大学編入学の倍率はわかる?
こちらの記事では、大学編入学試験における倍率について紹介しています。実際のところ、倍率はどのように考えれば良いのか、という点についてまとめました。
大学編入学の倍率
大学の編入試験を考えた時、気になるのが「倍率」ではないでしょうか。大学編入学の平均倍率は、「推定2.4倍(※)」といわれています。一般入試の倍率と比較すると、倍率は低いように感じるかもしれません。 しかし、前提として編入学試験を受験する人の傾向として、基本的に浪人という選択肢は考えていないことから、より真剣度の度合いが増すといえるでしょう。
※参考:神田外語学院(https://www.kandagaigo.ac.jp/kifl/contents/what-is-transfer#2-2)
正確な倍率はわからない
ただし、編入学試験の正確な倍率はわからない状況となっています。これは、下記のような理由が挙げられます。
毎年受験者数・合格者数が異なる
編入試験の場合、毎年の受験者数や合格者数が異なることから、正確な倍率を計算しにくいという面があります。そもそも、倍率は過去データを参照することによって自分が受験する時の倍率を予測し、戦略を立てられるという点が大きなメリットといえます。しかし、編入試験の場合には毎年ばらつきがあるため予測を立てるのが難しく、倍率を計算するメリットはあまりないと考えられるからです。
募集人数を「若干名」としている大学もある
さらに、編入試験の場合は募集人数もはっきりとわからないことも多くあります。募集要項を見ると、「若干名」という記載がされていることもあり、この場合は結果が発表されるまで実際の合格人数がわかりません。場合によっては、合格者が0人という可能性も考えられます。
このような形の場合には、合格者の人数がわからないため、正確な倍率が計算できない、ということになります。ただし、この「若干名」という表現は、大学側が求める学力を持っており、さらに大学側の都合(留年者の数や受験者数などとの兼ね合い)が合えば合格にしますという意味であると捉えておくとよいでしょう。
学部定員のみで学科定員がわからない
また、募集要項には学部全体の合格者数のみが記載されているパターンもあります。この場合はそれぞれの学科の定員を判断することができません。
多くの場合、1つの学部に対して複数の学科が存在しているため、学科全体での定員がわかったとしても、自分が志望している学科単体の定員がわからないため、結果として倍率を計算できないということになります。