武豊騎手がGIレースで圧倒的な強さを見せていた頃。若手騎手たちから「自分だって、あれだけ強い馬に乗れば勝てる」という声が上がっていたそうです。
それに対し武騎手は、「それは確かに、勝てるでしょう」と応じながらも、こう続けたといいます。
「でも、大切なのは、なぜ自分が強い馬に乗せてもらえないかという事実を考えること」
「一番強い馬に、一番優秀な騎手が乗るのは、当たり前のこと」
「その当たり前に対して、自分がどう行動するかが大事」
この話は、私たちの仕事や人生にも通ずるのではないでしょうか。世の中のルールは、一見複雑に見えて、実は意外とシンプルなのかもしれません。
「なぜ自分は、より良いポジションにいないのか?」 「なぜ自分は、もっと大きなチャンスを与えられないのか?」
この「当たり前」の問いに対し、不満を述べたり、他者を羨んだりするのではなく、自分がどう行動すべきかを考えることこそが重要です。