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渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

紋章

2025年05月29日 | open



全剣連の全日本大会居合道
七段の部
で全国優勝をした
神奈川の道場の弟弟子が師
匠の下から独立して横浜で
主宰する
居合道場の紋章。
まるでMCエイトコマンドゥ
の紋章のようだ。
主宰者は二輪乗り。斬鉄剣
小林康宏刀発注者。数口を
所持する。その道場に通う
お弟子さんたちも皆康宏刀
を差料としている。学生時
代に学生全日本で日本一に
なった女性もカワサキのバ
イクに乗る乗り人だ。

世の不思議として、真剣日
本刀の刀術者の居合人
には
なぜか二輪乗りが多い。
それは時代を超えて。
私の世代も先輩も後輩も。
60年以上前に英国ノートン
のワ
ークスライダーだった
日本人の居合高段者の方ま
で神奈川県にはいる。
かくいうMC8Cも全員が日
本刀愛好者であるし、刀術
者でもある。
日本刀とモーターサイクル。
どこか深い所で相通じるも
のがあるのかもしれない。
二輪には本来は剣と通じる
その要素がある。
「死線を駆け抜ける」とい
う点
で。 
死の虞があるから避けて二
輪には乗
らないのではなく、
自らあ
えて状況の中に突入
して何
事もなく自力でクリ
アして死線を
突破するのだ。
実戦剣戟と全く同じである。
縁側で日向ぼっこしてお茶
を飲んで危険を回避するの
と、自ら状況の真っただ中
に踏み込んでそれを突破す
るのとでは、同じ無事でも
泥の差がある。
その違い。
二輪と剣はとても似ている。
要は人間次第、であるのだ
が。


 
 


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