SONYのノイズキャンセリングイヤホンを手にした聴覚過敏&LiD/APDの覚書
初めまして、LiD/APDマーク制作者です。
私は軽度の自閉スペクトラム症、軽度のLiD/APD、双極性障害の診断を受けております。
日々聴覚過敏には悩まされており、なんとか対策を模索していました。この度、SONYのノイズキャンセルイヤホンである「WF-1000XM5」を購入し、長年続いた聴覚過敏対策グッズ戦争に終止符が打たれそうなので、これまで試したグッズといかにWF-1000XM5が私に合っていたかを残しておこうと思います。早く買えばよかった。
筆者のスペック
・20代後半
・自宅仕事フリーランス
・自閉スペクトラム症
・軽度のLiD/APD
・双極性障害
・視覚過敏、聴覚過敏(高音域が特にNG。電気系統の通電音、子どもの叫び声、電車の汽笛や駅での笛等々…)
・触覚は鈍麻気味な気がしている(ノイキャンイヤホンと相性が良い所以)
・音に形を感じる共感覚持ち(音質の違いをめっちゃ感じる)
・月に数回しか外に出ない ※重要
結論から言うとWF-1000XM5が優勝
これまで多くはなくとも聴覚過敏対策に色々グッズを試しましたが、結局は落ち着くところに落ち着いたなという感じです。
そもそも音楽を聞くためのものなので、音楽体験という面でここまで進化していたのか…と感心してしまいました。
業界最高と言われるノイズキャンセル性能もその称号に納得せざるを得ないほどのレベルです。本当に何も聞こえなくなるので若干不安もありますが…。
これまで試した聴覚過敏対策
これまで使った対策グッズの良い点と合わなかった点を書きます。
「悪い点」ではなく、あくまで「私に合わなかった点」なのでご承知おきください。
キングジム「デジタル耳せん MM2000」
最初に試したのはキングジムさんの「MM2000」でした。
ちょうどMM1000が話題になっていて調べたところ、MM2000が発売になっており購入しました。
★良かった点
・満充電で50時間使用できる
・装着感が耳に合っていた
・鳴り続けている環境音をカットしてくれる
(電子機器に囲まれた教室での講義ですごく助かった)
・イヤホンではなく耳栓なので単体で使用できる
★合わなかった点
・会話するために通過させている音が苦手な音域だった
・コードに何かが当たるとゴソゴソと不快な音がする
・付属の巾着だと持ち運びに若干不便さがあった
Loop Engage Plus
次に試したのがこれまた話題だったLoopシリーズ。
購入した瞬間に2が発売されて若干凹みました。
★良かった点
・装着感がとにかく良い
・イヤーピースの種類が多い
・充電や電源が必要ない
・特定の音をカットするのではなく全体的に控え目な音にしてくれる
(冠婚葬祭の場面で大変お世話になった)
・持ち運びケースがコンパクト
★合わなかった点
・足音がめっちゃ響いてくるので歩きながら使いにくい
・Plusに付属のシリコンは装着すると耳の中が真空になり痛くて使えない
・持ち運びケースの耐久性が微妙で途中で真っ二つになった
・音量を控え目にするものなのででっかい音は貫通してくる
SONY 「WALKMAN NW-A55HN」
上記二点を試しても電車内や移動中は最初から持っていたWALKMANのノイズキャンセル機能を使っていました。音楽が聴きたいのもありましたが、結局は何も聞こえないのが一番落ち着くわ…となったからです。SONYのノイズキャンセル性能への信頼感もこのデバイスのおかげで積み重なっておりました。
★良かった点
・ノイズキャンセル性能が高い
・足音がほとんど響かない
・不快な音0(その代わり必要な音も0)
★合わなかった点
・コードに物が触れる音が不快
・ノイズキャンセルON/OFFの手間がものすごいかかる
・スマホと2台持ちが若干不便
WF-1000XM5、あまりに最強
お気づきでしょうか、上記で挙げた合わなかった点をこのWF-1000XM5はほとんどクリアしてしまっていることに…
ワイヤレスってすごいんだなあ
正直、私はワイヤレスイヤホンに良い印象を持っていませんでした。
一度安めの機器を試聴したとき、Bluetooth特有のノイズがかなり入っていて、聴覚過敏にワイヤレスイヤホンはダメなんだ…こんなノイズはいるんだ…と諦めたことがあったのです。
ちゃんとした機器さえ選べば、ノイズなんて全く気にならないんですね。
2台同時接続で手元の端末で切り替え可能
これ最強です。これまで利用してきたBluetooth製品は1対1の接続しか対応しておらず、切り替えたいときは一度切断してまた別のでペアリングして…と面倒な作業をしていたのですが…。
2台登録しておけば、あとは手元のデバイスで切り替えできます。
私はiPhoneとPCを接続して、必要に応じて切り替えてます。欲を言えばiPadでも接続したいから3台同時接続できるようにならないかな…って…
ノイズキャンセルをつけたとき、多分3ミリ浮いてる
SONYのノイズキャンセルは上記でも記したように愛用していたものの、前の機器は2018年モデル。私のSONYへのイメージはここで止まっていたのですが、やっぱり年数が経つと進化するんですね。
前までは足音が少し響いてきていたのですが、今回のWF-1000XM5はノイズキャンセルをONにして歩くと足音が何にも聞こえません。噓でしょ。
私3ミリくらい浮いてる? 地面に足ついてなくない?
そう不安になっても、ワンタッチでノイズキャンセルをOFFにできるのでちゃんと地に足つけられてます。ありがとうSONYさん。
装着感は人によりけりなので店頭で試そう
イヤーピースは、以前使っていたシリコン製ではなくスクイーズのようなもちっとした物に変わっていました。
市販の耳栓に近いので、閉塞感が苦手な感覚過敏さんは辛いかもしれません。
また、サイズは4種類ですが、私はSSサイズとSサイズの間が欲しいな…という微妙なサイズでした。ノイズキャンセル性能のためにSサイズを無理やりぐりぐりとねじこんで装着しているので、触覚鈍麻でよかったなあと思っています。
たいていの量販店で取り扱っている機種ですし、試聴用を用意している店舗が大半だと思いますので、可能であれば一度装着してみた方が良いかなと思いました。
家電量販店、視覚過敏と聴覚過敏には辛いんですけどね…。
懸念点がないわけではない
浮かれて褒めつくしていますが、これから使うにあたって不安な点もゼロではないので記しておきます。
スマホの充電がゴリゴリ削れそう(音楽を聴く場合)
これまではスマホと接続して利用するようなものを使っていなかったので、今後のスマホの充電が心配です。
まあ、滅多に外に出ない引きこもりフリーランスなので良いでしょう。
360°サウンドはものによって辛い
WF-1000XM5は360°サウンドに対応しているので、Amazon musicで色々聞いてみました。
曲によっては目立つ音が右往左往していて、音源が置かれている空間も広くボーカルに全く集中できない…。
いつも聞いている曲すらも歌詞を聞き取れなくなる事態にふと「あ、これLiD/APDの症状と同じ感覚だわ」となりました。
聴覚過敏とは関係ありませんが、ボーカルあり音楽が好きなLiD/APDさんは360°サウンドに期待しすぎない方が良いかも…。
充電が自分の利用環境で実際どれだけもつのか要検証
公式から稼働時間は出ているものの、実際自分が利用してどれだけ充電が持つのかこれから探り探りだなあと思っています。
特に外からの声に苦しめられているので、必要な時間帯に充電できているように自分で見極めなきゃなあと。
絶対いつか片方落とす
だって…小さいしワイヤレスだし…手が滑ったら終わりじゃないですか…怖いよ…
こればっかりは慣れる、気を付けるしかなさそう。
結論:聴覚過敏にはワイヤレスが良いのではないか
ずっとWF-1000XM5を見ながら「高いからな…もうちょっと安く済むもの…」と言い続けて色々試しましたが、結局はここに落ち着いてしまいました。
もちろんノイズキャンセルやイヤホンがそもそも適さない場面もあるかと思うので、そこはLoop Engageさんのお世話になろうと思います。
こう見ると、ワイヤレスが選択肢として残っていますね。
イヤホンとしては有線の方が音質が良いイメージはありますが、聴覚保護の観点からはワイヤレスが良い気がします。コードに服がこすれるあの音、しんどいんですよね…。
聴覚過敏の方がWF-1000XM5を使った感想をなかなか見つけ出せなかったので、どこかの誰かの参考になれば幸いです。


コメント
7なみま様の該当記事を拝読しましたが、私には著作権侵害にあたるような類似点が分かりませんでした。
どちらも聴覚過敏やLiD/APDに対処するためのグッズのレビューという同じ題材の文章というのみです。
文章構成が似ているという点を問題視しているのであれば、同じ目的で複数の手段を紹介・比較する際の構成としては所謂定番の構成かと思います。
該当記事と本記事の多数の類似点というのを明確に示していただかないことには、なみま様がどの箇所を問題視しているのか分かりかねます。
また、LiD/APDマークの公式Xをご覧いただければ分かりますが、当アカウントはマーク制作者本人です。利用者の方々には制作者を偽って利用しないよう規約に明記しておりますが、私は利用者ではなく制作者本人ですのでその点は問題ありません。
執筆時に他の記事を参考にしたり模倣したということは一切ございませんので、何か問題を感じていても偶然としかこちらは言えません。また、例え既存の記事を模倣したとして、それを多くの方に利用いただいているマーク公式のアカウントで無料で公開するというハイリスクなことをするメリットが当方にはありません。
(1/3)
前回までのご連絡において、当方は文体および言い回しの類似に対する不快感を表明し、冷静かつ誠実なご対応をお願いしておりました。
にもかかわらず、貴殿がSNS上にて
「当記事において、既存の記事の模倣を指摘するコメントをいただいております。
そのような事実は一切なく、当記事を執筆する際に参考にしたのは『記事内にあるグッズの公式サイトのみ』であり、その他のあらゆる記事を模倣、参考にした事実はございません」
と一方的にご主張を発信された件については、対話が継続中であったことを踏まえれば、まるで事実関係が既に確定したかのような印象を第三者に与えるものであり、誠実な対応とは言い難く、遺憾に存じます。
(2/3)
本件は、いわゆる盗用を断罪する意図ではなく、「文体上の類似が個人の表現と重なる点」において強い不快感を覚えたため、そのご認識とご対応をお願いしたものでした。
また、ご主張の「マーク制作者本人」であるとの点につきましても、配布元の公式Xアカウントおよびサイト上に、当該noteアカウントとの明示的な紐付けは確認できておりません。
他団体(例:近畿LiD/APD(聞き取り困難症・聴覚情報処理障害)当事者会 @PeerApd)では、執筆者名やリンクが明記されており、制作者本人を名乗るには一定の可視性が求められるものと認識しております。
(3/3)
以上を踏まえ、これ以上の建設的な対話は困難であると判断いたしました。
よって、本件に関する当方からのご連絡はこれをもって最後とさせていただきます。
今後は、第三者の目にも誠実と受け取られるご対応を、改めてお願い申し上げます。