仮面浪人はアリ?大学編入との違い
大学生として大学に在籍する一方、別の大学の合格を目標に、受験勉強を続ける仮面浪人。別の大学を目指す点では編入と同じですが、新しい大学でスタートする年次が異なります。ここでは、仮面浪人の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。
編入と迷っているアナタへ!
仮面浪人とは
仮面浪人は、大学へ入学する一方で、他の大学を受験するための勉強を続けることをいいます。例えば、第2志望の大学へいったん入学しつつも、来年の第1志望の大学合格へ向けて勉強を続けるケースです。このようなパターンは、通常の浪人と違って大学に在籍していることから、仮面浪人と呼ばれています。
編入との違い
仮面浪人と編入の大きな違いは、大学へ入学する際の年次が異なります。仮面浪人は基本的に1年生から再スタートになりますが、編入は現在の学年を引き継げます。例えば大学2年次に編入試験に合格した場合、新しい大学では3年次としてスタートできます。
大学編入と仮面浪人のメリット・デメリットを比較
仮面浪人のメリット
仮面浪人のメリットは次のとおりです。
- 第1志望の受験勉強や対策に集中できる
- 過去の受験で得た知識や経験を活かせる
- もし失敗しても大学生でいられる
仮面浪人のメリットは、第1志望大学の受験勉強・対策に集中できる点にあります。高校3年生の場合、志望大学ごとの対策が求められますが、仮面浪人なら第1志望の受験勉強や対策に集中可能です。また、過去の受験で培ったノウハウを活かして受験を進められるでしょう。
万が一再受験に失敗しても、現在通っている大学に在籍し続けられます。翌年も再チャレンジできるほか、場合によっては現在の大学を卒業し、そのまま就職することも可能です。通常の浪人にはない、仮面浪人ならではの強みといえます。
仮面浪人のデメリット
一方、仮面浪人は下記のデメリットがあります。
- 受験勉強の時間の確保が難しい
- 受験費用がかかる
- 大学1年次から再スタートになる
仮面浪人は、現在通っている大学の講義を受けつつ、受験勉強を進めなくてはいけません。高校生の時よりも学習時間が限られるため、効率的な勉強方法の確立が求められます。
受験費用がかかることもネックです。別の大学を受験する際の受験料はもちろん、合格時は入学金を支払う必要があります。もし予備校を利用する場合、予備校の学費も工面しなくてはいけません。
再スタートになることもデメリットです。第1志望の大学に無事合格しても、1年次からやり直さなくてはいけません。現在の大学生活に満足している場合、受験に向けたモチベーションの維持も問題になるでしょう。
仮面浪人より単位を引き継げる「大学編入」
もし別の大学へ通いたい場合、仮面浪人よりも大学編入を検討してみましょう。先述のとおり、仮面浪人は1年次から始めなくてはいけませんが、編入なら2年・3年次から大学に入れます。現在の単位を新しい大学へ引き継げるため、仮面浪人よりもメリットが大きいといえます。
もちろん編入試験へ向けた勉強は必須ですが、それは別の大学を受験する仮面浪人も同じです。そのため、同じ条件なら大学編入のほうが効率的に再スタートできます。
一般入試よりも情報の少ない大学編入は、併願時の複雑な日程調整や受験条件の確認も踏まえて、いろいろ準備するのが大変です。1人で悩まず、まずは編入のプロに相談するのが合格への近道かもしれません。
仮面浪人“禁止”の大学があるってホント?
基本的に仮面浪人を禁止している大学はありません。仮面浪人はあくまで個人の自由のため、現在在籍している大学の許可を取る必要はないのです。別の大学を受験し、合格したら現在の大学を辞める。それだけのことですので、大学の講義をしっかり受けつつ、受験勉強の時間を確保できるなら、仮面浪人が問題になることはありません。
結論:仮面浪人しながらの受験は相当ハード!
ただし、複数の大学への同時在籍は難しいことを覚えておきましょう。授業料を工面できれば大丈夫、と考えるかもしれませんが、課程を履修するために必要な学習時間の確保が問題になります。現在の大学に籍を置きつつ、別の大学合格を目指すことは問題ありません。しかし、第1志望の大学に合格した場合、現在の大学には退学届を提出する必要があります。
仮面浪人はメリット・デメリットがありますが、大学編入を選択肢に入れたほうがよいでしょう。なお、大学編入は2年次と3年次がありますが、2年次編入はゆとりある大学生活を楽しめます。一方、3年次編入は対応している大学や学部が多いため、幅広い選択肢から選べます。
大学編入の受験勉強は、いつから・何から始めたらいいか悩みがち。そんなときは、まず試験当日から逆算してスケジューリングしてみましょう。ネット上の「合格体験記」と合わせて、自分に合った編入試験の攻略方法を探したい人は、以下もチェックしてみてください。