「小麦・植物油・乳製品・甘いものが毒なわけない」
「そんなの日本人は昔から食べてるじゃないか」
「江戸時代には屋台の天ぷら屋が流行した」
「明治時代にはアンパンが売られていた」
そういうことを言ってくる人は後を絶ちません
「昔」っていつの話をしているんですか?
僕に言わせれば歴史の捉え方が全然短すぎます
「民族の歴史」で考えてみて下さい
この日本に最初の人類がやってきたのは3万年以上前です
そこから日本民族の食文化は始まっているのです
例えば3万年を30cm定規に置き換えた時、1mmは100年です
「日本人は昔から四毒を食べていた」と主張する皆さんの言う「昔」つまり江戸・明治はどの辺りですか?
せいぜい1mmか2mmです
全然「昔」じゃないんです
ごくごく「最近」なんです
戦後のGHQによる食料転換政策に至ってはごくごく最近も最近です
生物が持つ遺伝子はそんな短期間では変化に順応できません
だから現代は病気が激増しているんです
食事は人間の身体の根幹をなすものです
民族の体に合わない他民族の為の食事を「進歩だ」「豪華だ」「華やかだ」「美味だ」と言って有難がり、
本当に有難がるべき日本民族の食事を軽視した結果が、現代日本の病気(生活習慣病、慢性疾患、自己免疫疾患)と医療費の激増です
海外の文化に学ぶこと、良いものを取り入れることを否定しているのではありません
ただ私達の身体はあくまで日本民族の身体だということです
どんなに時代が進んで選択肢が増えても、自分たちが何者であるかを忘れてはいかんのです