【やりとり全文】国民民主党・玉木代表「どこから備蓄米を調達するのか」「1年たったら動物のえさ」小泉農水大臣に備蓄米めぐる方針に懸念示す 国会・農水委員会(28日)
玉木代表: 米って一物一価のように見えてですね、銘柄によって違うんですね。さっき言った備蓄米っていうのはともすれば後1年たったら、家畜のえさに出すようなものだったので、それで別もんですと考えたほうが私はいいと思います。トータルとして平均として同等って話じゃないので、やっぱり申し上げたように、7年産米はもうある程度高く止まりますよ。むしろ、8年産米とかね、2026年産米がどうするかとか、そこを踏まえて考えて農政やっていかないと、中長期的な視点での、本当の抜本的な農政改革って出来ないと私は思います。改めてちょっと明言いただかなかったので申し上げますけれども、総理は3000円台とおっしゃいました。大臣も3000円台というのは同じ考えなのか。ちょっと裏から言うと、主食用米は5キロ2000円だとさすがにまずいと思われますか。 小泉農水大臣: 主食用米はといった玉木代表が言ったのは、今の全国平均4200円が2000円はまずいと思ってるかっていう、そういった趣旨で?はい、これはやはり今2000円ではやっていけないというのが生産者の思いであると思います。やはり資材の高騰、そして、世の中賃金も上がってますから、やはりこれを加味した上での生産コスト、これが乗るっていう価格じゃないとやっていけるわけじゃないと思うんです。 ただ、それを理解しつつも、この2000円だった1年前、2000円台だった1年前から、今平均で4200円になってる。このことは、1回落ちつかせていくことによって、本来あるべき農家さんがなされている努力や苦労が報われる価格はどこなのかというのを、今これだけ米の話題になってるときに、消費者の皆さんも含めて、一緒になって御理解をいただく。私は一つの契機にしなければいけないと思っているので、そういった思いも持ちながら取り組んでいることも御理解いただければと思います。 ■「石破総理と同じ考えということで、ちょっと違う」小泉大臣の考えは 玉木代表: もう1回聞きますね。石破総理がおっしゃった3000円台っていうのは、小泉大臣も3000円台と同じ意味で思っておられますか、あるいは違うなら違うこと。3000円というめどをつけるべきじゃないということも含めて、大臣の考えがあれば教えてください。