代表理事が恐れる「駆け込み寺なき未来」
だが一方で、同団体に関して「警察から逃げるための避難所として使われていた」(前出・立ちんぼ女性)「相談所のくせに成人男性が入れず、ルールが厳しい」(前出・トー横キッズ)などの声も上がっている。こうした状況について、玄氏はこう説明する。
「立ちんぼ女性がウチに避難してくることは日常的にありましたが、子ども食堂の実施も含めて、あくまで彼女たちとの情報交換の場を設けるためでした。当然、売春は脱法行為ですから『いつになったら(立ちんぼを)やめるの?』と注意していますし、そうした張り紙も掲示しています。
それと、利用者を性別で分けているのは女性の安全のために他なりません。過去には成人男性も受け入れていましたが、そこで男女のトラブルやお酒絡みの迷惑行為が起きたため、利用者を制限せざるをえなかったんです」
現在は、利用者の受け入れのほか、子ども食堂に関しても停止中。支援企業や寄付をしていた人からは返還を求められ、運営もままならない状態になっている。この危機的状況に、玄氏は「このままでは女の子たちも頼る場所がなくなり、都合のいいように大人たちに使われてしまう」と警笛を鳴らす。
田中容疑者が犯した罪が、今団体に重くのしかかっている。