦が展開出来ない再生の仲は厳しい。
島部 定数1
当選予想:自民
言及する必要もないくらい自民の鉄板区。
ここを落とすなら自民は壊滅。


コメント
4ボロボロですよね、自民党٠٠٠。
けど究極の無党派選挙区東京の民意だとは思います。
都民ファースト的な政党が国政には「無い」というのが大きな相違で国政だと消去法で自民に流れるのです。
正直自民が二人擁立した選挙区はかなり厳しいと思います。
基本的には都民>国民>公明>自民>共産>立憲>公明2>都民2>国民2>自民2
>れいわ>維新>参政>再生というのが基本線であとは候補をどこが出しているかと、
その選挙区自体の政党の基礎票という形ですね。
自民は最終議席争いの選挙区がいくつかありますので、そこで競り負けると
共産に抜かれて第四会派落ちもあり得る状況です。