第70回埼玉母親大会 国立女性教育会館 性差別について大人から子どもへ伝えるべき事
5月24日、第70回埼玉母親大会が国立女性教育会館で行われました。
記念講演では、弁護士の太田啓子氏が「ジェンダー平等を実現するために私たちができること」をテーマに話ました。
太田先生は、二人の男の子を育てた経験から、性差別を無くすためには子ども時代からの教育が必要だと考えている。特に男の子に性差別・性暴力についてどう教えるかが必要。大人から子どもへ伝えるべきことは、「〜らしさ」の呪い・ジェンダーバイアスから自由に生きてほしいこと、性差別・性暴力に積極的にあらがってほしい。
日本の性差別構造として、経済力の格差が深刻である男性に依存しないと生活できない状況が構造的にある。男女の賃金格差や、女性の非正規雇用の多さなどがあり、2024年のジェンダーギャップ指数は146か国中、118位の低さ。
子育ての中でもある差別。「男の子ってばかだよね」とつい言ってしまう一言。これは親の権力性の発言であり、そんな親の言動を子どもは見ている。子育ては愛情だけではなく、学びも必要であると話しました。
記念講演の後は各団体からの運動交流の発言があり、特別決議として「国際女性教育会館の研修棟・宿泊棟の存続を求める」事の確認と大会宣言を読み上げ終了しました。会場、オンライン合わせて約800人が参加し成功に終わりました。
太田啓子氏
【小野由美子市議・記】
(にいざ民報 2025年6月1日 No.2078)