新潟大で学生支援のフードバンク設立 6月下旬に配布へ
コメなどの価格が高騰していることを受けて、新潟大学で学生向けに食料などを配るフードバンクが設立され、6月下旬に配布を始めることになりました。
新潟大学では、コメの価格の高騰などを受けて、学生から「食費のためにアルバイトをしなければならず、やりたいことができない」などの声があがり、4月、学生向けに食料を配布するフードバンクが設立されました。
フードバンクは新潟大学の学生たちが運営することになっていて、29日は五十嵐キャンパスに12人の学生が集まって活動方針などについて意見を交わしました。
この中で、6月24日に食料を配り、7月以降も月1回程度、配布していく方針を確認しました。
学生たちは今後、県内の企業を訪問して食料などの提供を依頼するほか、食料を保管するための倉庫の確保や、衛生管理に関するマニュアルの作成などを進めることにしています。
今月、新潟大学の学生を対象に行ったアンケートでは、回答した171人のうち、「食生活に不安や悩みを抱えている」と答えた人が全体の64%、「3食の食事をとれているか」という質問に対して、「あまりとれていない」と「ほぼ2食以下」と答えた人が合わせて31%だったということです。
フードバンクを運営する団体の共同代表を務める新潟大学3年の大岩柚実さん(20)は「食生活で困難を抱えている学生がこんなにも多いと知り、早急に解決しなければならないと受け止めました。企業や団体などに協力を依頼し、温かいつながりを広げていきたい」と話していました。