(株) diVRse 代表 勇夢 将士氏の申し立てに関して、弊サークルの立場のご説明

1. 経緯

 弊サークルVluginは、2023年に発足した、VRデバイス向けのハードウェアを製作・開発することを目的とする同人サークルです。
 この度、製品開発において弊サークルとの協力関係にあった(株)diVRse様より、弊サークル宛てに開発費と提供資材の清算を求める申し立てがなされたことを確認しております。
 しかしながら本件については、弊サークルと(株)diVRse様との間に認識の大きな相違があることから、これまでの経緯ならびに現在までの弊サークルの対応について、この場においてご説明させていただきます。

2. 弊サークルの立場に関するご説明

 弊サークルでは2023年11月より、(株)diVRse様と協力しアイトラッキングデバイス「VRsatile Eye C」の開発を進めてまいりました。デバイスの開発は、サークルメンバーのうち「なみさん」「ヒミコ」及び、現在はサークルから脱退した「コイン電池」氏の3人が関わりながら進められました。
 当初より、メンバーであるなみさん・ヒミコの両名は、原則として自己の資金でサークル内での開発活動を行っていました。この度のデバイス開発に際しては、デバイスが(株)diVRse様製品と併用されることを想定した使用目的上、設計に必要な物品を(株)diVRse様よりサークルとして借り受け使用していましたが、これらの物品については(株)diVRse様との協業関係の終了にあたっていずれも既に返却・清算を完了しております。
 一方、元メンバーのコイン電池氏については、弊サークルが代表して貸借したものとは別に開発上必要な物品を個人的に第三者より借り受けて活動することがありました。このたび(株)diVRse様より申し立てのありましたいわゆる未清算の資材については、こうした個人での貸借関係にあったものであると弊サークルでは認識しております。
 弊サークルとしては、コイン電池氏には未精算の資材ないし資金の貸借関係が存在する場合には正当に清算するよう再三促してまいりましたが、次第に音信不通となり、遠方のコイン電池氏の自宅にも足を運んで連絡を試みたものの昨年12月以来意思の疎通が取れない状態が続いております。なお、コイン電池氏につきましては、弊サークルメンバーのなみさんやその他の個人からの資材・現金の借り入れがあることを確認しておりますが、本件の(株)diVRse様との間についてはサークルとして借り受けた物品は上記の通りいずれも返還済みであり、その他に現在履行すべき債務についてはその有無も含めて弊サークルとしてその詳細を関知しておりません。
3. 本件デバイスの開発、ならびに(株)diVRse様との協力関係の終了にいたるまでの経緯について

 本件デバイスは、(株)diVRse様より既に発売されているVR用ヘッドマウントディスプレイ用メガネに併用して使用することを想定した後付け式アイトラッキング装置として、2023年11月より弊サークルを開発元とし(株)diVRse様と協力しながら設計を開始していたものです。
 当初開発は順調に進み、2024年3月には動作実機をイベント会場において展示する段階にまで進んでおりました。しかしながら、製品を量産・販売できる状態にまで完成度を高める段階で、(株)diVRse (代表 勇夢 将士氏) 側がアイトラッキングシステムのハードウェア開発上必要な知識と経験を持たなかったため、開発が進むにしたがって場当たり的な修正指示がたびたび発生するようなり、ハードウェア設計の主な開発者であったコイン電池氏と、勇夢 将士氏との関係が徐々に悪化し、互いを信頼して製品開発を進めることが困難になりました。こうした状況を鑑み、弊サークルとしてはコイン電池氏が開発に集中して作業できる環境を整え、一応の製品の完成を優先することとして、コイン電池氏は勇夢 将士氏とは直接コンタクトを取らず弊サークルの他メンバーとの連絡を介してのみ設計を進める方針を立てて製品開発を続行していました。しかしながら、その後もコイン電池氏がサークルメンバー間での連絡を怠ったり、実態を伴わない虚偽の進捗報告を行っていたことが発覚したのち音信不通となったため、現在はなみさんが主導して開発が進行しています。


 こうした経緯を受けて、勇夢 将士氏からはこれまでのコイン電池氏との関係で生じた損害を主張され、その責任を追及する旨の連絡がありました。しかしながら、もとより弊サークルと(株)diVRse様との間の協業関係は契約によらない自主的なもので、支払うべきとする債務の存在も提示されていないこと、また(株)diVRse様から提供されていた資材についても上記の通りすべて返還を済ませていることから、弊サークルとして履行すべき義務は何ら存在しないと認識しています。
 こうした状況に至り、弊サークルとしてはもはや(株)diVRse様の要求に沿うことは不可能であるとして、双方合意の上で2024年12月、(株)diVRse様との関係を終了したものです。
VR周辺機器開発チーム「Vlugin」
開発チーム一同 
2025年5月10日 

 本件に関するお問い合わせにつきましては、弊サークルHPの専用フォームをご利用ください。
https://vlugin.jp/contact/


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