JUGEMテーマ:生き物
疥癬を患ったタヌキがやって来た
弱った個体は仲間から離れて
人目につく場所にまで餌を探しに来る
さて、この子をどうしましょう
疥癬を治すには「イベルメクチン」が有効
今日は、以前に獣医さんでいただいたタヌキ用が
一回分だけ残っていたので、早速、使用
ウインナーソーセージにイベルメクチン液を注入し
投げてやったら、しばらくして、食べたことが確認できた
この「イベルメクチン液」
獣医さんに頼めば、タヌキ用として一回分ずつ処方してくれる
だけど、今回のように確実に飲ませられるのはなかなか難しい
もっと他の方法はないだろうか
「イベルメクチン」は、フィラリア予防薬に含まれる薬品
じゃあ、フィラリア予防薬でイイんじゃない?
ビーフフレーバーのチュアブルタイプのフィラリア予防薬があるよね
何個かばらまいておけば、きっと食べてくれるよね
って、ことになるけれど
疥癬治療に使うには含有量が少ないということので
さて、どのくらい食べさせれば良いのか、調べてみた
*疥癬の治療に使用には
体重1㎏当たり、0.3~0.5㎎ のイベルメクチンを使用
タヌキの体重 だいたい5㎏として、1.5~2.5㎎のイベルメクチン必要
カルドメック大型犬用 一個あたり272μgのイベルメクチン含有
(1マイクログラムは1ミリグラムの1000分の1)
カルドメック272μg × 6個 ⇒ 1632μg ⇒ 約1.6㎎
1回一箱分(6個)をまとめて撒いておけばどうかな
ということで、
ストロングハートプラス 大型犬用 通販にて購入手続き
(カルドメックのジェネリック)
一匹で全部食べてくれれば御の字だけど
何個か食べてくれるだけでも、いくらかは効果あるのじゃないかな~
他の仲間が一緒に来て食べてしまってもOK、ということで
イベルメクチンは定量の20倍の量を与えても安全なことが確認されてる
フィラリア薬に含有されている体内駆虫薬の
パモ酸ピランテルは40倍まで与えても安全なことが確認されている
とのことなので、与えすぎに関しては心配なさそう
ただ、
フィラリアに感染してしまってるタヌキさんが食べた場合に少しだけ心配
(ほとんどのタヌキが感染していると考えてイイと思う)
だけど、そういうリスクがあったとしても
このままではどっちみち、という感じもするし
とにかく苦しみ続けることからは救ってあげたい、と感じる
果たして、タヌキさんは、食べてくれるでしょうか
タヌキさんの疥癬は治るでしょうか
疥癬のダニは、比較的落ちやすいとのことで期待
今日の投薬でどのくらい効果が出てくるかも、興味のあるところ
また姿を見せてくれるかなぁ~
また食べに来ようかな
また、おいで~
≪追記 2022/7/5≫
疥癬が見られたときにはイベルメクチンを混ぜた餌を置いておくと良いです
(リンク先で購入できます↑)