実は今回の計算問題はすべて小学校で習うものなので、小学生も解ける問題です。しかし、油断してしまうと間違えてしまう要素がたくさん含まれているので、計算方法を丁寧に思い出しておきましょう。
もしかすると、意外な発見や、「そうだった!」と思い出すことがあるかもしれませんよ。
問題
次の計算をしなさい。
45÷9+(15−7)
カッコが含まれた計算ですが、計算順序を間違えずに計算できるでしょうか。
解説
この問題の答えは「13」です。
カッコがある場合、計算順序はどのような順だったでしょうか。
<カッコがある場合の計算順序>
・まずはカッコの中から掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算する。
・次にカッコの外を掛け算・割り算→足し算・引き算の順に計算する。
丁寧に計算していけば計算順序を間違えることはありません。問題を解き始める前に、この計算順序をしっかりと確認しておきましょう。
では、カッコがあるのでカッコの中から計算していきます。
45÷9+(15−7)
=45÷9+8
これでカッコが外れたので、残りは割り算と足し算になりました。割り算→足し算の順を守って計算していきます。
45÷9+8
=5+8
=13
正しい計算順序で解くことができました。
まとめ
このような問題は計算自体は簡単ですが、計算順序が複雑に感じるものがあります。
ですが、「カッコの中→外」「掛け算・割り算→足し算・引き算」という二つのポイントをしっかり意識しておけば、正しく解けるようになります。今回の問題で、しっかりと記憶に定着させておきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。
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