たんぽぽ茶を毎日飲むべき5つの理由
※この記事は、海外のサイト『グッド・ハウスキーピング』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 家の前に生えている「かわいい雑草」には、想像以上の価値があるかもしれない。どうやら、たんぽぽから作られたお茶には、体にさまざまな恩恵をもたらす可能性があるという。とはいえ、たんぽぽ茶を飲む前に、どのような健康上の主張が真実で、どれがでたらめなのか理解することが大事。そこで、掘り下げて調査を行い、著名なハーブ専門家に話を聞き、たんぽぽ茶の健康効果を探ってみた。 ただし、医薬品よりも植物の研究に投じられる資金は少ないことから、ほとんどの場合、何杯のお茶を飲めば効果が実感できるのか、正確に示す十分な証拠がないことを頭に入れておこう。
たんぽぽ茶の健康効果
・利尿作用がある 利尿剤は、排尿を通じて体から余分な水分を排出するのに役立つ。研究と事例証拠の両方で、たんぽぽが利尿作用を持つ植物であることが示唆されている。「利尿作用という点では、根よりも葉のほうがはるかに効果が高いです」と話すのは、この研究を行う科学者で、自然商品業界向けのコンサルティング会社「ヘルス、エデュケーション&リサーチ」の創設者であるケビン・スペルマン博士。「根にも軽い利尿作用がありますが、葉には優れた利尿作用があります」 ・肝臓の健康をサポートする可能性がある たんぽぽは、肝炎または肝臓の(黄疸や肝炎による)ダメージに対する反応にとくに効果的な可能性があります、と話すスペルマン博士。「伝統的に、ハーブの専門家はこの目的でたんぽぽを使用してきました。この効果に関する現代の研究もあります」と彼は続ける。「たんぽぽは肝臓の胆汁排出を促します。そして胆汁を排出するとき、基本的にはスポンジに手を伸ばして絞るような感じで、肝臓から胆汁を排出させると、毒素も一緒に排出されます」
・腎臓の健康にいい可能性がある 多くの研究も強調しているように、この健康効果はたんぽぽに含まれる優れた抗酸化物質によるもの。実際、動物を対象とした研究では、たんぽぽが糖尿病や化学療法による腎臓のダメージを軽減することが分かっている。「もっとも可能性の高い説明は、たんぽぽに非常に強力な抗酸化作用があるということです」とスペルマン博士は話す。「たんぽぽには、とても強力な抗酸化物質である化合物が何種類か含まれており、一般的に、抗酸化物質は周囲の組織を保護する効果を持ちます」とも。言い換えると、このハーブに含まれる抗酸化物質(フラボノイドやポリフェノールなど)は、体内を通過するときに接触する組織(腎臓など)の機能を少し強化する。「植物薬に関する抗酸化物質の文献はどれも大げさで誇張されていますが、たんぽぽの場合、本当にとても強力な抗酸化作用を持っています」とスペルマン博士は話す。 ・消化器系の問題を緩和する可能性がある 研究は限られているけれど、研究ではたんぽぽが胃腸障害に役立つことが示されており、これは抗酸化作用と抗炎症作用による可能性が高い。しかし、伝統的なハーブの専門家は、たんぽぽの苦味に軽い下剤効果があると考えています、とスペルマン博士。「ほぼすべての苦いハーブに、何らかの下剤効果があります」と彼は話す。「そのため彼らは、規則正しいお通じを保つために、一種の下剤薬として苦いハーブを使用します」 ・将来利用されるかもしれない抗がん特性を持つ 人間の組織内のがんと闘うのに、たんぽぽが役立つ可能性があると断定するにはまだ早いけれど、いくつかの研究でその可能性が示されているという。実際、たんぽぽの根のエキスが一部の皮膚がん細胞を死滅させたことが、ある研究で明らかになっている。