反戦デモ中、米兵が銃を携え警備…米軍に中止と謝罪要請「威圧許されない」 横須賀の市民団体
横須賀市内で基地反対を呼びかける「月例デモ」を開催している市民団体「非核市民宣言運動・ヨコスカ」は29日、デモ中に米海軍横須賀基地(同市)の米兵が基地外で自動小銃を手に警備していたとして、同基地司令部に同銃の携帯を伴う警備の中止と市民への謝罪を求める要請書を提出した。同団体の新倉裕史さん(77)は「市民を威圧するような警備や、平和を訴える市民を敵対視するような振る舞いは許されない」と話している。 【写真複数】基地外における銃の携帯を伴う警備に反対する市民ら 月例デモは1976年から毎月最終日曜日に開催され、来年1月には通算600回目を迎える。ヴェルニー公園(同市汐入町)を出発し、同基地前などを通り同市中心街へと練り歩く。 同団体によると、今年3月30日、4月27日のデモで基地前を通過する際、米兵が自動小銃を携え、基地境界線「イエローライン」を越え、国道16号沿いの歩道で警備していた。5月10日の原子力空母配備反対を訴えるデモの際にも、同様の警備が行われたという。 要請書を提出したこの日、ゲート前では市民約20人がプラカードを持ち抗議した。同市在住の長島悦子さん(54)は3月のデモに参加し、「銃を初めて見て信じられないと思い、恐怖を感じた」と振り返った。
神奈川新聞社