飲食店において、「風邪などの体調不良を除き、スタッフのマスク着用を原則禁止とする方針」とするのは、いくつかの問題があります。
まず第一に、調理や盛り付け時の飛沫による食品汚染のリスクがあります。
飲食店は、食品衛生法に従い、食品衛生管理基準に従って営業する必要があります。また、HACCP(ハサップ)に基づく衛生管理を行う必要があります。食品衛生の観点からは、スタッフ(特に調理や盛り付けを行うスタッフ)のマスク着用を禁止することは、衛生管理不十分とみなされ、保健所による指導の対象になる可能性があります。
第二に、職場での感染症のリスクがあげられます。
雇用主には、労働安全衛生法に基づく安全配慮義務があります。感染症リスクがある状況でマスクを外すよう指示すれば、従業員の健康を損なう可能性があり、違法・不当な指示とされる可能性もあります。また、発熱や咳などの感染症の症状がある場合は、マスク着用のみでは不十分であり、出勤を控えるべきです。
これらの理由から、飲食店において、「風邪などの体調不良を除き、スタッフのマスク着用を原則禁止とする方針」とするのはおすすめできません。
確かに、マスク着用が接客に与える悪影響はないとはいえず、案内や会計などの場面では着用しないという選択肢もあるかもしれません。しかし、衛生管理の観点から、少なくとも調理や盛り付けを行うスタッフについてはマスク着用を徹底するべきです。また、風邪などの体調不良時はマスクを着用して出勤するのではなく、出勤を控えるのが感染対策上重要です。
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本田大輝/SHOGUN BURGER社長
@daishogun5
【マスク禁止令について】
SHOGUN BURGERでは、風邪などの体調不良を除き、スタッフのマスク着用を原則禁止とする方針を検討しています。
理由はシンプルです。
接客業において「顔」は言葉以上の接客ツールだからです。
マスクで顔の半分が隠れることで、
・笑顔が伝わらない
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