日本駆け込み寺の「リアルな評判」

事件から1週間が経った26日の夜、本誌記者が大久保公園を訪れると、薄暗い街灯が照らす路地には5、6人ほどの女性が立ち並んでいた。見たところ10代後半〜20代前半がメインで、厚底ブーツに加えて、白と黒を基調としたミニスカートやニーハイを身につけている地雷系ファッションの女性が多い。

そんな立ちんぼ女性のひとりに話しかけると、メディアを渋りつつも、「駆け込み寺にはほぼ毎週行ってたから、田中さんが逮捕されたと知ったときは驚いた」と語った。

「あの団体で、女の子と一番関わっていたのが田中さんでした。事務所にいることが多いから、路上に立ってる女の子が通行人の男と揉めたりすると、『ちょっと田中さん呼んできてー』って感じで、他の女の子が田中さんを連れてきて『まあまあ』とトラブルの仲裁に入ってもらうことも多かった。

だけど田中さん自身は、ふだんから大人しい人というイメージで、急に怒ったりするタイプでもなかったので、薬物もまさかという感じでした」

大久保公園の向かいにある日本駆け込み寺
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日本駆け込み寺は、事件前まで週3回にわたって「子ども食堂」を実施。女性および18歳未満の男性を対象に無償で料理を提供していたため、食事目的で事務所を訪れたり、路上で売春相手の客待ちをするときの「休憩スペース」として事務所を利用する女性が多かったという。

「とくに今年の初めは赤ポリ(赤ベストを着た警察官)が毎日のように来てたから、大久保公園に見回りに来るときは、路上に立ってる女の子たちが『やばいやばい』って駆け込み寺に避難してましたね。私もその一人だったんだけど、多い日だと一気に7、8人の女の子が事務所の中に入って『赤ポリうざいわ〜』なんて愚痴ったりしてた。

別にそれに対して、田中さんを含めたスタッフは何も言ってこないし、そのときにホストの担当の愚痴を話したりしている子もいました。だから私にとって駆け込み寺は、相談所というよりも仕事の待機所って感じかな」(同上)

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