スクリーン雑記帖

迫るタイムリミット、犯人追跡…原発テロ映画「天空の蜂」は現代版「新幹線大爆破」だ

【スクリーン雑記帖】迫るタイムリミット、犯人追跡…原発テロ映画「天空の蜂」は現代版「新幹線大爆破」だ
【スクリーン雑記帖】迫るタイムリミット、犯人追跡…原発テロ映画「天空の蜂」は現代版「新幹線大爆破」だ
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 先日、東野圭吾原作の「天空の蜂」(9月12日公開)を試写で見た。遠隔操作で乗っ取った巨大ヘリを、福井県の高速増殖炉上空でホバリング(空中停止)させ、全国の原発の廃棄を求める話。タイムリミットは燃料の切れる8時間。ヘリ内にはヘリ設計者(江口洋介)の息子が取り残されている。監督は「TRICK」シリーズや「20世紀少年」を手がけている日本エンターテインメント映画の第一人者、堤幸彦。本作ではギャグなどで笑わせることなくド直球の演出を見せ、本作に対する並々ならぬ意気込みを感じた。

 愛知県内の開発会社が造ったという設定の自衛隊用巨大ヘリ「ビッグB」は全長34メートル、総重量25トンで、ジャンボ747より小さいがシコルスキー社製の米軍ヘリ(シースタリオン)より大きい。堤監督がビッグBのデサインに求めたのは、怖い顔をしたサンダーバード2号のイメージだった。松竹作品では今年、映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」で機体を光学迷彩で消して東京にテロを仕掛ける架空の陸上自衛隊の戦闘ヘリ「グレイゴースト」も登場させている。

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