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>短槍と長槍 の違いはなんでしょうか? >もちろん長さは違うんでしょうが >どこからが長槍、 >どこからが短槍なんでしょう? 明確な境界線はないです。 流派や使用者によって それぞれが好き勝手に 各々な理由を考えて 境界線を主張している様です。 まず各流派でスタンダードな「槍」の 長さがあると考えられます。 (これも流派や国により差があり決まった長さはない) で、そのスタンダードサイズに対して これまた其々の使用者や流派や国・地域で コンパクトサイズされた長さがあり それをスタンダードに対して 「短槍」と呼ぶわけです。 ちなみに「長槍」という言い方は スタンダードサイズを指す場合と スタンダードサイズより長いサイズを指す場合があり これも使用者・流派・国や地域で 違うようですね。 つまり、 その使用者や流派や国・地域の 事情に合わせて「●×流短槍」とか 「◆▲氏直伝の手槍」とか言うのが 正しいということでしょうね。 >長槍は槍術、なんでしょうが >短槍術とは聞いたことがないので >正規のものではないのですかね。 少し前に坂本竜馬の 千葉道場における免許皆伝書が 発見されて話題になりましたが 覚えていますか? この時、発見された免状には 「北辰一刀流兵法皆伝」 「北辰一刀流兵法箇条目録」 「北辰一刀流長刀(なぎなた)兵法皆伝」 とありました。 一般的には剣術の道場と言われる 北辰一刀流の千葉道場で 坂本竜馬は「長刀」を習っていた訳です。 このように 江戸時代以前の道場は 単なる「剣術」のみを教える場所でなく 武士たる者が戦において使う あらゆる武芸を習得するための 教習所だったのです。 (明治時代以降に西洋式の考え方と 武士階級の廃止により 色んな事柄が分化された 民営化された際に 各道場も剣道とか空手道とか合気道とか柔道とか と言うように専門道場化した様です) つまり江戸時代以前には どの流派の道場でも それぞれの師範が習得した範囲での 色んな武器術を練習していた様で その中には「槍術」「短槍術(手槍術)」 「長槍術」もあったようです。 しかし、戦国時代が終わって 長い平穏な江戸時代には 武士の大半が日常持ち歩く武器には 「刀剣(おもに打刀)」を利用し 各種の槍は屋敷の蔵で眠ってしまった事で ドンドンと「槍術」を習う人は減っていったと思われ 結果、各道場でも習得科目から 「各種槍術」は消えた行ったと思われます。 結果、戦国時代の武芸の伝統を 重視する一部の流派以外の槍術は 失伝されしまったことで 今日、日本では各種「槍術」があまり メジャーな感じがしなくなってしまった という事ではないでしょうか? >確かに槍のメリットを潰してるようなものでしょうし >刀、剣でいいじゃんとなりますかね。 まず槍は刀剣より安価 例えば一般的な打刀の刀身は およそ1kg前後の鋼(はがね)製です。 そしてそれを長さ80cm~1mほどの 刃に鍛造し、研磨して製作します。 一方、槍は先端に 包丁くらいの鋭利な金属をつけた棒ですから 材料費も製造の手間も 打刀と比較して大幅に安価で製造できるので 戦国時代のような 大規模な戦力での戦闘において 大量の武器が必要な戦場では コスト面で圧倒的に有利であり また、極端に言えば 竹の先端を鋭利にした物でも 武器として十分な威力を発します! 戦乱の本場(?)中国では 「突けば剣、振れば棍(棒術)、投げれば矢」 その多彩な術変換能力から ”槍は武器の中の王” と呼ばれています。 当然同じ長さであれば 刀剣より短槍の方が 安価で術式が多彩であるという事で 戦闘力的には有利な武器と 言われていますね。 (これも色んな意見の1つでしかないですが)
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日本では「槍」という言葉しかありませんが(穂先の種類は別)英語では、 ランス、スピアー、ジャベリン、パイク、というように同じ槍でも種類があり使い分けられています。。まずファランクスやパイク兵などの使うものは長槍ですね。これらは集団でしか使えないものです。ところが同じランスでも騎士の時代の物は4mほどですが、ナポレオン時代の騎兵槍は2mほどになります。 また、ノルマンコンクエストのとき、ノルマン騎兵が使っていたものも2mほどですが。これは逆手に持っても使いました。と、いうことはジャベリンのように投げることもあったと考えられます。 馬を降りた騎士が使う武器でキャンドルステックというのがありますが、これはおそらく両手突き剣から進化したものと思われます。先端はとがって柄が長い丈夫な槍ですが短く身長以下です。 短槍術は沖縄でティンべーとローチンというのがあります。
短槍は手槍、半槍、座敷槍などとも呼称されますので 名が示すように片手で扱えることと 狭い屋内でも扱えることの2点が特徴なのでしょう。 問題は「刀でいいじゃん」の部分ですが、 結論としては刀でも良いけど槍が好みの人もいた という程度のことだったと推察します。 戦国時代までは槍のように 柄の長い長巻という刀も使われていたことを考えても 武器の長さや形状は無限のバリエーションから 好みに応じて自由にチョイスできたのだろうと考えられますので、 短槍を選ぶ物好きも居たということではないでしょうか。 あるいは、江戸時代のある時期からは 個人で保有可能な武器の長さに制限が出来たそうなので、 もしかしたらそうした規制のせいで どうしても槍を持ちたいのに長槍を禁じられてしまった槍マニアが 慰みのために作らせた変わり種の武器が 意外と需要が高くて市民権を得たものなのかもしれません。
解釈として正しいかどうか分かりませんが、「1人でも複数でも使える」か、「複数で使うのが前提」かが1つの目安に成りえると考えます。 ギリシャ・マケドニアのファランクスや、日本の戦国時代の槍衾で使った槍は(うろ覚えですが)4メートルから6メートルもの長さがありました。これは1人で使っても戦力にはならず、同じ槍を持った兵士が多数で協力し合う前提です。一方、1人で戦う前提の槍はもっと短いものでした。(もちろん、短い槍同士で協力し合うこともあります)
「石突きで殴れる、振り回せる」 というのが最大のメリットじゃないでしょうか。 「短い槍」というより「穂先の付いた棒」 という扱いなんじゃないかと思います。 世界史的に言うと、槍単体ではなく 盾も併用することも多い気がします。 日本では盾があまり使われなかったので 短槍も使い所があまりなかったかもしれません。 「経済的」「扱いやすい」 というのもメリットの一つじゃないですか。 刀や剣を作るのは鉄もそれなりにいるでしょうし ある程度重くなると思うんですが、 棒の先に穂先をつけるだけだと ずいぶん軽いし持ち運びもしやすい。 刀剣ほど技術の習得を必要としないと言うか 棒として振り回すだけでもそれなりに役に立つ、 というのもあると思います。