ある時、私は2名の方とテレビを見ていました。そのテレビ番組には霊能者の江原啓之さんが出ておられました。それを一緒に見ていた二人の方が、江原啓之さんの霊が見えるなど真っ赤な嘘つきだと会話を始めました。
私がどうして嘘だと言えると聞くと、お坊さんが霊が見えるなど嘘だと言われていると言います。確かに、霊など存在しない。見えないというお坊さんが大多数でしょう。
そして、自分達は死ねば極楽(天国)に行くと言います。それに私が驚いて、どうしてそんなことが言えるかと聞くと、お葬式の時にお坊さんに御経を上げてもらえるから、その御経で極楽に行けるのだと答えられました。
霊界の存在を否定して、自分は死ねば天国(極楽)?。まして、お坊さんが御経を上げれば天国?。あまりにもこうした人が多すぎます。
その時でした。その両名の魂が見えて来て、その魂の点数が出たのです。私は魂に点数が出るなど聞いたこともなかったので唖然としていました。
一人の方は周囲でも評判の嫌われ者です。利己主義者で、気に入らないとすぐに暴力を振るわれます。常に問答無用です。その魂は既に捻れており、修復不可能です。
一人は周囲では誰一人悪く言いません。ところが魂の点数は世間的には善人だと評判の人の方が低く出たのです。確かにその方は、世間で良い人だと言われるだけあって、魂の丸さはあります。性格は実に温厚です。しかし、その魂はどす黒く汚れていました。
実はこの世間で評判の良い方。この嫌われ者の方を利用して甘い汁をすっておられたのです。表面は善人。その中味は悪を利用して善人を装っておられたので、その魂はより汚れに染まっておられたのです。そして、二人とも地獄界行きと出たのです。
私は魂に点数が出るなど聞いたこともなかったので、その時は深く考えておりませんでした。だが、私と同様に魂に点数が出るを体験された霊能力を持たれる方と話す機会がありまして、霊能力があるから魂の点数を知るのではなくて、そうした事例に遭遇しているか遭遇していないかの違いと解りました。
その方は霊能力がある方の集まりでは、出雲の八重垣神社のクシナダヒメの魂を持っていられる方とのことでした。クシナダヒメとは素戔嗚尊の妻神とされる存在です。その方の魂の霊格が高かったからかも知れません。すると、魂の霊格が低い方には、そうした点数が出る現象はないのかも知れません。
霊界の階層と言いますと、一般的にはスエーデンボルグの霊界ものに書かれた天国界三層・中有界・地獄界三層の七層あるが知られています。これは多くの霊能者が追認しましたので、現在では間違いない論とされています。
それに対して大本教の出口王仁三郎聖師は、西洋人では一人だけ霊界を訪問した者がいると述べておられます。スエーデンボルグのことです。そして、出口王仁三郎聖師も天国界三層・中有界・地獄界三層の七層なれども、その第一天国の上に更なる天国界があると述べておられます。そこに主神は座すです。
ただ、出口王仁三郎聖師は天国界も天国と霊国の二つに分かれると述べておられますが、霊国の方は主神に直結する神司・天使が所属する世界のことです。これは霊界の太陽を見ることが出来た方ならば意味が解ると思います。通常の天人界では主は霊界の太陽として見えるからです。ただ、その階層によって霊界の太陽の光が違うと言われているわけです。
私は魂に点数が出るで、天国界三層・中有界・地獄界三層の計七層と、さらなる天国の意味が理解出来ました。それらは神言会のHPには記載しておりますが、ここでも出して説明します。ブログに貼り付ける為に、この図は少し配置を変えていますが、中味は同じです。
中有界は中有と言われるだけあって広大で、そこが天国と思う世界もあれば地獄と思う世界も存在して来ます。魂の点数としても幅広くなり、次元的には一層でも中味的には三層の考え方をした方がいいのです。天国界は死ねば天国等と、そんなに簡単に進めません。
下記の図は私の個人的見解で、絶対論ではありません。
この魂の点数は何の点数かと言いますと、魂の「核」にある天帝の分魂である【良心】神の点数なのです。
俗に五六七世と呼ばれる世界はこれまでの「天国」界と同じ世界です
ただ、聖書のヨハネの黙示録に書かれるように、「これまでの天国は消えて、私は新しい天国を見た」の新しい天国界のことです。平行に移行します。それが五六七世です。
それが何故に「五六七」として説かれるかと言いますと、第三天国界は五次元に相当し、第二天国界は六次元に相当し、第一天国界は七次元に相当しているからです。
みろく(五六七)は嬉し嬉しの国と予告されて来たことは
そこは天国だからです
大本教の出口王仁三郎聖師が述べられたそれらの天国の上に更なる天国があると言われたのは、その段階が「本守護神」として説かれる世界なのです。八次元以上となって来るのです。
本守護神・正守護神・副守護神が解っていない方は、霊界が階層であることに対する理解がまるで足りていません。
スウェーデンボルグの霊界訪問記は第二天国界であり、その第二天国界の天使からの教えです。だが、第二天国界の天使は第一天国界のことはよく解っていないと記述されるように、第二天国界天使の段階では第一天国界の仔細は解らず、ましてそれよりも上の世界があるなど第二天国界在籍の天使では知るよしもないことなのです。
霊能者と呼ばれている方達からある疑問が出されていました。それはキリスト教徒は第二天国界で留まっているです。いくらキリスト教徒で深い愛を持っていても第一天国界は無理です。
第一天国界に進むには「如来の知恵」と言われる「奇魂」の働きがないと、良心神の点数がどうしても上がって来ないのです。
愛ではなくて、【良心神】を知るのが第一天国界への道
お釈迦様の本当の悟り、人には良心と呼ばれる神が内在する
これまで、如来と呼ばれる存在は第一天国界だと言われる説も多々ありました。その説を打ち破ったのが大本教の出口王仁三郎聖師の第一天国界の上にさらなる高い世界があるなのです。これは「仏」の論理では説けない世界なのです。
愛は善とが結びついた時には良心神の点数とはなりますが、一霊四魂の幸魂(愛)や和魂や荒魂の働きだけでは、奇魂から来る良心神の点数が魂の点数に乗らないからです。また、荒魂が持つ「義」の働きは良心神から来る為に、義で亡くなった方は意外と高い世界にと行くのです。それはスピで言う「愛」ではなく良心神の関係なのです。
そうしたことに関しては、以前のこのブログの【神は愛だでは「奇魂」が育たずに、魂がハート型で良心神が解らず】に記しています。
また、キリスト教徒は創造神その方ではなくて、イエスを主神として崇めていることで各自が天帝に直接につながる糸を切ってしまっています(天帝の分魂である良心神と直接に結びつかない)。イエスを主として媒介とする以上、どうしても他の宗教よりもランクが一段落ちてしまいます。イエスは天帝自身ではないからです。マホメット(ムハマンド)が言ったように、イエスは尊敬すべき偉大なる預言者なのです。
蛇足ながら、キリスト教は最後の審判以後は存続しません。
私は子供の時に私に臨んだ声から、イエス、マホメット、弘法大師様などの霊界での地位を聞いております。イエスは主その方ではありません。お釈迦様であれ、イエスであれ、モーゼであれ、弘法大師様であれ、日蓮さんであれ、出口王仁三郎聖師さんであれ、皆さん主その方ではないのです。
当然、私も神の一介の下僕でしかありません。
それを人は一人一人が創造神だ!。と言っている方は、根本的猛反省心を持たないといけません。一人一人の魂の核として主の分魂があるからと言って、人は創造神ではないのです。
人の魂はその魂の状態において、各次元に置かれてしまう存在であって、主そのものには成れないのです。そうしたことを発言している人は【悔い改めなさい】なのです。
自己の魂の点数を上げるのは、自分の努力でしかないのです。魂磨きしかないのです。この世は魂の修行場と言われて続けていたのに、何もしないでも五次元界に行くのですと言っている方の教えに従えば、地獄行きとなる可能性が出て来るのです。
霊界でいくらでも勉強出来ますと言っても、次元を越える界に進むのは、その霊界での勉強では無理です。為にこの世に降りて学ぶのです。
五六七の世では、その魂がその次元で固定されてしまうというのは、次元を越える為の魂の修業場であるこの世が閉鎖されるからです。すると、もう次元を越えるは別の道となります。人がこの世に降りて来ているのは、次元を越えて上がる為の勉学の場でもあったからです。
ただ、「米」教を本気で学ばれた方は、うろ覚えなので大本教神諭に書かれた内容とは少し表現は違うかも知れませんが、「米は落ちた米でも一粒だに残らず拾い上げる」の趣旨があるように、五六七の世に進むことが出来るようにはなっています。「米」教は朝鮮に残された予言にある様に救世の為の教えだからです。
私は如来の知恵(真理)に基づいて七次元界(第一天国)まで上がることを可能とする「米」教を学んで頂きたかったのですが、広がりませんでした。確かに第一天国界行きを可能とする真理の教えですから内容が難しいということは解ります。ですからブログのランキングが低くても止む得ません。
ブログのランキングが上位だからと言って「真理」を告げているわけではありません。ランキングを上げようとすれば、大衆迎合の路線に陥って逆に「真理」から逸脱して来ます。
最後の審判は多数決の意見でありません。各自の魂点が高い方が上位に行きます。
米型のみろく(369)は「五六七」次元界に進む為の教えです。どうして「五六七」で「みろく」と読ませたのか?。誰もその意味に気づかれなかったようです。
そして、「九つ花」でないと五六億七千万のみろくも出ないのです。
別に宗教家だからと言って、魂の点数が高いでのはありません。お釈迦様やイエスやモーゼやマホメットや弘法さんや日蓮さん等は特別の存在なのです。
霊能者だからと言って魂の点数が高いのではありません。なまじ霊能力がある為に、どちらかと言うと低次元の存在の霊に支配されて、自分は何億次元とか何百万次元だと言っているような方が多いのです。ある方は狸霊の集団に支配されておられましたが、霊能者の背後の多くは霊界の年老いた蛇霊達だったりするのです。
神霊世界に関係しないで、この世で人として立派に生きている人達の方が、魂の点としては遙かに高いがあります。
非常に性格が温和で、自分の失敗も逃げずに責任を取り、部下の失敗も自分が責任を取る。決して偉ぶることも奢ることも無い。暴力を振るうとか大声で喚かない。世の為に人の為に犠牲心を持っておられる。そして神仏の存在を否定しない。そうした人格者は魂の点数が高いのです。それはその方が「良心」の方だからです。
しかし、そうした方でも第二天国界で止まってしまうのは、創造神と呼ばれる神を忘れていたりするからです。
逆に、神は愛だと言って聖人の振りをしているスピの方達の中には、地獄行きの道を選んでいる方が結構多いのです。良心神が理解出来ないからです。そして蛇霊や狸霊や悪龍神の光に騙されておられる。そうした方と波長が合う方は、やはり地獄界に向かっておられるとしか言いようがありません。
あるミニ教祖様、その信徒達を地獄界に道連れにしようとされていたので、その方を信じている霊能者の方に注意したところ、その教祖様は信徒達を地獄に一蓮托生で道連れにするつもりだと言われたそうです。何故にそうした教祖は「愛」ばかりを説いて「良心」を言わないのか?。
一人で地獄に行くのは寂しい。信徒もろとも地獄の道連れにして、地獄でも自分が教祖様で居たいのでしょう。
良心神を説く教祖様ならば、例え自分は教えを間違えて地獄に落ちても、自分の信徒達だけはどうか地獄行きだけは赦してやってくださいが本当でしょう。それが自己の良心です。だが、「愛」ばかりを言う教祖様達は、良心がないから逆をやってしまうのです。
信仰する方が、あの方はお釈迦様の再来だ!。あの方はイエスの再来だ!。スピで自分は何億次元だ何百万次元だと吹聴されようが、魂の点数は何億点とか何百万点など出ません。主神以外は九十九点までなのです。スピの光に騙されて、あの方は凄い人と言われても、あの方の魂の点数は低いですねとなります。
誰が魂の点数を出しているのか?。
これは、魂の円真(⦿)の閻魔庁が出しているのです。
ただ、私が述べている図である【疑問】を感じる方もあるでしょう。よく、言われることに「五次元」にも「六次元」にも悪神・邪神が存在していることです。悪神・邪神が存在しなくなるのは七次元界からとも言われています。その悪神・邪神に良心神があるとは誰も思わないでしょう。
それはその神霊が元はその次元の存在であり、地の神界の主を追い出した「反・国常立尊」で表現される「亞」の心の持った神達、また蛇霊に唆された神達で、良心を失ったことによって次元恪が落ちてはいないのです。魂に出る点数は私達がこの世を終えて霊界に入る為の点数なのです。そうした悪神・邪神は天人とは次元は同じでも別の世界で居しているのです。
為に、こうした六次元・五次元・四次元などに居る悪神・邪神達には、最後として神界掃討作戦が実行されるのです。まだ、それは実施されていません。この時の状態が「ハルマゲドン」です。
ですから、ハルマゲドンの時は天帝軍(万軍の主)の降下が起きるのです。
七次元以上の霊から教えを受けていれば、その霊は「真理」を説くはずなのです。
逆に、低次元の霊と関わっている方が面白いの面白いのです。それらの霊かもたらす情報は、テレビや週刊誌のゴシップ記事を面白いと思うのと同じです。しかし、それでは天国界の扉を開けることが出来なくなるのです。低次元界の霊と関わっていれば、自分の死後の行き先は低次元界となるのです。それらの霊は何一つ「真理」に向かっていないからです。
今の世に、天国界に渡る人は数少なし