【無料】あと87日:心療内科
3月6日
週末の山口公演に備えて12年ぶりに心療内科に行ってきた。発作が出た時のために頓服薬をもらうため。12年前のちょうどこの時期、春を迎えたころ、急な不安感や息苦しさ、動悸の症状が現れるようになった。最初は夕方頃に1回出るだけだった発作が次第にランダムに何度も頻発するようになり、これはそのうち高座にも支障が出ると思い、師匠に相談に行った。「風邪みたいなものだと思って、ひとまず休んだ方がいい」と言ってもらい、決まっていた仕事をキャンセルして休養した。入門して1年半というすごい速さで二ツ目になって、秋に国立演芸場で昇進記念落語会を開催して、と1年一気に駆け抜けて「さぁここから通常の二ツ目生活が始まるぞ!」というタイミングだったから、そこで一度休みを設けることは少し嫌だった。自分で調べて「たぶんそうだろうなぁ」と思っていた通り、病院に行ったらパニック障害と診断された。
それでも師匠の言う通り風邪みたいなものだったようで一ヶ月ほどで発作はほぼほぼ鳴りを潜め、そこからは密閉空間など苦手状況を意図的に避けながらうまく付き合ってきた。
去年の暮れに苦手な密閉空間を避け損ねて、少し重めの発作が出た。一度身体がその動悸の感覚と言うのかを思い出したらしばらく余韻がずっと残っている感じで、以降は少しの負荷で一気に発作が出てしまうリーチ状態が続く感じになる。ただでさえ昇進周りのあれこれでかなり追い詰められてきている自覚があるから、これはいつまた発作が爆発してもおかしくないなぁと思い、今回は先回りして薬をもらいに行くことにしたのだ。
12年前にも一度心療内科に行ったのだけど、それがどこの病院だったか思い出そうとしても無理だった。やっぱり少し歪な時間を過ごしていたのかもしれない。今回は自分で調べて見つけた隣駅にある病院に行ってきた。平日の夕方自分だったけど、ロビーには大勢の患者さんがいて、みんな大変だなぁと思った。



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