「子供を返して」児童福祉施設切りつけ事件　逮捕の女が先月も福祉機関で暴れる　「記憶に無いからわからない」と容疑について供述　佐賀市

RKB毎日放送

31日夕方、佐賀市の児童福祉施設で職員が包丁で切りつけられて死亡し、28歳の女が逮捕されました。女は先月も子供を引き取りに児童養護に関わる福祉機関で「子供を返して」と叫んで暴れ、一時保護されたということです。 31日午後5時半すぎ佐賀市金立町の児童福祉施設で、職員の川原千恵さんが両腕を包丁で切りつけられその後、死亡しました。 警察はパート従業員、平田ミル容疑者を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し今後、容疑を殺人に切り替える方針です。 警察によりますと平田容疑者は先月13日、佐賀市内の児童養護に関わる福祉機関で「子供を返して」と叫んで暴れ、保護されていたということです。事件当日も子供に会うために施設を訪れたとみられ、警察が詳しいいきさつを調べています。 佐賀県警は、事件当日に現場で現行犯逮捕した女を平田ミル容疑者（28）と発表していましたが、6月2日、女について中国籍の李綽楹容疑者（28）であることを明らかにしました。