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ekakinonakagawa
情報を効率よくインプットする方法
コンサルでもそれ以外でも役に立つビジネススキルとして「短時間で脳に大量の情報をインプットする」というスキルがある。これは検索スキルと併せて、日常生活なんかでも割と有用だったりする。
プロジェクト初日、顧客から大量の過去の資料を受領した。尋常ではない量だが、インプットにかけられる日数はせいぜい2日。もちろん、その時間が短ければ短いほど他のことに時間を使えるのでスムーズにプロジェクトを始めることができる。
あるいは自分があまり詳しくない分野で、顧客に提案を行う機会が発生した。ただし初回面談の日時は明日。顧客は今すぐ来てくれという姿勢で、それまでに最低限の知見は脳に入れておきたい。
上記のようなシチュエーションは、コンサルをやっていれば容易に発生する事態である。そもそも仕事が大量にあるので、インプットにかける時間は短ければ短いほど良いのだ。
というわけで、今回は目の前にある情報を脳に大量に叩き込む方法について語っていこう。情報をどう探すかは別の話なので、いったん今回は丸善あたりで業界本を5冊買ってきてこれを使って2時間以内に脳に情報を入れる、みたいなシチュエーションへの解答である。
余談だが、私は学生時代に競技ディベートをやっていたので独学でこの速読っぽい技術を習得している。あくまでプロの速読ではなく何となく速読っぽいという程度の技術なのだが、人間必要に迫られると色々な技術が身につくものである。ただ、やり方を知っていて習得するのと1から自分で編み出すのは習得コストがだいぶ異なるので、やはり最初はやり方を知っておくと早いと思う。
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