【全9話】魔術情報瓶詰学・秋季課題レポート 作:taku1531
差出人 ゴードン・サムナー教授
宛先 スティング・スウィフティーズ
件名 Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
ミス・スウィフティーズ
なんだあのレポートは。
差出人 スティング・スウィフティーズ
宛先 ゴードン・サムナー教授
件名 Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
サムナー教授
お疲れ様です。スウィフティーズです。
や、やっぱりダメですかね?
私自身も確かにちょっとダメかな? と思ってはいたんですよね……隣町にメール一つ送るのに3分半かかるってのは確かにおかしいなと思って……
差出人 ゴードン・サムナー教授
宛先 スティング・スウィフティーズ
件名 Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
ミス・スウィフティーズ
私はこの国に端末による情報伝送システムの普及を推し進めた一員であり、メールの有用性を極めて高く評価しているが、君に私のため息が届かないことだけは残念に思う。
完全におかしい。
端末番号は国の機関が定めたものであり、各地にある情報伝送処理端末に問い合わせを行えば送るべき秘的位置が返ってくる。
それをせずに存在する可能性のある場所すべてに情報伝送を行うなどという思いつく限りで最も乱暴なやりかたを私の生徒がやったことについて頭を抱えている。
それはさておき(本来であればまったくさておくべきではないのだが)、異世界への情報伝送の可能性というのは、つまり……
差出人 スティング・スウィフティーズ
宛先 ゴードン・サムナー教授
件名 Re: Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
サムナー教授
あ、はい!
そんなやり方があったんですね! 教科書読んでみても具体的にどうすればいいかよくわからなくて……
異世界のほうはもしかしたら出来るのかなー? と思ったので、今アカデミー寮の自室で試しにやってみてます! ゴーレムで溢れかえることはないよう最小限のサイズにしたんで、たぶん大丈夫です!
差出人 ゴードン・サムナー教授
宛先 スティング・スウィフティーズ
件名 Re: Re: Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
ミス・スウィフティーズ
つまり?
ある程度想像はつくが、具体的に何をやっているか説明してくれたまえ。
差出人 スティング・スウィフティーズ
宛先 ゴードン・サムナー教授
件名 Re: Re: Re: Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
サムナー教授
前の講義でも、メールでも話していましたよね?
現在の技術だと成功率は10-300程度だって。
なので、10300回施行すれば成功率は63%ぐらいになるんじゃないかなーって思いまして。
21000≒10300なので、必要な時間は1000×複製にかかる10秒で10000秒。なので3時間放置でいけるかな? 朝仕掛けてちょうど今がそれぐらいなので、一旦自室に戻って見てみます。
差出人 ゴードン・サムナー教授
宛先 スティング・スウィフティーズ
件名 Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
ミス・スウィフティーズ
よろしい、朗報を期待している。
ちなみに、なにを伝送したのかね?
差出人 スティング・スウィフティーズ
宛先 ゴードン・サムナー教授
件名 Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
サムナー教授
あっ!
送る内容まで考えてなかった……
レポートのために自宅に情報伝送したときのテスト送信内容そのままだ……
差出人 ゴードン・サムナー教授
宛先 スティング・スウィフティーズ
件名 Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
ミス・スウィフティーズ
異世界との外交問題になったら、私の責任になりそうだな。
テストに使った内容というのは?
前に使ったデータということなら、実験を止めなくても確認できるはずだ。
差出人 スティング・スウィフティーズ
宛先 ゴードン・サムナー教授
件名 Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
サムナー教授
教授とのやり取りとレポートのファイルです!
あ、あと今気づいたんですけど、実家に送ったときとかと違ってほんとに届いたのか確認できません!
なんとか確認するやり方を考えてみます!
差出人 ゴードン・サムナー教授
宛先 スティング・スウィフティーズ
件名 Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: Re: 魔術情報瓶詰学 秋季課題レポート_修正版(3)の提出
ミス・スウィフティーズ
ぜひとも確認の方法を考えてくれ。
もし届いたことがわかれば、君のレポートは今後全て合格とする。
君に何度も食事の時間を邪魔されてはかなわないからな。
発想元:Artless Gamesによるインディーズゲーム「A=B」