【無料】あと54日:昨日とは違う今日のこと
4月8日
起きて、昨日作成した案内状を出しに郵便局へ。と、1枚切手を貼り忘れていたものを局員さんが気づいてくださった。助かった。
ここでは書かないけど、実は既に昨日1つ大きなミスが発覚した。たまたま気づいて事前に処理できたけど、その前にも既に同様のエラーがあったかもしれず、ドキドキしている。でも、もうやってしまったことはしょうがないから、ここから先のリカバリーだけを考えることに。先輩方が「どれだけ注意しても絶対に失敗は出てくる」と口を揃えておっしゃっている意味がわかった。現時点で既に気づいて処理できた小さいミスが3つあった。ギリギリのところで止められているけど、漏れ出てしまうのも道理だ。
案内状をお送りするリスト作りをする。まだまだ作業が進まない。パーティーのサポートを志の太郎兄さんにお願いした。先輩にやって頂くなんて普通はあり得ないことなんだけど、司会をお願いしている晴の輔師匠から「太郎がいてくれたら、絶対に助かる。俺が指示したという形でもいいから、吉笑からお願いしてみな」と言って頂いたから、真っ直ぐお願いした。快く引き受けてくださって、早速明日のホテル打ち合わせに同行してくださることになった。同時に「あれと、これと、これはどうなってる?」と一気にやるべきことをリスト化して送ってきてくだっさった。心強い。返答は「どれもこれも何にも手付かずです」と正直に伝えた。。。今日から一気に進めよう。絶対にどこかでしっかり恩返ししなくちゃと思っている。
そして、もう1つ、手付かずのままうっちゃっている「のぼり」について、ようやく工房に連絡をした。「すみません、手付かずです。まだ間に合いますか?」と正直に。結果、今月いっぱいで入稿すれば大丈夫だと判明した。助かった!おおお!
昨日相談した引き出物について、先方からプランが届く。タイトな日程で大きなロットに対応してくださることに。ありがたい。大体の方向性が決まって、後日打ち合わせをすることに。
高円寺披露目にオファーしていたある方からスケジュールNGの返答が届く。残念だけど、素早く対応してくださってありがたい。と、そこで、チケットぴあに登録している28日(夜)と29日(夜)のプログラムがあべこべだったと発覚した。またしても大きなミス!危なかった!すぐさま修正依頼をしてことなきを得た。本当に気をつけなくちゃいけない。
別の方に出演依頼をお送りしてから、打ち合わせのために立川企画へ。ポジティブバイブスに満ち満ちた社長と喋っているうちに気持ちが上がってきた。パーティーの相談もさせてもらった。引き出物、この数日ですでに2つ決まったのだけど、あと少し欲しいよね、何がいいかね、と楽しみながら相談した。そうだ、もちろん準備は大変だけど、楽しみながらやることを忘れちゃいけない。義務作業じゃなくて、やりたくてやるんだ。
編集者さんから「日記を見てる。何か助けられることがあったら何でも言って」とメッセージが届く。そんな感じで最近は本当に周りの方が時間を割いてサポートしてくださっている。ここには書かないけど小春志姉さんにいたっては、連日どれだけ電話で1つ1つアドバイスもらっているか。
井の頭線で吉祥寺に移動して談笑一門会。披露目のことは一旦忘れて通常の仕事の連絡を返す。だいぶメールが溜まってきてしまっている。特にソーゾーシー関連。あぁ、まずいまずい。バタバタしながら着替えて高座に上がる。疲れていたのか、これまでにやったことのない大きな展開とばしをやってしまった。首を動かすべきシーンで足を動かしていた。すぐにおかしなことに気づいて、無理やりその場で流れを合わせていく。このあたりは普段からイメージ記憶で落語をやるタイプだし、ましてや三題噺でその場で言葉を紡いでいくスタイルに慣れているから、まぁ無理やり帳尻を合わせることはできる。ただ明らかに高座の完成度は低い。あぁしっかり出番前は落語のことに集中してから高座に上がらなくちゃ、と当たり前のことを思った。別に披露目をやるために落語家になったんじゃなくて、面白い落語をやりたくて落語家になったのだ。そこを間違えたら本末転倒だ。
まだしばらくはこんなバタバタした日が続くけど、一日の最後は落語のことを考えて終えようと決めた。昨日公開になった丸亀製麺の『擬音痴』、良いところを踏めたなぁ。擬音というかオノマトペをモチーフにしたネタは古今東西たくさんあるけど、シンプルに「擬音痴」という設定を思いついて「どうせ誰かが踏んでるだろうなぁ」と調べたら、案外踏まれていなくて、よしよし、と良いところを踏ませてもらった。絶対擬音感とかは擬音痴が浮かんだ時点で自動的に踏めるドラみたいなもの。二月末くらいに夜な夜なネタ作りしていた。5日くらい考えて何にも進まなかったのに、白山神社の脇の坂を下っている時に「擬音痴」という言葉を閃いた。その瞬間にもうネタのほとんどはできたくらいの感覚。その手前の数日の苦悶全てが報われる感覚。これをやりたくて落語家になったのだ。
いま京都のいけずな言葉をモチーフにしたネタを作ろうとしている。ソーゾーシーのツアーでやるのかな。これまでの経験で、このモチーフなら絶対にネタが出来上がるのはわかっている。それをどこまで面白くできるかが肝で、披露目準備に全振りするちょっと前まで夜な夜な考えていた。ああいう時間を必ず捻出しよう。
なにか面白くなりそうなフックはないかなぁ、と夜な夜な考える。その瞬間は楽しいはずなく、むしろしんどい。と、次の瞬間「とても硬い韻を踏まはりますねぇ」「おしゃれなネックレスつけてはりますねぇ」と京言葉でアンサーを返すラッパーの姿が頭に浮かぶ。『京言葉でディスってくるラッパー』。ふふふと口元が緩む。同時に脳みそからじゅわ~っと何かたまらない分泌物が出てる。
あ~、自分好みの落語では使えない設定だなぁ、残念だなぁと思いつつ、一応「京言葉 ラッパー」などで検索して、すでに踏まれていないか確かめる。目立った先行事例はまだないから、大丈夫そう。また今日も1つ、これまで世の中になかった場所を踏めたなぁと、ほくほく幸せな心持ちで寝る、そんな毎日を過ごしたい。



コメント