フジの日枝氏、32年務めた東海テレビ取締役も退任へ 後任に清水氏

有料記事

大平要
[PR]

 東海テレビ放送名古屋市)は28日、社外取締役を32年間務めた日枝久氏(87)=フジ・メディア・ホールディングス(FMH)取締役相談役=が、6月25日付で退任すると発表した。社外取締役の後任として、6月にFMHの社長に就く清水賢治氏(64)を受け入れる。

 東海テレビはFHM傘下のフジテレビ系列局で、FMHが3.3%出資している。日枝氏の在任期間は、今の取締役では最も長い。

 日枝氏は6月にFMHの取締役や関西テレビなどの系列局の社外取締役も退任する。東海テレビは「総合的に判断した」(総務部)としている。日枝氏は、この日開かれた東海テレビの取締役会を欠席したという。

 後任に清水氏を迎えることに…

この記事は有料記事です。残り210文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
大平要
経済部|名古屋駐在
専門・関心分野
企業経営、働き方、地方創生、産業政策
フジテレビ問題

フジテレビ問題

元タレント中居正広さんと女性とのトラブルへの対応が問題視されているフジテレビ。事態は社長と会長の辞任に発展しました。フジ側は第三者委員会を立ち上げましたが、依然厳しい視線が注がれたままです。関連記事をまとめています。[もっと見る]