VCはなぜ馬鹿なのか?
VCはなぜ、バカなのか、馬鹿になってしまうのか?
という話をするのですが、VC批判大好きリビングデッド起業家の皆さん、残念ながら、今日はあなたがへのdisであり、今日は起業家批判です。
はじめに|新人起業家がハマる“VCってバカ!?”問題
パターン① 出資前のピッチで事業全く理解しない上に、前回の話とか覚えてないし本当に馬鹿
「5回も説明したのに結局ナシ。しかも断る理由が“最初に説明したことと同じ”ってどういうこと!?じゃあ、5回もいらなくない?なにあれ?業界勉強ってこと?起業家の時間をなんだと思っていたの?」
— 通信キャリア系VCとシード期に面談した実体験
パターン② 出資後のアドバイスが的はずれすぎて害悪。馬鹿すぎる。
「VTuberは顔が出ないから炎上しません!」「VtuberはIPなんで卒業しないし、演者にそんな報酬払わなくていい!!」
— あるVTuber特化ファンドからの“伝説のクソアドバイス”
あるあるですね~、マジで100回くらいありますよね。
愚かなVCの話は枚挙にいとまがないのですが、そもそもVCは構造上、馬鹿になる構造を持っているので、しょうがないんですよね。だからそれを受け止められない起業家が馬鹿なんだよな~と僕が気づいたときには27歳です。皆さんには起業家を始める前に知っておいてほしいです。
VCが“バカ”に見えるのは構造的に避けがたい。
VCの仕事は大きく2つ
新規投資先の探索(ソーシング)
既存投資先のお世話(バリューアップ)
勘の良い方なら気がついたと思いますが、そうです。
全く違うことを2つやってます。この時点で、ビジネス戦闘力は半分になっています。営業と後方支援2つやっちゃっているんです。
東大卒、マッキンゼーでも起業家には勝てない
お前周りの100件より個性的?~ソーシング編~
投資家はソーシングを年間100社以上はやるそうです。年間数百社やる方もいるそうです。
そうです。つまり、起業家のあなたが考えてきた最高のピッチは100社以上のに埋もれている計算になります。
おんなじようなベンチャーが100個あったらあなたは1社ごとの技術要件覚えきれますか?競合他社は?無理じゃね?
投資家が東大生、あなたがMARCH卒のボンクラだとしましょう。多分MARCH受かる人より東大受かる人は3倍勉強してます。いや、10倍かもしれない。が、100倍は無理やろ。。。
つまりバカだと思うのは普通で、投資家より事業わかってないとかありえないです。
バリューアップ期待してる時点で雑魚起業家何だが~バリューアップ編~
投資家は一社一社ステータスと求めていることが違う中で平均20社の投資先がいるそうです。つまり100分の1のソーシングを潜り抜けてきた優秀な起業家×20人が必死に毎日解像度上げている事業を説明されてもわかるわけもない。コンサル時代名をはせましたとかマッキンゼーでマネージャーでしたとか。投資家にできるのはバリューアップではなく損切りしかできなくなります(時間がないので)
な?こんな馬鹿(時間がなく、1社あたりに使えない)に負ける気しなくないか?起業家のみんな。
だから、コイツラにちゃんと合わせて上げることが重要なんですね。
投資家にちゃんと合わせられない起業家が雑魚すぎる
起業家がやるべきこと~投資前~
1.資料は3つ作ってあげる。
・担当投資家が一人で納得するためのめちゃくちゃ分厚い資料(投資検討資料にそのまま使える粒度で)
・周りを納得させるためのサマライズした資料(10分で事業がある程度理解できるように。投資委員会にそのままかけるバカな投資家はいません。必ず根回しタイムがあります。)
・決済者が読んで「イイね!」となるようにスライド3枚で「イケてる感が出るように」
2.リマインドを鬼する
・月木で2回連絡。動いたKPI、他の投資家の熱量などなど、忘れられないように
・逆に質問しまくる。今何を考えているか向こうの言葉で話させる。投資家が技術をどれくらい理解しているのかクイズを出してみる、競合他社との違いを説明させてみるなどなど
起業家がやるべきこと~投資後~
株主対応②「株主に質問させるな」
— ポジティブ明るい加藤 (@kato_vark) May 25, 2025
前回のツイートで「株主の質問に答えては行けない」https://t.co/YemoPp3BwD
という話をしました。
質問を無視しろというふうな受け取り方をしている頭がバナナな人もいらっしゃいましたが、違くて、
「株主」の解像度を上げてほしいと思っています。… pic.twitter.com/cjFnD8Mtvd
一定投資家との関係性ができてきたら、とにかく
・わかりやすく
・頻度高く
関係を構築していくことが重要です。
常に頭の隅っこに自分を置いてもらえるように意識しましょう。
また余計な資料を作るのではなく、リアルタイム性が重視されます。このフェーズを抜けていくと四半期決算とか営業のヨミとかが出てくるんですが、そう言うのはあんまりいらないです。
とくに重要なのは起業家のテンションや気分、体調です。直接見せられるのが一番いいのですが、動画でもビデオ通話でもいいと思います。
孫正義に株主提案で「毎年健康診断を受けさせ、健康状態を発表しろ」というのがあった通り、社長の体調は非常に重要です。
ソフトバンクくらい大企業ですら、社長が抜けたらやばいのにベンチャーで社長が倒れたら目も当てられません。
まとめ|バカに怒るな、自分を変えろ
・相手は馬鹿じゃない。むしろ優秀。
・構造の問題なんだからやりようはいくらでもある。
・投資家に文句言う前に投資家が動くように設計し、己の行動を変えろ


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