人に内在する良心神(神言会)

神は言葉なりき。言葉は言霊で構成され、その言霊による神の仕組みを解説する神言会(kamikotokai.com)のプログです。
神言会では人に内在する良心神(この世の閻魔)とは何かを説明しています。

命の長らえと削り、蝋燭の例え

私は霊能力と呼ばれる物が少しはありますが、俗に言う霊能者ではありません。もう30年以上そうした世界を垣間見てきました関係上、客観的にこの世界を見て来た者とは言えます。
そうした中で困ることは、私は神霊の取次者ではないのですが、神頼みをされることです。そうしたことは神霊の取次者に頼んで下さいとお願いしています。

そうした中で、自分の家族の命が危ないので、神様に助けて下さいという頼みがあります。神様ならば、その命が延ばされるかどうかです。少し事例を話しましょう。

ある神社の神主さんで、神霊との会話が出来た方の事例です。その方が都会に出ていた自分の子供達に何月何日に帰って来いと言われました。そこで、お子さん達が家に帰ると、障子などが全て新しく張り替えられていて、神主である父親が死に装束を身にまとっている。子供さん達が驚いて、どういことですかと尋ねられたところ、神主である父親があることを言われだしたのです。
自分の弟(子供さん達からみたら叔父さん)が癌で余命何ヶ月と宣告された。その時の弟の子供は未だ小さかったので、神様に弟の命をせめてその子供達が大きくなるまで長らえてくださとお願いしたならば、人の命は決まったものであり、その命を越えてまで助けることは出来ない。
その弟の命を長らえたいのであれば、そなたの命をその分だけ削って、その削った分を弟の命として足そう。それでよいかと言われるので、自分の命の幾分かを弟に渡した。その結果、今日の何時で私の命は終わる。それが神様と私の約束である。最後にビール一杯を飲ませてくださいと頼んであるので、このコップ一杯を飲んだら私はあの世に旅立つと話されたのです。
子供さん達は、親父は何をバカなことを言っているのだと言っていたら、そのコップ一杯のビールを飲み終えたら、その神主である父親さんは崩れるように倒れてしまわれた。子供さん達がびっくりして、親父、親父と叫んでいたところに、玄関に人が来た。それは葬儀屋さんだった。その葬儀屋さんいわく、何時にこの家に来いと言われていました。この話しは実話です。

他にも、不動明王と稲荷神の取次者であった方も、これはどうしても助けたいと思う人に自分の命の分を削って、その分だけ渡して来た。為に、私の命は後少ししか残っていないと言われていました。と言っても、一人の人に渡す分は半年とか一年なのですが、何人にも渡したので自分の命は短くなっていると笑っておられました。私がその方の元に手紙を送ったら、父は死にましたと返事が来ました。先日までお元気だったのにと思いましたが、命を削られた分だけ短くなっていたのでしょう。

これは、仏教で「蝋燭」の火としても語られることです。人の命は蝋燭の長さであるが、その蝋燭の長さは人によって決まっている。その蝋燭の火を長く点そうとするならば、他の蝋燭を切って足すより方法はないの話しです。

ただ、霊的に見ていると、その蝋燭が燃え尽きるまでに、その火を消している事例が多いのです。それは、蝋燭が燃え尽きるまでの命を与えられていながら、風(事故・不摂生)で蝋燭の火を消したことなのです。

命は神より与えられているのです。
信仰している者と信仰していない者の違いに、この蝋燭の火を消す風から守るがあるのです。

精神世界

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

この内容がよければ、応援のクリックをお願いします。
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。

» この記事へのトラックバックを見る

このブログの人気記事ランキング

JUGEMおすすめブログ

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< May 2025 >>