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漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

熟語の読み・一字訓読(その28:準1以下):苦 苦(にがな) 苦(はなは)だ・・・

2017年03月16日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●苦:小学…ク、くる(しい)、くる(しむ)、くる(しめる)、にが(い)、にが(る) 準1…にがな 1級…はなは(だ)

・漢検2の意味説明は、
『①くるしい。くるしむ。「苦境」「苦痛」「四苦」 ②にがな。キク科の多年草。 ③にがい。にがにがしく思う。「苦言」「苦笑」 ④つとめる。ほねをおる。「苦学」「苦心」 対)①④楽(ラク) ⑤はなはだ。ひどく。「苦求」 』

・大字源では、
 <意味②にがな。キク科の多年草。>に当たる熟語
 苦菜(クサイ・にがな) *漢検2では、「苦菜(にがな)」 (*当て字の<苦菜(のげし)>は“にがな”とは違う) 
 苦荼(クト):苦菜に同じ。

 <意味⑤はなはだ、ひどく>に当ると思われる熟語・・・大字源では「意味:はなはだ、ひどく、ねんごろに、一所懸命」となっている・・・
 苦求(クキュウ):(説明ないが、いたく求める、ひどく求める などの意だと思う)
 苦愛(クアイ):いたく愛する
 苦渇(クカツ):ひどくのどが渇いて苦しむ
 苦諫(クカン):主君の気に障ることもかまわずに、ねんごろにいさめる
 (注)漢検2では、
   「苦諫:目上の人を苦言をもっていさめること。目上の人に対して、言いにくいことをはっきり言っていさめること」という説明になっており、「苦言」も「苦言:厳しい忠告の言葉。耳が痛いがためになる忠言」という説明になっていることから、「苦(はなは)だ」訓に対応する熟語ではなく、意味③の「にがい。にがにがしく思う。」や(意味説明には無いが、大字源には“きびしい”意味もある記載あり)「きびしい」意に対応する熟語としてとらえているようである。(大字源も「苦言」は、ほぼ漢検2と同様の意味)
 苦恨(クコン):くるしみ、うらむ。また、はなはだうらむ
 苦思(クシ):深く考える。一所懸命考える。
 苦手(クシュ):ひどく打つ。痛打。 *苦手(にがて)と読めば、違う意味。
 苦修(クシュ):(仏)熱心に仏教の修行にはげむ
 苦霧(クム):深い霧。ひどい霧。
 
 など・・・
 
 <参考>
 *苦苣(クキョ):野菜の名。けしあざみ。一説に、ねんごろにいさめる。
 *「苦(ク)」音は、大字源によれば呉音。(漢音は「苦(コ)」音・・・ただし、現行音にはナシ・・・「苦悪(クアク/コアク)」=粗末で悪い、粗悪。 コ音の熟語は大字源ではこれだけだった・・・。

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熟語の読み・一字訓読(その27:準1以下):句(コウ)・・・句(あ)たる、句(ま)がる・・・

2017年03月15日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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●句:小学…ク 準1…コウ、あ(たる) 1級…ま(がる)

・漢検2に以下のとおり音による意味分けあり。
 🈩ク : ①言葉や文章のひとくぎり。「句点」「語句」 ②詩歌の構成単位。「起句」「結句」 ③「俳句」の略。「句会」「句集」
 🈔コウ: ①あたる。任務にあたる。類)勾(コウ) ②ま(曲)がる。かがむ。

・🈔の“コウ”音に対応する熟語が掲載されていないので、調べた。

<大字源>

句押(コウオウ):つかさどる。参加する。
句倨(コウキョ):まがる
句戟(コウゲキ):先のまがったほこ。 同)鉤戟
句贅(コウゼイ):せむしの背中にあるこぶ。 同)勾贅
句当(コウトウ):①とりあつかう。処理する。任務を担当する。同)勾当 ②官名 ③(国語)「勾当」に同じ(詳細略)。
句芒(コウボウ):(①五行神の一。木を支配する神で春の神。) ②草木のもえ出るさま。句萌(コウボウ)。
句萌(コウボウ):草木がはじめて生え出るときの形。曲ったものを「句」といい、直立のものを「萌」という。 同)勾萌
句欄(コウラン):①曲った手すり。欄干。 同)勾欄、鉤欄 (② 宋・元代の劇場の桟敷。詳細略。)
句廉(コウレン):川岸が曲っていて、角があること。

*以下は“句(あ)たる”、“句(ま)がる”には対応していないと思われる“コウ”音熟語。

句引(コウイン):仲間に引き込む 同)勾引
句杞(コウキ) :くこ。落葉低木。枸杞(クコ)。
句稽(コウケイ):かぞえしらべる。しらべ考える。 同)勾稽
句留(コウリュウ):つなぎとめる。 同)拘留

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熟語の読み・一字訓読(その26:準1以下):凶 兇 饗

2017年03月14日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●凶:中学…キョウ 準1…わる(い)、わざわ(い)、おそ(れる)

・漢検2の 「意味④おそれる。うれえる」に対応する熟語が掲載されていなかったので調べた。

<大字源>

凶凶(キョウキョウ):①恐れて乱れるさま 同)兇兇 恟恟 (②がやがやと騒ぐさま ③あらあらしいさま 同)匈匈 ) *大漢和には「凶凶=恐懼」ともあった。

懾凶(ショウキョウ):(大字源に熟語はあるが意味掲載なし。大漢和には本熟語の掲載なし。)・・・

(なお、)
●兇:キョウ、わる(い)、おそ(れる)

・漢検2に「凶が書き換え字」、「意味②おそれる。びくびくする。「兇懼(キョウク)」」とあるので、「“凶”懼」という書き換え熟語で、「凶(おそ)れる」となるかもしれない・・・ただし、「“凶”懼」そのものの熟語は、大漢和・大字源・漢検2には無かった。

●饗:キョウ、あえ、もてな(す)、う(ける)

・「う(ける)」訓に対応する熟語が掲載されていないようなので調べた。

<大字源>

饗国(キョウコク):国を受け継いで帝位にあること 同)享国

饗祚(キョウソ) :祚を享く=享祚=天子の位を受ける、天下を保つ *祚は天子の位

*漢検2「意味①あえ、もてなし、ごちそう 「饗告」」にある「饗告」について(説明ないので調べた)

饗告(キョウコク):供え物をし、祖先の霊に告げる (大字源)

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熟語の読み・一字訓読(その25:準1以下):拠(キョ、コ)  禦(ギョ)

2017年03月11日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●拠:中学…キョ、コ 準1…よ(る) 1級…よりどころ

・漢検2掲載熟語のうち、「証拠」だけ「ショウ“コ”」読みだった・・・ショウ“キョ”とは読まないのか・・・

 <大字源> ショウキョ/ショウコ の両方の読み記載あり。  *“ショウコ”と読んだほうが無難なことは言うまでもない。
 なお、大字源では、キョ(漢音) コ(呉音)。
 ちなみに、“コ”音で読む熟語は「証拠」ぐらいしか見当たらなかった・・・。

●禦:ギョ、ふせ(ぐ)、つよ(い)
・漢検2掲載熟語では、
  ふせ(ぐ):制禦 防御
  つよ(い):彊禦
 となっている。
・「彊禦(キョウギョ)」(=強禦でも可)

 以前の記事「漢検漢字辞典第2版から 【62】 彊禦(を畏れず)」(2016年04月02日 | 故事成語類)でも紹介、説明済み。

 *「矜寡(カンカ)を侮らず、彊禦を畏れず」<詩経・大雅・烝民>という故事成語類として覚えておいた方が良いと思う。
 *この故事成語の意味:弱者を馬鹿にせず、強力乱暴者を畏れない。
 *矜寡(カンカ): 老いて配偶のないもの。妻のいない男と夫のいない女。
 * *彊禦(キョウギョ): 勢いの剛強にして強い者。
  (注)大字源では「①悪強くて、善を受け付けない ②権力や勢力の強いもの」

 *熟語・一字訓読なら、 彊禦(きょうぎょ) - 禦(つよ)い

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熟語の読み・一字訓読(その24:準1以下):仇(つれあい) 休(よ)い

2017年03月09日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●仇:キュウ、あだ、かたき、つれあい
・漢検2:“つれあい”に対応する熟語が掲載されていないので調べた。 (意味 ②つれあい、相手。)

 <大字源>仇:意味①つれあい、あいて、なかま、たぐい。・・・

 好仇(コウキュウ)=好逑  *仇 同)逑

 仇偶(キュウグウ)=つれあい、配偶者、匹偶

 仇匹(キュウヒツ)=同じなかま、同輩

●休:小学…キュウ、やす(む)、やす(まる)、やす(める) 準1…さいわ(い)、よ(い)、いこ(う)、や(める)
・漢検2:「意味④よい、りっぱな」に対応する熟語が掲載されていないので調べた。
 (注)大見出しの「休祥(キュウショウ)=めでたいしるし。めでたい前兆。・・・休、祥とも、めでたい意。」は、どの意味に対応しているか不鮮明・・・意味欄にこの熟語の記載なし・・・だが、大字源では、「意味⑥さいわい、めでたいこと、よろこび」としているので、漢検2の「意味③さいわい、よろこび」に対応する熟語ではないかと思う。・・・だから、「休(よ)い」に対応する熟語は漢検2では見当たらない。

<大字源>

 休勲(キュウクン):りっぱな功績  休顕(キュウケン):①栄達する ②りっぱで明らかなこと

 休光(キュウコウ):①りっぱな手柄。休烈。②うるわしい光  休行(キュウコウ):りっぱな行い。

 休蹤(キュウショウ):りっぱな功績  休祚(キュウソ):①りっぱな位 ②よい幸い

 休沢(キュウタク):りっぱな恩沢。おおきな恵み。  休典(キュウテン):りっぱな手本。休範。

 休図(キュウト):りっぱなはかりごと。令図。 休徳(キュウトク):りっぱな徳。   休範=休典

 休風(キュウフウ):うるわしい風習  休名(キュウメイ):りっぱな名声。よい評判。

 休命(キュウメイ):偉大な命令。天の命令。天子の命令。 休明(キュウメイ):りっぱで明らか。

 休問(キュウモン):①すばらしい便り ②問うな (②:「休」に“やめよ、なかれ、否定の助字”の意あり。)

 休祐(キュウユウ):よい幸い。よい幸せ。 (「祐」に“さいわい、福を授ける”意あり。)

 休利(キュウリ):大きい利益。非常な便益。  休烈=休光

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熟語の読み・一字訓読(その23:準1以下):逆  逆(むか)える 逆(あらかじ)め

2017年03月08日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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●逆:小学…ギャク、さか、さか(らう) 準1…ゲキ、むか(える)、あらかじ(め)

・表外読みの「逆(むか)える」「逆(あらかじ)め」に対応する熟語は、漢検2では、それぞれ、「逆旅(ゲキリョ)」「逆睹(ギャクト・ゲキト)」だけのよう・・・。

・他にも対応する熟語があるのか調べた・・・

<大字源>
・逆(あらかじ)め
 逆計(ギャクケイ):①謀反の計画 ②予測する
 逆見(ギャクケン):あらかじめ考える  (出典:諸葛亮・後出師表)
 逆数(ギャクスウ):①四時の寒暑が乱れて不順になる ②あらかじめ未来のことを数え知る。易のことをいう
 逆料(ゲキリョウ):あらかじめ推し量る (出典:諸葛亮・後出師表)

・逆(むか)える
 逆接(ギャクセツ):①迎え撃つこと ②前の句・文と後ろの句・文の意味が逆になって接続していること *漢検2は②の意味内容のみ説明あり。
 逆説ゲキゼイ) :出迎えて話す  *逆説(ギャクセツ)は漢検2大見出し項目の説明のとおり。
 逆命(ギャクメイ):①命令をうける ②命令に逆らう 


*「逆風」は???
 逆風:①進んでいく前方から吹いてくる風。むかいかぜ。(大字源)
 ➪漢検2もほぼ同様の説明。かつ、『意味①のさかさま、順序や方向が反対である・・・「逆風」』とあるので、「逆(むか)える風」「風を逆(むか)える」という意味ではなさそうだ・・・ホントかね。   
 
*「逆詐(ゲキサ)」
 <大字源>「人が欺いていないのに、欺くであろうと先に思いこむ」とあったけど、どの訓に対応するのか、ちょっと不詳。「逆(あらかじ)め」に対応しそうではあるが、よくわからない・・・。

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熟語の読み・一字訓読(その22:準1以下):吃 喫煙=“吃”煙でも良いか・・・

2017年03月07日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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<お知らせ>「熟語の読み・一字訓読(その18:準1以下):灌 灌木=群がり生える木・・・」の記事に、大漢和で調べた「灌澡」「澡灌」のことを追記しています。
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●吃:キツ、ども(る)、く(う)、す(う)  *く(う)、す(う)の音熟語の掲載はナシ。

<漢検2>
 意味:①どもる。言葉がつかえる。「吃音」 ②飲む。くう。食べる。す(吸)う。
 (書きかえ:意味 ②「喫」に書きかえられるものがある)

となっていて、「喫」の項をみると、「吃」に書きかえられるものとして、(意味②の「飲む、くう、食べる、す(吸)う」に対応する熟語で)

「喫煙」・・・“「吃煙」とも書く”とはなっていない。

「満喫」・・・下つきで掲載しているのみ。

「喫茶」・・・“「吃茶」とも書く”とはなっていない。

喫飯」・・・“「吃飯」とも書く”となっている。

<大字源・新漢語林>
吃烟・吃煙」・・・(同)喫煙  となっている。 ・・・喫煙=吃煙 のようなのだが、漢検的には✕なのだろうか・・・

 *ちなみに、「満喫」「喫茶」については、上記辞典には、それぞれ「満“吃”」「吃茶」の熟語は載ってなかったので、書き換えが可能かどうか不詳・・・書きかえてもOKじゃないかとも思うが、受検的には書きかえたら危ういかもしれない・・・。

 *なお、大字源には、「吃(く)う」「吃(す)う」に対応する熟語として、
 
  「吃香(キツコウ):(俗)(①評判が良い。人気がある。)②ごちそうをたべる」という熟語があった。

 *また、「酒吃」という熟語もあるが、これは“酒をのむ”意だと思うので、「吃」の現行訓には無いことになる。(注)ただし、「吃」の漢字自体には“のむ”意あり。

👍👍👍 🐔 👍👍👍 どうにも不親切な辞典なので、よおわからんことが多い 👍👍👍
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熟語の読み・一字訓読(その21:準1以下):帰  帰(とつ)ぐ 帰(おく)る

2017年03月06日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<お知らせ>「熟語の読み・一字訓読(その18:準1以下):灌 灌木=群がり生える木・・・」の記事に、大漢和で調べた「灌澡」「澡灌」のことを追記しています。
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●帰:小学…キ、かえ(る)、かえ(す) 準1…とつ(ぐ)、おく(る)

<漢検2>
 ・意味:①かえる。かえす。「帰郷」「帰心」「復帰」 ②あるべき所におさまる。行きつく。おちつく。「帰一」「帰依」「帰属」 ③とつぐ。嫁に行く。「帰嫁」 ④おく(贈)る。
 ・下つき:依帰(イキ)・回帰(カイキ)・不帰(フキ)・復帰(フッキ)・来帰(ライキ)
 ・大見出し
 「帰嫁(キカ)」:よめ入りすること。とつぐこと。「他家へ―する」
  *他の大見出しは(たくさんあるのと、わかりやすいので)略。
 
 ・下つき熟語・・・わかりづらそうなもののみ・・・
 「依帰」:(大字源)①頼って身をよせる ②投降する  (注)仏教用語では「エキ」と読んで「心に仏道を信じること。帰依(キエ)。」
 「来帰」:(大字源)①帰って来る ②頼って来る ③離婚されて実家に帰る 

 (注)「依稀(イキ)」と混同しないように・・・漢検1でよく(?)出る熟語「依稀」・・・依稀=彷彿・髣髴・・・
    依稀:(大字源)ぼんやりと似ているさま。ぼんやりして明らかでないさま。彷彿。  

<「帰(とつ)ぐ」「帰(おく)る」 の音熟語>

・「帰(とつ)ぐ」:「帰嫁」以外の音熟語もあるかどうか調べた(大字源・大漢和)けど、無いようだ・・・。
 *「桃の夭夭たる、この子、于(ここ)に帰ぐ」(詩経)で訓読みを覚えていたけど、「桃の夭夭たる、この子、于(ゆ)きて帰(とつ)ぐ」とも読むらしい・・・「于:ウ、ク、ああ、ここ(に)、ゆ(く)」・・・
 
・「帰(おく)る
 *これも、「孔子に豚を帰(おく)る」(論語・陽貨編)で、訓読みを覚えていたけど、「帰豚(キトン)」という音熟語もあるのかと思ったら、大字源・大漢和には載ってなかった・・・。

 *手元の大字源には「帰賵(キボウ):死者の家に贈り物をする。「賵」は死者に贈るもので、輿馬の類。」だけしか見当たらなかった・・・「賵」は1級対象外・・・ので、図書館で大漢和にも当ってみた・・・。

(大漢和)赤字は1級対象漢字を含む音熟語*
 帰遣(キケン):帰りおくる。また、みやげ。家苞。
 帰含(キガン):死者の口中に含ませる含玉をおくり与える
 帰胙(キソ) :祭りの酒肉をおくる
 帰戴(キタイ):物をおくり、また、もらうこと
 帰糴(キテキ):米をおくる
 帰福(キフク):①祭祀のとき、神に供える肉をおくる(福=胙) ②福報を帰する(?意味不詳)
 帰髪(キハツ):髪を送りかえす。遺族に死者の髪を送りとどける。

 *大漢和には、『「帰:おくる」は「饋」に通ず。』とあった。また、「おくる」は「①食べ物をおくる ②品物をおくる」意との事。
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熟語の読み・一字訓読(その20:準1以下):紀  紀(おさ)める、 「経紀」・・・

2017年03月05日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●紀:小学…キ 準1…のり、おさ(める)、しる(す)
・漢検2に、
  ・「おさ(める)」訓に対応する熟語なし。 「意味④おさめる、秩序を立てて進める」に対応する熟語記載なし。
  ・下付き熟語「経紀(ケイキ)」の意味不明
 だったので、調べた。 たぶん、「経紀」は「おさめる」意の熟語だろうとは見当をつけていたが・・・

<大字源>
 経紀:①すじみち、紀律。綱紀。 ②通行する 「山川を経紀する」 ③筋道を立てて治める。よく一家の暮らしを立てる。 ④(俗)番頭。 ⑤仲買人。
<広辞苑>
 経紀:①のり。みち。綱紀。また、のりを定め法を立てること。 ②経営すること。 ③(経理・経営の意)中国で、仲買人。商人。

 *いろいろ意味があるが、大字源③・広辞苑②あたりの意味で、「おさ(める)」に対応する熟語として理解してもよさそう・・・。
 *なお、「経」にも「経(おさ)める」訓あり・・・こちらは、「経世」とか「経綸」とか、いくつか対応する熟語がうかんでくる・・・。

<参考>
 ・他に、「紀(おさ)める」に対応する熟語と思われるもの・・・調べたが、あまりなさそう・・・
 ・「紀綱」(漢検2)
  漢検2意味①で「のり。きまり。すじみち。「紀綱」」となっているが、大見出しの「紀綱」には、「国を治める制度。おきて。また、取り締まること」とあり、「紀(おさ)める」対応でも良いのではないかと思う・・・ただし、漢検2にも、そのあとに、『「紀」は小づな、「綱」は大づなの意』となっているが・・・。
 ・「紀綱」(大字源)
  ①こづなと、おおづな。転じて、国家を治める制度。きまり。綱紀。 ②とりしまる。管理。また、後に、しもべをいう。
 
 ・「紀綱之僕(キコウのボク)」(大字源)
  才能に優れ、上に立って諸事を取り締まることのできる人。(左伝)

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熟語の読み・一字訓読(その19:準1以下):翫 翫愒=玩愒 ・・・

2017年03月04日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●翫:ガン、もてあそ(ぶ)、あじ(わう)、あなど(る)、むさぼ(る)
・漢検2掲載内容
 意味:①もてあそぶ。めでる。「翫物」「翫弄(ガンロウ)」 ②深く味わう。「翫賞」「翫味」  類 ①②玩(ガン) ③あなどる。なれる。 ④むさぼる。
 大見出し:翫賞(ガンショウ) 翫味(ガンミ) 翫弄(ガンロウ) 翫ぶ(もてあそ-ぶ)

・いつもの事ですが・・・
  *漢検2には「あじ(わう)」訓の掲載ナシ。類)となっている「玩:中学…ガン 準1…もてあそ(ぶ)、あじ(わう)」にはあるのに・・・。
  *「あじ(わう)」訓は無いにもかかわらず、それに対応する熟語は載せている(翫賞、翫味)・・・。
  *一方で、訓に載せている「あなど(る)」「むさぼ(る)」の対応熟語は何も載せていない・・・。


<大字源>

 あなど(る):翫世(ガンセイ)=世間を侮り不まじめな態度で生活する  翫習(ガンシュウ)=①なれる、また、なれあなどる ②こころゆくまで楽しみならう 

 むさぼ(る):翫愒(ガンカイ)=むさぼる。歳月を怠けて過ごす。 *四字熟語「翫歳愒日」=歳を翫(むさぼ)り、日を愒(むさぼ)る

 *漢検2に、「愒」のところに「玩愒(ガンカイ)」の熟語掲載あり・・・

  玩愒(ガンカイ):(大字源)①時をむだにすごすこと 同)翫愒 ②財貨をむさぼる   

 *この「玩」は(「玩」の現行訓にはないが)“むさぼる”意のようだ・・・。

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熟語の読み・一字訓読(その18:準1以下):灌 灌木=群がり生える木・・・

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●灌:カン、そそ(ぐ)
<漢検2>
・意 味:①そそぐ。水が流れこむ。「灌漑(カンガイ)」「灌水」「灌浸」 ②むらがり生える。「灌木」「灌莽(カンモウ)」
・下つき:漑灌(ガイカン)・澆灌(ギョウカン)・浸灌(シンカン)・澡灌(ソウカン)・沃灌(ヨッカン)

*漢検2の「灌木」・・・
 大見出しの説明は、「低木の旧称。ふつう、人の身長以下の高さの樹木。対)喬木(キョウボク)」とのみ。なぜ、意味②の“むらがり生える”の対応熟語なのか分からなかったので調べた。

<大字源>
灌木(カンボク):①群がり生える木。叢木。②丈が低く、根元から枝が群がり出ている木。いばら・やまぶき・つつじなどの類。低木。
*この①の意味のことを、漢検2では省略しているんだ・・・。でも漢検2の意味②には「むらがり生える」意で“灌木”なんだ・・・

・その他、大字源で、念のために調べた「灌」の漢検2掲載熟語・・・(すべてではありません)・・・

灌浸(カンシン):そそぎひたす。水が流れ込む。

灌莽(カンモウ):草木の密生した地。
澆灌(ギョウカン):水をそそぐ。灌漑。

澡灌(ソウカン):「澡灌」・「灌澡」とも、熟語はあるも意味記載なし。“そそぎあらう”意と思われるが、ネット上では「澡灌」は、仏教用語で“二つの口を持つ壺”という意味の熟語のようでもある(詳細不祥)・・・3/5追記:大漢和に「灌澡:そそぎ洗う。沐澡。」とあった。「澡灌」は見当たらず。

沃灌(ヨクカン):水を注ぐ。そそぎあらう。 *漢検2は“ヨッカン”読み。
 (参考)灌沃(カンヨク):①水を注ぎ掛ける。灌漑。②良い教訓を心につぎこむこと。 *漢検2非掲載。

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熟語の読み・一字訓読(その17:準1以下):滑(コツ) 滑乱(コツラン)、滑然(コツゼン)・・・

2017年03月02日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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滑:中学…カツ、コツ、すべ(る)、なめ(らか) 準1…ぬめ(る)
・漢検2に、意味
 🈩カツ ①すべる。「滑空」「滑降」「滑走」 ②なめらか。ぬらぬらする。ぬめる。「滑剤」「円滑」「潤滑」
 🈔コツ みだす。みだれる。「滑稽(コッケイ)」
 とあり、“カツ”音と“コツ”音の意味分けがあった。(なお、カツ音もコツ音も漢音(大字源))

・しかし、大見出しの『「滑稽」:①おもしろおかしいさま。また、おどけたさま。 ②ばかばかしく、くだらないさま。』とあり、なぜ、『🈔コツ みだす。みだれる。「滑稽(コッケイ)」』となるのか、わからなかったので調べた。

<大字源>
 滑稽(コッケイ):①口が達者で人をいいくるめる力を持っていること。口先がうまい。また、滑は乱、稽は同で、異同を混乱させる意という。
          ②酒器の名。今のじょうごの類で、酒がとめどなく出るようになったもの。転じて、ことばが次々に出て尽きないこと。多弁。
          ③おもしろく巧みに言いこなすこと。おかしいこと。おどけ。この意味では「かっけい」と読む説がある。
<広辞苑>
 滑稽(コッケイ):(「滑」は乱、「稽」は同の意。知力にとみ、弁舌さわやかな人が、巧みに是非を混同して説くこと。また、「稽」は酒の器の名。酒が器から流れ出るように弁舌のとどこおりないことともいう。)
          ①おもしろおかしく、巧みに言いなすこと。転じて、おどけ。道化。諧謔。
          ②いかにもばかばかしく、おかしいこと。

  ということで、なんだか、よくわからないが、一応、「滑(コツ)」に乱れるという意味(「異同」や「是非」を乱れさせる意)があるということはわかった。

・漢検2の“滑(コツ)”音熟語は「滑稽(コッケイ)」のみだが、他の滑(コツ)音熟語もついでに調べた。

 滑滑 ①カツカツ:つるつるすべるさま  ②コツコツ:水のわき出て流れるさま 同)汨汨(コツコツ)
 滑汨(コツコツ):乱れるさま
 滑習(コツシュウ):おさめならう *この場合の滑(コツ)は「おさめる」意。
 滑然(コツゼン):乱れるさま
 滑乱(コツラン):みだす
 頡滑(ケツコツ・ケツカツ):①入り乱れるさま ②でたらめなさま

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熟語の読み・一字訓読(その16:準1以下):葛 葛衣 葛巾 裘葛 瓜葛・・・

2017年03月01日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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●葛:中学…カツ 高校…くず 準1…かずら、かたびら、つづら  *漢検2大見出し語は略。

*漢検2掲載の下つき「瓜葛(“コ”カツ)」とあるが、“カカツ”の誤植ではないだろうか・・・。*漢検2も漢字ペデイアも「“コ”カツ」になっているが・・・。「瓜」に“コ”音ないし、大字源ほかの辞典も“カカツ”だし・・・放置しておいて良いのだろうか・・・。

(以下、意味説明は大字源による)
・漢検2意味②かたびら、くずで作った布
 葛衣(カツイ):くずの繊維でつくったかたびら。葛布。
 葛巾(カッキン):くず布でつくったずきん。野人・隠者のかぶるずきん。

・漢検2下つき
 裘葛(キュウカツ):冬に着る皮衣と夏に着るくずかたびら 同)葛裘(カツキュウ)  
 瓜葛(カカツ):うりとくず。ともにつる草で、枝葉が互いにまといつくから、親類の縁つづきのたとえ。 *「瓜葛の親(シン)」

<裘葛と裘褐> ・・・以前も記事にしましたが・・・

 裘褐(キュウカツ):皮ごろもと、目のあらい毛織の短いころも。転じて、 粗末な衣服
 裘葛(キュウカツ):冬に着る皮ごろもと夏に着る葛布(くずぬの)のかたびら。転じて、1年間のこと。
 *ただし、「一裘一葛」の四字熟語になると、貧乏のたとえになるから注意。

<余談1>
葛布・・・何と読むか・・・広辞苑では、“くずフ”、“くずぬの”、“カップ”すべて記載あり。一般的には湯桶読みの“くずフ”が通用性があるようだ・・・

<余談2>  *大字源の「葛」を調べていたら、1級漢字を含む熟語があった・・・
葛衫(かつさん):くず布のじゅばん。

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熟語の読み・一字訓読(その15:準1以下):咳  咳嬰(=孩嬰・・・)

2017年02月28日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●咳:ガイ、カイ、せき、しわぶき、せ(く)、しわぶ(く)

(・「せき、しわぶき、せ(く)、しわぶ(く)」に対応する熟語、漢検2掲載熟語は略。)

・漢検2に、「意味②幼児が笑う。「咳嬰(ガイエイ)」」とある。

 咳嬰(ガイエイ):笑い始めた子。2、3歳までの幼児。 「嬰」は、母の胸に抱かれること。(大字源)

 *大字源では、
  🈩ガイ(慣用音) カイ(漢・呉音)・・・せき、しわぶき、しわぶく、せく・・・
  🈔カイ(漢音) ガイ(呉音)  ・・・①幼児が笑う ・・・(②以下略)
  という、音分けになっている。


咳嬰孩嬰=孩提=孩児=嬰孩=提孩=幼孩=幼孺=孺子・・・と、漢検2に掲載されている類義熟語はこんなものかも・・・

 *ちなみに、“幼児が笑う”意で、咳:類)孩 で、大字源の解字のところに、「孩」の説明として

  「孩:形声。意符の「子(こ)」と音符の「亥(カイ):幼児の笑う意=咳(カイ)」とから成る。幼児の笑う意。咳の古字という。」
  と説明があった。

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熟語の読み・一字訓読(その14:準1以下):魁 花魁(カカイ)ほか

2017年02月27日 | 熟語の読み(音・訓) ー準1級以下-
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●魁:カイ、かしら、さきがけ、おさ、おお(きい) *漢検2には“おさ”訓は載せていない。 *漢字ネットは“おか”と誤記載?
<漢検2>
・大見出し項目:魁偉 魁傑 魁梧 魁首 
・意味①かしら、さきがけ 「魁首」「巨魁」  ②大きい、すぐれる 「魁偉」「大魁(タイカイ)」 ③北斗七星のひしゃくの頭部をなす四つの星。また、その第一星。「魁星」「斗魁」
・下つき:花魁(カカイ・おいらん) 巨魁(キョカイ) 渠魁(キョカイ) 首魁(シュカイ) 大魁(タイカイ)

<大字源>・「魁首」には、漢検2大見出しの説明以外に、「科挙の首席合格者」の意味あり。
・「魁偉」と「魁梧」は、漢検2大見出しの説明は微妙に違うが、大字源では「魁偉」=「魁梧」
(広辞苑:巨魁=渠魁)


 魁星(カイセイ):①北斗七星の一番目の星。②魁甲に同じ。 *魁甲(カイコウ):科挙の首席合格者。類)状元、魁星、魁選

 斗魁(トカイ) :北斗七星の第一星から第四星までの四星。

 大魁(タイカイ):殿試の首席合格者。 殿試:中国の科挙の最終試験。・・・以下略・・・(広辞苑)

 花魁:🈩カカイ ①梅の異称。百花のさきがけの意。 同)華魁 ②はすを水花魁という ③らんの異称 ④(俗)遊女 
    🈔おいらん(国語)①妹分の遊女が先輩の遊女を呼ぶ称。転じて、遊女の称。 ②地位の高い遊女。太夫(たゆう)。

 *漢検2の書き方だと、“おいらん”の事を音読みで“カカイ”というのかと思っちゃうじゃないか・・・(ーー)

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