令和6年、絵や漫画が上手くなるためにやってみたこと
というわけで四年目の岡崎です。
今年のサマリー
去年に引き続きひたすら漫画の原稿を描いてたけど、今年ようやく最初の本が出せました。で、そのまま何冊か勢いで出して、オフラインのイベントにもサークル参加するようになりました。
なのでモノクロ漫画ばっかりでカラーの練習がそんなにできていなかったんだけど、それでも表紙絵とかグッズのために、去年より遥かにたくさんカラーも描きました。たぶん、絵を全く描かなかった日は1日もなかったんじゃないかと思います。
後から振り返ればいくらでももっと頑張れたんじゃないかって思っちゃうけど、まあまあ頑張ってたからいいかなと。
2024年の重点目標
面で捉える
これができてない自覚があったので、2024年の課題にしました。
きっかけはこの本!
ちなみにkindle版は、今kindle unlimited に入ってます。
上手い人に面で捉えるためのコツを聞いてみたり、ネットで調べたりしてみたんだけど、探し方が悪いのか海外ソースだとうまく見つけられませんでした。
よく考えたら西洋絵画ってもともと輪郭を描かずに面で捉えるのが当たり前なので、あえて「線じゃなくて面で捉えましょう!」みたいな話はあまりしないのかもしれません。常識すぎて。
で、面でとらえる話についてすごく役に立ったのがセッコちゃんの動画。
新しいの追加されてたから見に行ったらセッコちゃん、喋っててびっくりしたw
ということで動画を参考に人力ポリゴンしてみたり、クロッキーの時も面を意識してみたり色々やってみました。
和服を描く練習もすごく効いた気がする。洋服と違って平面裁断ということもあって、面を捉えやすいです。この本いっぱい模写したらなんか感覚が掴めたかも。
上手い人に聞いて教わった面で捉える練習の一つが、「まず大きいブラシでざっくり塗る」でした。この本に20ストロークだけでスケッチする練習があるんだけど、大きめのブラシで少ない手数で描く練習もいいのかも。
石膏デッサンもずっと気になってる
ちなみにデザイン系や装画系だと線画イラストも需要が高いらしいので、なるべく早くそれ系の仕事をしたいという人は、面で描くのは一旦おいておいて「とにかく魅力的な線画を描く」腕を磨いて一点突破するのもありかもしれません。
僕にお問い合わせが来たけど、夫婦それぞれのタッチで提案し、最終奥さんに決定する事案が多発😵やはり線画は使い勝手が良くて需要が大きいなと痛感。二人でしていると世の中のイラスト需要が分かって面白い😇
— 引野裕詞|Illustrator|uramabuta (@yujihikino) July 21, 2021
影をつける
これも面で捉える一環。クロッキーとか散々やったけど、もうちょっと早い段階から影をつけて描く練習をしておくべきだったなと思っています。ひょんなことから神絵師さんにちらっと絵を見てもらう機会があって、その時も「形は取れてるから影の練習を」って言われました。
漫画を描く時のことを意識して、ぼかしたりグラデーションをつけたりはせず、くっきり塗れるブラシで1カゲと2カゲをつけました。おかげでトーン貼りで迷うことがかなり減りました。
今は影こみで5分クロッキーしたりもしてます。
服のシワとぬり
去年の積み残し。ずっと懸案だった服の塗りをさらに研究しました。やったこと、学んだことの詳細は全部ここに書いてるので割愛します。
gdgd長文になっちゃったので、ざーっと読んで気になるとこだけ見てもらえればと!
ある程度描けるようになってくると、練習していても成長が目に見えなくなりがちです。そんな時に「今年はコレ!」っていう重点目標を決めておくのは、我ながらいい方法だと思いました。顔を特訓するとか、手をがんばるとか、背景を描けるようになるとか。
あれもこれも一度には無理でも、1年でこれはめちゃくちゃ成功したぞ!と思えるものがあると達成感があるし、成長を実感できます。
自分は少なくとも一年で服の塗りはめっちゃ上手くなりました。でもまだ理想には程遠くて、やっと登山口に辿り着いただけな感じがする。もっと頑張る。
線の強弱
これも今年の重点項目。まだまだ試行錯誤中〜〜。
メモリースケッチ
これは実質1カ月も続かなかったんだけど、続ければ効くと思うので紹介だけw
きっかけはこのセミナー。
主催者さんは25歳で絵を描き始めてアニメーターになった方なのですが、「小さい頃から描いてる人に追いつくにはどうすればいい?」と考えて取り組んだことの一つがこのメモリースケッチで、実際めちゃくちゃ効いたのだそう。
ジェスドロパーティの静止画とかお借りして描いてみたりしました。
「いつまで経っても見ないと描けない」と感じている人は一度試してみるのもいいかも。
この本がまさにそういう感じのやつなんだけど、結局買ったっきり死蔵してる〜
来年はメモリースケッチをみんなでやる動画とか作りたいなあ。
美術解剖学以外の観点から人体を学ぶ
スポーツや医療分野でも筋肉や骨の解説をしている資料はいっぱい。
筋肉や骨の「機能」の観点から学ぶことができて面白かったです。
日本語の動画ならおすすめはこのシリーズ。3D で理解しやすいのも嬉しい。
本もいろいろ。これはkindle unlimitedで。
美術解剖学が退屈で苦手という人におすすめかも!
時間をかけて仕上げる
これは前から課題に感じていたやつ。
速く描けないのが悩みと言う人も多いけど、私の場合じっくり時間をかけて完成させるのが苦手。我慢できなくてある程度のクォリティで出しちゃうのが常でした。
短時間で素早くそれなりに描く練習をいっぱいこなすのもいいけど、お絵描き筋を効率よく筋肥大させるためには時間をかけて、持ってる実力よりももう一歩クォリティの高いものを描けるようにするトレーニングが不可欠な気がする。お絵かきオーバロードの法則。
特に今は画力≒情報量っていう風潮がある気がするので、上手くなればなるほど一枚の絵にかける時間が長い傾向がある印象です。
神慶先生もこの本で、SNS投稿用の作品ですら数日かけてるって言ってる…。
ちなみに情報量って具体的にはどういうことなのか、こちらのツイートが一目瞭然かもしれません。同じひとのビフォアフ。ビフォアの時点でうまいけど。
𝕏(旧Twitter)初めてから3年半ちょっと上げてきた日々の進捗のうち、ラフから完成見本までをいくつかピックしてハイライト欄にまとめました🌸
— 大神はるき (@ookami_haruki) December 18, 2023
お暇な時にでも覗いてみてください!
画像は作ってて衝撃だった上達ぶり
←Before(2020.6) →After(2023.10) pic.twitter.com/sh3GhQP8Lr
これは練習方法の話だけど、短時間のクロッキーから、ある程度時間をかけてしっかり描く方向にシフトしたって言ってる!(冒頭で破壊力高めの歌が流れるので音量注意…!)
とはいえ自分が生まれてこの方せっかちなのはいた仕方がないので、時間をかけてクォリティを担保しないといけない状態に持っていくことにしました。
・拡大して描く
画面は拡大しすぎるな、が鉄則なんだけど、iPadユーザーの場合はちょっと勝手が違ってくる気がします。そもそもの画面のサイズが大きくないので、iPadの画面基準で描いたものを印刷すると、けっこうアラがあったりします。なので全体のバランスを見つつ、ちょくちょく拡大して細部の塗り残しなどをつぶすようにしました。
・資料見て描く
これはもう常識かもだけど。描き慣れてくると手癖、いわゆる耳はこう!襟はこう!で描いちゃうことが多いけど、その「◯◯はこう!」を一つ一つ潰していく感じ。
・二次元絵の模写
上手い人がどこまで描いているのか、どうやって情報量を増やしているのかを学ぶには、その人が三次元のどこを拾って絵にしているのかを観察するのが一番でした。同じ写真を見て模写していても、見えているものが違うんだと思います。
・時間を決めて描く
◯時間以内で描く、じゃなくて、◯時間以上かけて描く縛りをやってみることにしました。
例えば10時間と決めたなら、10時間超えるまでやめちゃダメ。モチーフを増やすとそのぶん作業が薄くなっちゃうので、私の場合は人物は1人だけで。
普段は数時間で描きあげちゃうくらいのモチーフを、10時間以上かけて描く、っていうのがポイント。
実際はProcreateでアイデア出ししたり資料を探したりする時間もあるけど、純粋にクリスタの作業時間だけカウントしています。
実はクリスタは去年のアプデで、情報タブから累計の作業時間が見られるようになってます。速く描きたい人も時間をかけて描きたい人も、今どのくらい時間をかけて描いているのか傾向を見て、目標を定めても良いかもしれません。
月一枚描くとしたら、10時間=600分なので、単純に考えると毎日20分の作業で完成する計算。
同じようなこと、とっくの昔にさいとうなおき先生が仰ってたw
ただ、本作りとかで必要に駆られて描いてる絵が多かったので、実際は意識しなくても20時間とか30時間とか普通に長時間かけて描く羽目になってました。
・(比較的)時間をかけてデッサン
リアルクロッキー会も、同一固定という時間をかけてじっくり描くタイプ(クロッキーっていうか、もはやデッサンしたり絵の具とか使って作品を仕上げる感じ)の会に参加してみたり。でもやっぱり途中で飽きてアングルを変えたりパーツを描く練習したりしてるw
それぞれ20分×2でかいたやつと、練習で描いたやつ。
— 岡崎つく🦋🌸 (@Okazakick) January 14, 2024
短時間のクロッキーだけじゃなくてじっくり時間をかけて練習する必要性を感じていたのだけど、1人じゃ絶対頑張れないから固定ポーズの会にどんどん参加しようと思います。
あと左の人物から描き込まないと手が黒くなることを学びました。 pic.twitter.com/AYdez9Q4g6
短時間で適当に描いた絵ばっかり上げて「本気出したらこんなもんじゃないから…」って虎になってたけど、時間をかけて頑張って描いた絵でもまだまだ目指している人たちに遠く及ばなくて、何が足りないかよくわかって良かったなと思います(比較して描けなくなっちゃう人は比較しちゃダメ)。
以上が、時間をかけてじっくり描くためのあれこれです。
もちろん、早く仕事に結び付けたい場合は短時間で効率よく描く路線を狙うのも大いにありだと思います。
(とはいえ、いくしー先生はそこにたどり着くまでと方もない練習と研究をされているのですが…)
Q.主婦をやりつつ、これからアニメーターの仕事をしたいですが何をしたら良いですか?パース?デッサン?
— アニメ私塾 (@animesijyuku) February 19, 2024
A.クリスタ作画とトレス、小物などのトメ絵を完璧にしておきましょう。
新卒アニメーターと同じように研修→動画というのはなかなか難しい。…
特に「ある程度上の年齢から始めた人や社会人で時間が限られている」なおかつ「手っ取り早く世の中に認知されたい」「なるべく早く収益にしたい」人の場合、「いかに画力を上げるか、情報量を増やすか」ではなく、例えば「記号化、パターン化する」とか、「◯◯専門に特化する」とか、別の方向から戦うやり方もあるんじゃないかと思います。
ある程度大人になってスタートして、「顔も体も服も背景も全部上手くなる」ってかなり期間を要するので、挫折しかねない場合もあります。
いっぽうで顔だけ、バストアップだけにフォーカスして魅力的な作品を描いていて、フォロワーが何万人もいたり、案件やコミッションをどんどんこなしてる絵師さんもいっぱいいます。特定のモチーフだけひたすら描いてる人とか。
あと漫画系じゃなくて装画系、デザイン系の場合は特に勝手が変わってくると思います。ミッフィーちゃんだって世界で愛されてるし。
それに情報量至上主義みたいな傾向もきっと永遠には続かないんじゃないかと思います。生成Alがどんどん席巻しちゃってるのもその傾向に拍車をかけるんじゃないかな、とふんわり想像したりしています。
(とはいえ、わかってるけどあれもコレも描けるようになりたい)
本やグッズを作ってイベントに出る
今年1番効いたのはコレかも。
イベントに申し込んで締め切りを決めて描かないといけない状況を作り出すことになるし、お金もらって頒布するって考えるとやっぱり適当なものは出せません。
去年いっぱい出張編集部に行ったけど、今一冊目を描いている人たちには、あーでもないこーでもないしすぎないで、さっさと出して、反省点を生かしてどんどん次の作品を作るのをおすすめしたい…。(私の場合はこれで良かったと思ってるけど)
それから、神様みたいな雲の上の作家さんたちとイベントで同じ場に立てたのがとても刺激になりました。相互さんがsnsにアップしてた戦利品の中に、神絵師さんの本と私の本が並んでて、「公開処刑〜〜〜www」となったのもいい思い出です…。まだまだ伸びしろいっぱい。頑張る。
漫画を描いたりイベントの準備をするとなると純粋に絵を描くこと以外のことにけっこうな時間を取られてしまうけど、それでもプラスになったと思います。
ちなみに今年は文フリとzineフェスが気になってます。
二次創作
二次元のコンテンツに突然沼って、中学生ぶりにアニメイトとか行ったし、アクスタなるものを初めて買ったし、二次創作とかしたし、とうとうぬいもポチりました。
そして「推しを美しく描きたい」という動機がもたらすエネルギーってすごい。今まで推しなしでよく練習頑張ってたな私。2025年は二次創作でも本を出したいと思っています。
あと二次創作の一環で、バストアップだけだけどだいたい一時間で1キャラ、ひたすら毎日カラーイラストを描くのを60日ほど続けたらまあまあ上達しました。この本よかった(それなりに絵を描いてる人だったらもう知ってる情報が多いかも)。
躍動感って何だろう
出張編集部でめっちゃ言われたのがコレ→「動きがかたい。静止画の連続みたいに見える。静止画じゃなくて動画のイメージで描いて。」
ということで躍動感について一時期いろいろ研究しました。
結局、私の漫画はアクションやバトルものではないので、躍動感というのはダイナミックな感じじゃなくて、単純に「動きに感情がのっていない」っていうことなのかも、という結論に。
ということで、浦沢直樹先生の漫画のキャラの動きを模写してみたらすごく勉強になりました。
自分でいろいろ研究したんだけど、最近読んだこの本に調べた大体のことが書かれていました。早くこれを読めばよかった…。
掃除は大事だよ
例によって5月くらいまでちょっとダメな時期もあったんだけど、今年は比較的人間らしい生活をしながら原稿を上げられていた…はず…
2ちゃんまとめだしスピだけど、お掃除のモチ上げにとても効いたのはこういう動画。掃除したらいいことあった話のまとめ。
作業しながら聞き流してるとだんだんお掃除したくなっちゃうのが難点。
1人じゃ頑張れない
Discordのお絵描き鯖に参加してみたりしました。
とあるSNS経由で参加した、毎日みんなで一緒にジェスドロする会。
結局原稿が忙しい時期はサボっちゃってたから結局年間90回くらいしか参加してないけど、一緒にやる仲間がいなかったらもっと続いてなかったと思う!
数ヶ月サボった後に久しぶりに見たらみんなめちゃくちゃ上達してたので、やっぱり継続is力…!という気持ち。
あと、とあるSNSで募集を見て、みんチャレのグループにも参加しました。モチベーション高いチームに当たるかどうかは運だけど。
クロッキー会
今年は平均して月に1回行けたかなーくらいのペース。
結局去年クロッキー会に行きまくった貯金でなんとか原稿絵も描けてた感じなので、来年はもうちょっと頑張る!月2で行けたらいいなぁ。
プロも練習してる
というわけで4年目のお絵描き人生でした。実感したのは、やっぱり継続が1番。そして、4年目にして絵で対価をいただけるようになったり、描きたい推しを好きに描けるようになったり、イメージを形にできるようになってきて、つくづく絵の練習をやめなくてよかったなと思っています。
思えばそもそも絵の練習の動機が「頭の中のイメージを絵としてアウトプットできるようになりたい」だったので、ようやく始まったな!!!!という気持ち。
4年て聞くと長い気がするかもしれないけど、実際はコミッションとかイベント出展とかもっと早くいろんな活動をしてみてもいいと思います。
そしてすでに活躍してる神絵師さんたちだって、仕事で絵を描いてるのに加えてめちゃくちゃ練習してたりするので、常に成長をやめないくらいの気持ちで続けていきたい。
sekuda先生とかもう私から見たら雲の上の上手さなんだけど…
それでもデッサン教室通ったりされたらしい、週3で!
半年ほど週3でデッサン教室に通っていたのですが、絵の調子が体調/精神状態の良し悪しにかなり影響されていることをはじめて身をもって知った
— sekuda | 初画集『POCKETS』発売中 (@i_WantMoreTime) October 28, 2024
森薫先生もクロッキー練習してるし
世田谷文学館の「漫画家・森薫と入江亜季展」は撮影自由なので検索すればいくらでも素晴らしい原稿とイラストが出てくるからもうそっちに任せますが、それでもアップしたくなるくらい自分がビビったのはこのコメント。森先生にこんなこと言われて震え上がらない同業者いるのか。 #森入江展 pic.twitter.com/DXF5sxlnao
— ○ (@06_1_n_t_s_p_l) November 15, 2024
羽海野チカ先生も練習してるってこの本で言ってるし
クロッキー会に行くと現職のアニメーターさんも漫画家さんも描きにきてたりする。
来年どうしたいか
・背景の練習もしたい
・髪の毛
・クロッキー会に月2ペースで通いたい
・この名義でオフイベにサークル参加する
・カリグラフィーの練習時間を確保する
良かった本とか
※皆さんすでにお気づきかと思うのですが、私はただの教本マニアです…!ほんとはあれこれ何冊も手を出すより、一冊じっくり取り組んだ方がいいと思います。
まずは線の強弱の付け方に悩んで読んだ2冊。
こっちは電子版がkindle unlimitedに入ってます。
そのほかにもUnlimitedにいい本がいっぱい追加された(そのうち対象外になるかもだけど)ので、サブスクしてなおかつ未読の本があればぜひ。
文字多めだけどロジカルでよかったー。構図とか光と色とか、教本に書いてあるような基礎はわかったけど、それをどうやって作品に落とし込むか悩んでる…みたいな時におすすめ。
背景イラストの話がメイン。
これもunlimited にきてた…!
加々美先生の手の本。これもunlimitedで読めるのか…
これもよかった。アオリフカンのアングルの練習もいっぱいできるので、漫画描いてる人におすすめ。
首・肩・腕ってバストアップの絵でもだいたい描くことになるパーツなので、優先して練習するのはいい作戦かも。
構図に関してはこれがすごく参考になりました。人物画が多いからキャラ絵にも応用できそう。
Unlimitedのラインナップは流動的なのでご注意をー。記事捏ねてる間に外れちゃった本もあるかも。
これは紙で買ったやつ。
いろんな絵師さんが絶賛してると聞いてポチっちゃったけど大変良いです。
これも好きな絵師さんがおすすめしてた本。
Kindleセールとかで買ったやつ。
体の動きがかたい、と言われて悩んでた時に読んだ本。すごく良かったのでおすすめ!構図とかライティングとか、結局どうやって生かせばいいか分かってなかったなあと。
ライティングに関する本2冊。どっちもよかった!
いきなりカラー&ライトとかに手を出すより、まずはこっちの方が手っ取り早くて実用的かもしれない。乗算でこういう色を重ねて…ってかなり具体的にガイドしてくれる本。
好きな絵師さんの本!絵師さん系の教本にありがちなんだけど、実際は光と影の話以外も色々盛り込まれてる感じ。厚塗り系の人におすすめ。
しかも今kindle版がワンコインになってる
これは練習の資料として。マール社さんのポーズ集はもうノウハウがかなり確立してて、使い勝手に関しては言う事なし。
あと、kindle unlimitedで日本舞踊の本(これは着物を描く練習のため)とか、男女グラビアも色々模写しました。ポーズ集と違ってネットに上げられないけども。
※うっかりポチるとamazonのおすすめがグラビアだらけになるので、家族がいる方はくれぐれも注意してください!
特に男性のグラビアはいっぱい模写しました。載せられないけど。
漫画関係だと参考になったのはこのへん。
マンガネームってタイトルだけど、どちらかというとコマ割りとか視覚的な演出じゃなくてシナリオ作りが多めな印象。
個人的には良かった!人によってはもう知ってる話ばっかりかもしれない。ネットで探せば見つかるテクニックも多いけど、本になってるメリットは「時間がないけどなんかしっくりこない」みたいな時にパラパラめくってヒントを得る、みたいな使い方ができる点。
アナログ作画の話だけど面白かった。
これはたびたびTwitterで話題になってるやつ。映画撮る人向けの本だから、照明とか音声の話とかにもけっこうページが割かれてる感じ。
これも作風を選ぶかも。
英語の本
あと、kindle英語版がUnlimitedに対応した名著もいろいろ。普通に買っても安い。英語の勉強も兼ねてちょっとずつ読んでいます。
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