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安楽死をめぐる物語のアイデアがあって、ただ、それをネットでやるには刺激的すぎる(炎上怖い)
ただ、現実がどんどんみんなが気が付かないうちに(目をそらしているうちに)侵攻してきて実際に気が付いたら自分が漫画で考えているのよりもひどいことになりそうなので(自分が漫画で書こうとしているものは実際安楽死が法制化された国である程度起こっていることだ)やるなら早くやらないとな。みたいな気持ちがある。
アイデア、どうせ誰もパクらないと思うのでここでざっくりと書くけれども、自殺が法制度化された近未来の日本が舞台で、自殺をすることが禁忌でなくなった世界。そして、自殺した後の死体のパーツ(腎臓など)は医療資源として活用される。そして、その資源を使って日本は医療大国になっている。
海外から臓器移植を求める人が医療ツーリングでたくさん日本にやってきて、外貨を稼いでいる。そんな未来。
そんな未来なので、「安楽死施設(企業)」以外での自発的な自殺は禁止されていて、道徳的でないとされる。勿体ない。反社会的な行為とされている。
また、自分が自殺する側に掛ける金融商品がある。
自分の内臓を担保に金を借りられる。自殺したらその内臓を供与することになる。自殺しなければ借り得。
つまり、自殺しそうな人ほど、低利率で借金ができる。
(ドナーは無償ではなくて、ある程度のお金が払われる制度)
安楽死に伴う臓器提供にある程度のお金が払われるため、それを資産として家族に残すこともできるし、自己判断ができない患者の家族がその患者の安楽死を求めた場合、その臓器提供のお金をその患者の家族が手に入れることができる。(自己判断ができない状態になってしまった場合、家族に決定権がある。そういう安楽死が【簡単】)な社会
これが、大体、ざっくりとした社会制度の話。
また、臓器移植に関しては、民間が国からの委託を受けて行っているということになっていて、民間企業が主導で行っている。(SMAIL社)
主人公は、新入社員の安楽死コーディネイター。外国籍の人間。過去(子どもの頃)臓器移植手術で命を救われた経験がある。美少女。その時の手術費用はカンパによって賄われた。(可哀相な女の子を助ける会)その時の経験から、助かる命を助けたい、命の大切さを伝える仕事がしたい、と思い、自殺コーディネーターの仕事に就く。安楽死制度を内面化しているので、その状態に疑問を持たない。
パートナーは、その先輩社員。男性。
貧困家庭に生まれ、家族が安楽死している。(その金で大学に行き、この会社に入社できた)安楽死制度に対して心の奥で疑問と怒りを持っている。
この二人が、安楽死をめぐる色々な事件、自称に遭遇して、色々嫌なこととか、偽装的なほっこりする出来事を経験しながら、その【安楽死が法制化された社会】を案内するディストピア物語。
小話例1)先ほども出た、「自分の死ぬ側に掛けてお金を借りる制度」の話。貧困のエッセンシャルワーカー。
お金があれば死なないが、お金が無いので死にそうに辛くて悲しいし、だからお金を借りることができるけれども、結局、しばらく生活を延命するだけで、お金がなくて生活が成り立たなくなり、安楽死することになる人の話。
小話例2)死んだあとは遺族にパーツ代が払われるので、子供をたくさん作って溺れさせて脳死させて安楽死させる家族がででくる最悪エピソード。残り2人、弟の方が脳死状態で、上の子の方から主人公たちに「殺される」というメッセージを受け取って調査を開始する。(調査の最中のエピソード。上の子が脳死になった下の子のオムツの世話とかご飯とか床ずれよ世話とかしてる)
果たしてその残った子を脳死させようという現場を押さえて両親を捕まえて警察に引き渡す。しかし、その脳死の弟はパーツ取り対象。その手術のまえに兄が弟を殺さないでと泣き叫ぶ。たったひとりの残った家族なんだ、ご飯も、トイレの世話も俺がやるから、お願いだから弟を殺さないで、主人公たちは制度の成り立ちや意義を話して弟は手術室に入っていく。
小話例3)安楽死施設以外の自殺は犯罪だが、安楽死施設以外での自殺があい継ぐ。思想犯。
死というものは管理されるものではないという思想、死というものを隠ぺいしている事への批判。死というものは悲惨で苦痛であるということを示すために、飛び降りやその他の自殺をして配信する集団がいる。
死体取りが出来ないので困る。
自分の体は自分のものだ、という、意思表示。
小話例4)安楽死コーディネーターの仕事の優先度。
やっぱり健康的で若い人間の内臓が【高い】ので、病気であったり、高齢であったりする人間の順位は低くなる。
病気で、苦しくて、死にたい、と言う人よりも健康で、メンタルぴえん病むで、何となく死にたいから安楽死する人たちが優先。(ここら辺の気軽に安楽死に繋がってしまう人の話も)
【本当に安楽死が必要な人】に安楽死がなかなか届かない。お金にならないし、企業からの持ち出しもあるので。という、経済的に安楽死が合法化された際に起こる矛盾についての話。
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小話例5)本当に安楽死が必要な人についての話
※実際、今の日本でも安楽死の法制化を求める当事者が居て、そういう人の話もちゃんと書かないと片手落ちだと思う。
実際に、死に向かい合い、死を迎える人の話。
小話例6) 安楽死によって、失われる将来の税金の話。
有能な人間が死んでしまうと将来納められる税金が減ってしまうので、国税から怒られる話。
逆に、将来福祉にかかる可能性が高かったり、社会的にマイナスになる人に関しては、国税や福祉事務所が積極的に安楽死を勧めていくような社会を描く。
小話例7)安楽死制度によって、難病の人はすぐ死ぬようになってしまったため、難病の治療法が失われてしまった。
富裕層の難病患者が発生して、治療を求めるけれども、安楽死制度でその病気の人間は安楽死してしまうため、治療法が失われて治療ができない。この制度が始まる前だったら治療ができたのですが…
なんでできないんだ、死にたくない、と言って呻く富裕層(あるいはその安楽死制度を作った役人)
小話例8)【社会のお荷物】の人間が、周りからの安楽死しろ、と圧力をかけられるが、死なない話。
みんな、なんで彼が死なないのか不思議がる。
本当にみんなが迷惑がるが、彼は彼の意志で死なない。何故なら彼自身に死ぬ理由がないからだ。
一方、自分が病気になったら安楽死する、って言ってた人間が、病気になってしまって、死にたくない、と思いながら周りからの圧力で安楽死を選ぶ話。
小話例9)医療大国となった日本の話。
海外から医療ツーリズム、移植を求めてたくさんの外国人がやってくる。富裕層。合致する子どもの内臓を求めている。
一方日本の貧困層。生活苦と虐待とトラウマで生きるのが辛い。安楽死を求める。同じ子どもなのに、生まれた環境の違いで、生きる側と死ぬ側に分かれる。
日本は、経済大国となっている。社会のお荷物が居なくなり、労働生産性は上がったので。
という感じのお話を考えています。
どこかで、形にしたいのだけれども(そしてそれは早い方が良い)
ちょっと、時間が無いのと、炎上が怖いので二の足を踏んでいます。
ご興味のあるかた、もしいましたらご連絡ください。