医学部学士編入で医学部合格までにかかるお金は?
学士編入によって医学部への編入を希望している人もいるでしょう。その場合、医学部に合格するまでどのくらいのお金がかかるのかを解説します。予備校代や受験費用、合格後など、費用の内訳ごとに紹介します。
学士編入で合格までにかかるお金
学士編入で医学部合格までにかかる費用は、200〜250万円です。
合格までにかかる費用として、予備校代、参考書代、TOEICなど外部試験費用、受験費用、受験にかかる交通費+宿泊費まで計算に入れています。予備校を利用しない場合は、ここから100万程度差し引いた金額となります。
合格すればさらにお金がかかりますので、目安として頭に入れておきましょう。費用の内訳を詳しく解説します。
勉強のために必要なお金
医学部に合格するには相当な勉強が必要です。勉強のための費用で最も高額になるのが予備校代です。ほかに参考書の購入や英語などの外部試験費用がかかります。それぞれの目安を紹介していきます。
予備校代
予備校や選択するコースによって違いが出てきますが、予備校代の相場は約100万円程度です。
独学での合格も不可能ではありませんが、合格に必要な知識を身につけ、医学部受験の情報を手に入れるには予備校を利用するのが近道と言えます。
予備校代をできるだけ抑えるには、自分にとって必須な科目を見極めて受講することです。
参考書代
予備校に通わず独学で合格を狙うには、勉強に必要な参考書を自分で購入する必要があります。専門の参考書となるため1冊あたり高額になります。
大学によって物理学や化学が出題されないこともありますが、生命化学、物理学、化学、数学、小論文を一通りそろえると、2〜3万円かかります。
参考書は中古なら安く手に入りやすいですが、できるだけ最新版を手に入れるようにしましょう。
TOEIC・TOEFL
医学部への学士編入を実施する大学の中には、TOEICやTOEFLのスコア提出が必要な場合があります。スコアがそのまま選抜試験の点数に加算されることもあるので、ただ受験するだけでなく良いスコアを取ることが大切です。
TOEICの受験料は2024年7月時点で7,810円です。
TOEFLの受験料は245ドルですが、USドルで計算するため為替相場によって多少変化します。ちなみに1ドルを150円で換算すると、36,750円が受験料になります。
受験するために必要なお金
医学部学士編入は、ほとんどの受験生が10校近く受験します。遠方の大学もあるため、宿泊費や交通費まで含めるとかなりの額になりますので、いくらかかるかしっかり把握しておきましょう。
受験費用
大学受験でも申込みの際に受験料を支払いますが、医学部学士編入の場合にも受験料(検定料)が必要です。
基本的に受験料は30,000円となっていますが、受験する大学分の受験料がかかるため、10校受けるなら30万円かかることになります。
ちなみに特殊な事情がない限り、受験を辞退しても受験料は返還されないので注意が必要です。
宿泊費
医学部学士編入試験は、1次と2次の2回あります。仮に1回あたりの宿泊費が5,000円とすると、2次まで進んだ場合、2日で10,000円かかる計算になります。
受験する数にもよりますが、5校が2次試験まで進んだ場合、宿泊費だけで50,000円かかることになります。
交通費
当然ですが受験するには、出願した大学まで足を運ぶ必要があり、交通費がかかります。居住している場所と受験する大学によって交通費は大幅に変わりますが、東京在住の人が滋賀医科大学を受験すると、新幹線・電車・バスで往復30,000円程度かかります。
東京在住の人が福岡の大学を受験した場合は、飛行機を使うと往復で30,000〜65,000円程度かかり、交通費がかかることも念頭に置いておく必要があります。
合格後のお金
念願の医学部合格後もお金がかかることを忘れてはいけません。主に授業料や生活費が必要になりますが、医学部は6年制ですので、2年次編入か3年次編入かによって合格後にかかる費用が変わってきます。
2年次に編入すれば5年、3年次に編入すれば4年で卒業となり、その分学費も生活費もかかります。
国公立の場合、入学金約30万円、授業料約54万円、生活費月15万円、教科書購入費5万円として計算すると、2年次編入かかる費用は以下です。
- 入学金約30万円+学費約54万円×5年+生活費5年分+教科書類5万円×5年=1,225万円
私立の場合は大学によって差がありますが、国公立の倍以上かかる大学が多いです。
合格後にも多額の費用がかかるため、奨学金を借りるという選択肢もあります。
まとめ
医学部学士編入では、合格までに相当な費用がかかります。中でも予備校にかかる費用が高いウェイトを占めるため、自分に合った予備校やコースをしっかり見極めて選ぶことが大切です。
下記ページでは医学部学士編入制度のある大学を紹介しているので、参考にしてください。