みやき町は28日、市村清記念メディカルコミュニティセンターとB&G海洋センター内で施設利用券などを販売する二つの券売機から売上金計約240万円が不明になったと発表した。鳥栖署に被害届を出している。当時のメディカルコミュニティ推進課の職員4人を10%の減給(1~3カ月)や戒告、民生部長を戒告の懲戒処分にした。
町の運用指針では1週間~1カ月に1回の頻度で収納処理を行うが、同課は昨年4月から同12月まで両施設とも処理をせずに、施設内の金庫で保管したり券売機に入れたままにしたりしていた。12月に券売機の売り上げデータと金庫などの現金を照合し、海洋センターで約225万円が不足していることが判明した。
メディカルコミュニティセンターでは、今年5月に決算前の最終確認をしていたところ、2月分の一部と推定される約16万5千円の入金処理ができていなかった。町は紛失と盗難を想定し、内部調査した。担当職員は定期的な収納処理を怠ったことについて「多忙だった」と説明し、金額が合わないことは「分からない」と話しているという。
会見で岡毅町長は謝罪し、「2度も不明金が発生し、行政の事務処理の怠慢で、公金の取り扱いに対する意識の低さがあった」と述べた。岡町長を減給10%(3カ月)、古川修一副町長を減給5%(同)にする条例案を6月定例議会に提案する。町では収納処理を連日行うとともに、公金取り扱いマニュアルを整備して再発防止に取り組む。(樋口絢乃)




